矢野さんは自発的に草を刈って村の景観を大事にしている。その姿は美しい。刈っている斜面は決して自分の土地ではないのにかかわらず。聞けば、草刈りは趣味だけん。と謙遜される。こういう人こそ誠に徳の高い人である。だいぶ高齢になられたが、若い頃は女性がお好きでお酒が好きで笑わせる事が大好きな方だった。おしゃべりが上手で観光バスガイドも一時期だがしたという。尊敬しますよ先輩。先輩に見習い今日は朝夕、草刈りだな。じぶんのところは後でいい。せんでもいい(笑)より方言 しぇんしぇん。しぇんばい。すーっかぁ。 『徒然草』第38段 「名利に心を奪われ、隙間もなく一生を苦しむのは愚かである。財が多いと身を守るのに迷うこともなく、むしろ害を招き、災いをもたらす原因となる。」 "It is foolish to be consumed by fame and fortune, suffering through life without respite. Having great wealth not only fails to protect oneself but rather invites harm and causes misfortune." 名声や富に溺れ、安息のない人生を送るのは愚かなことである。莫大な富を持つことは、自らを守るどころか、むしろ害を招き、不幸をもたらす。