蚊柱 かれらはなぜぶつからない
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目で周囲の動きを見ている
ユスリカは複眼を持ち、近くの個体の動きを素早く捉えています。 -
空気の流れを感じている
羽ばたきによるわずかな空気の変化を触角などで感じ取り、接近した相手を避けます。 -
一定の距離を保つ行動
一匹一匹が「近すぎたら離れる」という単純なルールで飛んでいます。この単純な行動だけで、群れ全体が球状にまとまりながら衝突をほとんど避けられます。 -
飛ぶ速さがそれほど速くない
人間には激しく動いて見えますが、一匹ごとの速度は極端には速くないため、進路を修正する時間があります。
実は、全くぶつからないわけではありません。時々は接触しています。しかし、群れ全体から見ると非常に少なく、多くはすぐに体勢を立て直します。
興味深いのは、蚊柱には指揮者がいないことです。中央で命令する個体はおらず、それぞれが近くの数匹だけを見て行動しています。その結果として、まるで一つの生命体のような球体が生まれます。
夕暮れの逆光の中で見る蚊柱が、生き物というより「呼吸する球体」のように見えるのは、この集団行動によるものです。あなたが以前書かれていたように、あの光景から宇宙や生命を感じる人がいるのも、不思議ではありません。