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かぼちゃはどうやら? 69話

苗植えしてほっぽらかしの甲佐のかぼちゃ。行きそびれて行けんかったわ。枯れとるどか?きょうは行かんとな。阿蘇から一時間十五分か。3時終わるで、4時半は間違いなかろ。 ま、これはドル箱にもなる大事な仕事や。生産力と売り上げ額がないと農園母体のお上の財団が認めてくれん。。社員の皆の待遇だって改善せなあかん。パートは労災さえないんやで!それには売り上げが必要じゃ。米だけでは軌道に乗らん。 甲佐の気温は見事にかぼちゃには適正な気温。水が少ない甲佐の山手の田んぼは米作が不可能な圃場が何町もある。すべて耕作放棄地。これをどうするかがぼく様の新新プロジェクトや。もちろん無農薬。現在でも3町依頼がある。 しかしなぜか甲佐ではかぼちゃ生産者は皆無だ。ぼく様が実績をつくらないと皆信用しない。売り先は西原村の南瓜部会で卸せる手配もした。なので何十トンでも出荷できる。市場は北九州の卸売り市場。ここまで段どって、水やらんかったから枯れたーじゃね。笑われるわ。今日は行かんとな。 不二子はんきょうは遅なるで。へー。いってらっしゃいどす。大事なしごとや!がんばってやー。うーっす(笑) さすがやな不二子はん。あいしてまっせ!!ぶるるるる。遅せーぽんこつ!

土壌菌培養

土壌微生物に着目し、実行したのは昨年のかぼちゃ栽培であった。 これまで実験して来た事を振り返ると、有機肥料だけで栽培しても化学肥料だけで栽培しても思わしくない成長と収量である事があった。 確かに大量の有機肥料を入れると収穫量は増えるが、窒素があまりに多くて味が美味しいとは素直に言えないものが出来る。適正投入量が必要だが、それでも私には疑問が付きまとっていた。 それはどうして毎回毎年、これだけの量の肥料が必要なのかと。 有機質の肥料は分解速度が遅くて5年以上かかる場合が多い。毎年入れるならそれは過剰のはずだ。それにこの肥料の菌類は土着菌ではない。と言う事は定着する率は低いはずだ。  また土壌菌の多様性も失われつつあると聞く。   さて、土壌菌はいくつかに分類される。 ひとつはバクテリアである細菌、次が放線菌、糸状菌、藻類とある。  昨年私は無施肥かぼちゃの栽培を観察していたが、これでは生育は難しいと判断し、ペレット鶏糞を撒いた。そしてこれは菌類が土壌に足りないのだと判断し、土壌菌培養液を制作。 2種間ほど発酵したのでかぼちゃに散布。 結果は十分な品質のかぼちゃが収穫出来た。   次に私が着目しているのは鉄バクテリアだ。 鉄バクテリアは農業でも利用でき、 水中のリンを吸着してリン酸肥沃度を高めるとある 。 幸い試験場の川には鉄バクテリアのコロニーが大量に存在している。 私は、この鉄バクテリアを土壌菌培養容器に入れ、現在様子を見ている。   ...

夕立の翌朝

夏時間は涼しい朝の3時から10時ごろまで仕事。残りは夕方。 昨夜は冬至カボチャの苗を作るために苗箱に100粒播種。 やっぱり畑で大量に生産できるノウハウを持っているのはカボチャかなと思い直した。 栗大将は美味しいと喜ばれるし200玉ほどなら物産館ですぐに売り切れる。  しかし今朝は涼しい。 夕立は人にも作物にも有難い。  

かぼちゃを播種

高い気温で明日から雨が続く。絶好の播種日和。そして満月前で月齢もいい。 このチャンスは逃せないので今日に決定。

かぼちゃの顔は見たくない

かぼちゃはね食べるのも好きじゃないのが災いするのか、うまく出来ませんね、私には。 かぼちゃ栽培から撤退!

収穫の秋

今日から来月半ばまでかぼちゃや米の収穫が始まる。 田んぼは台風後の手直しが終わり水を入れる事ができた。さほど被害は大きくない様だ。 皆んなとの収穫祭が喜べるよう頑張ろうか。  

無農薬のかぼちゃ収穫始め

夏播きかぼちゃで無農薬栽培が可能となった。 放任栽培にして様子を見ていた。うどんこ病も多少発生したが元気なのでそのままにしていたが良いサイズのかぼちゃが出来たので収穫を始める。放任栽培だと収穫時期がばらばらになるのが問題点だがまずは成功。 やはり植物を芽かきや摘芯などして傷つけるのは病気に対しての抵抗性を弱めるようだ。   植物性有機肥料と化成肥料を使用。 理由は動物性肥料を使うと外来種の雑草がものすごく発生する。圃場には何年も前に入れた牛糞堆肥に混じった外来種雑草が未だ発生する。動物性肥料は使えず適正な量の半分以下を化成肥料にして追肥として表土表面に撒く様にしている。この方法なら土に混ぜるやり方より土中環境への変化を和らいでくれないかと期待している。

万次郎作戦

美味しいカボチャを作るなら肥料は最小限にして育ちが悪いくらいがいい。 一株で1000個も出来る万次郎だけど、30個も無いほどが一番美味しい。 1kg400円で売ってるけど美味しかったら高くはないですよ。 ええ、本当に美味しいですから。  体にすっとなじみます。

商品開発

米が出来ると1週間で売り切れるので家の米はヒット商品と言える。まだまだ需要に足りていないのでこのまま拡大して行く計画。 かぼちゃは作るだけ買ってくれる部会があるので何も問題ない。まあ安いけど。 問題は麦なんだよな。販路を確保しない理由は単価の安さだ。米の半分しか収量がない上、単価も半分だ。これでは生産したくなくなるというもの。いろいろ考えるが、原麦で売るより加工すれば希望金額に近くなる。試しに乾麺棒うどんを益田製麺工場さんに頼んでいる。そういうアプローチが大事なようだ。麦は商品開発が必要。

麦刈とカボチャ

今日は甲佐のミナミノカオリというパン小麦の収穫を午前中に行う。主に病院の患者さん用に使う。もちろん無農薬栽培。午後からはこちらでファッロの収穫。ファッロは今年で一旦中止とするので種用の収穫がメイン。 固いもみ殻を外す脱籾機が必要でまだ購入予定が立たない。種は数年保存可能だからまた機会を伺おう。残りはコラサン小麦だが一番遅い熟れ具合。梅雨期収穫は赤カビ発生が怖いな。麦刈の後は麦藁を漉き込んで石灰を撒きph調整とアルカリで分解促進を行い動物性堆肥なしでカボチャの栽培予定。もう外来種の雑草の種が入ってる動物性肥料は使いたくない。播種する列は麦藁を大量に土に漉き込んでいるのでそれだけで栽培予定で残りは不耕起にして雑草対策とカボチャの蔓を這いやすくする。それでも施肥が必要なら菜種油粕などの植物性肥料か状況に応じて化成肥料を追肥として表土に撒く方が環境や作物に問題が少ないと判断した。うどん粉病で農薬が必要な場合、有機農産物の日本農林規格(有機JAS)に適合のカリグリーンのみを使う予定。

充実の自家用野菜

出荷用苗を作る傍ら自家用野菜も多品目になってきた。 一般的なナスやトマト、ピーマン、芽キャベツ、タケノコキャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、パセリなどは近くのコメリで苗を買って植える。トマトやナスなど私の圃場では発芽したばかりというのに加温栽培の苗屋の速さに驚く。   自家製で育苗している品種は、記憶の順番で?? コラゾントマト、フィレンツェナス、バジル、ネギ、唐辛子、春菊、獅子唐、アーティーチョーク、アスパラガス、ルッコラ、ラディッシュ、レモン、アボガド、ローズマリー、ホウレンソウ、熊本京菜、三つ葉、里芋、ベビィリーフ、クレソン、セリ、イタリアンパセリ、セロリ、スティックブロッコリー、高菜、ニラ、大蒜、スナップエンドウ、フェンネル、ジャガイモ、コリアンダー、ラベンダーミント、苺、白南瓜、赤南瓜、栗子南瓜、神田小菊南瓜、多品種小麦、南部小麦、ファッロ、コラサン小麦、ダイシもち麦などなど。 結構育ててますね。 ここ数日は5月並みの日差しと気温だったがまた少し下がるので霜対策が必要だ。

奥会津金山赤かぼちゃと鹿ケ谷かぼちゃの播種

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奥会津金山赤かぼちゃ   京都の鹿ケ谷かぼちゃ   両方のタネを先日収穫したかぼちゃから自家採種し、夏蒔きで昨日播種。 奥会津金山かぼちゃはまだ試食していないが、鹿ケ谷かぼちゃは美味しい日本かぼちゃだった。 京都では一時期、かぼちゃといえばこのかぼちゃであったという。 美食に慣れ親しんだ京都の人々の間でこの品種が愛された理由がよく分かる。 奥会津金山赤かぼちゃは西洋かぼちゃの品種。 東京では一玉2600円すると聞く。 唐芋や栗のような味がする美味しいかぼちゃだそうだ。 近所で仲のいい床屋さんより頂く。 また、ハロウインかぼちゃの固定種ジャックオーランタンも収穫。 私は米や麦が好きだが、少しだけかぼちゃも楽しくなって来たかな。

塩かぼちゃ

この夏、塩かぼちゃを考案し現在栽培している。 春蒔きかぼちゃで得たことは、親蔓一本仕立ての小さいかぼちゃが美味しいと言うことだった。 その差は歴然としていて、栗かぼちゃはより栗の様になる。 また、腐りにくくなり保存性が向上する。 夏蒔き塩かぼちゃでは、農薬は一切使わず施肥は緑肥を基肥として追肥は化成肥料で管理する。   〈化成肥料を使う理由は現段階では有機肥料である動物性肥料を使うよりも安全であるからの理由で判断。  但し、化成肥料を土に混ぜる事はせず、追肥としてのみ使い土表に撒くだけとする。〉   塩を5反に20kg程、苗の外側1m程にスジ状に撒く。 余り苗の近くに撒くと苗が枯れる事もある。  また塩を撒くタイミングも大切な様だ。   〈 このブログでヒントを得た方は小面積で実験して判断してください。 〉   かぼちゃはストレスを感じて小さく育つ。 いわゆる塩トマトと同じ原理だ。 布田鶴という圃場にて2000株の実験実証栽培しているがJAの職員と相談しながら塩かぼちゃとして商品化する方向で取り組んでいる。

やつだ農園もカボチャ部会へ出荷

甲佐のやつだ農園で私がカボチャを提案 空き圃場 20a を利用して栽培出荷する 8月6日播種  来年は3ha に拡大計画

中休み

このところ?いや、ずっと忙しい。 夏撒きかぼちゃは6月終わりから7月頭に播種したが、成長がすこぶる早く既に1m程伸びたので整枝作業と雑草管理を行う。 初の栗カボチャ無農薬栽培と無動物性肥料、無化学肥料達成のため、緑肥+塩を施肥して土壌電気伝導度を改善し根から養分の吸収効率を高めようとする実証実験を行っている。 <一般的には塩を与えると生理障害もしくは枯れるので真似しない様に。> 甲佐の米は雑草対策に追われるが、耕作放棄地初年度にしてはいい調子に成長している。  来季3haの圃場追加のプランも検討。 いよいよ麦の作付面積を拡大する時期に来た。 という訳で深夜零時から夜9時まで起きて、全く休む暇なしの日々だったので、今日は思いっきり休むことにした。 釣り三昧の一日。 少しは気分転換出来ました。
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夏まきかぼちゃ

明日の甲佐での田植えを終わると、その後は春まきかぼちゃの収穫の最中であるが、夏まきかぼちゃの栽培が始まる。 なかなか忙しい。   夏まきかぼちゃの計画は総数2000粒だが、先行して500粒今日種を浸漬。 残りは7月11日に予定。 私のデータでは7月中旬播種がベストだが梅雨が明けが早い予想が多い。 かぼちゃは初期育成では多くの水を好むので梅雨の終わりを利用したい考えであった。 一般的にかぼちゃは高温時には雌花が咲きにくくなるので九州での冬至かぼちゃの播種は8月中旬となっている。 何度か試したがこの地では8月中旬は発芽時に雨が降らず潅水しても成長が鈍い。 今年の判断は如何に。   くり系かぼちゃの親蔓1本仕立ての栽培は本当に美味しいかぼちゃが出来る。 特にこの品種は皆が喜ぶので私としても作っていてやりがいがある。 今年の夏まき栽培では動物性肥料を使わず、緑肥を基肥とする。 まだまだかぼちゃは私の求める農業には程遠いが、やっと一歩前進する事となった。    

かぼちゃの収穫開始

春植えかぼちゃ、くり大将の収穫が始まる。 梅雨入りが早くどうなるかと思ったが晴れ間も多く助かった。 2月終わりに播種したので田植えと重なる。 私は今は稲作に集中したいのだが、こういう時は人手が欲しいものだ。 さてと、なんとかやりくりしながらルーチン化して対応しよう。

緑肥と塩類で施肥量を確保する計画

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畑の電気伝導率に着目 塩類が程よく多いほど電気伝導率は高いので植物は養分を容易に吸収できる。 少ない施肥で十分な養分を与えられるかの実験。  目的は緑肥と塩類でカボチャを育てる事。   ひとつの方法で塩をまく。 麦類は海水などを撒いた方が根張がよく、よく育つことが知られている。 海水なのでNaClである塩化ナトリウムが多い。   亜鉛・鉄・カルシウム・カリウム・マグネシウム・リン・銅・マンガンなどのミネラルも塩類だ。 NaClに弱い植物はそれ以外の塩類を使う事も出来るだろう。 さて簡単な方法は並塩などのミネラルの多い塩を撒けばいい。 もちろんNaClに耐性のある植物の場合だ。  そうすれば僅かな施肥でも効率よく植物が養分を吸収出来はしないか。 もし、これが成功するなら、肥料食いのカボチャが緑肥のみで慣行農法並みに育ちはしないか。 かぼちゃは多少塩類のNaClに耐性があるらしいが、多量は禁物。 7月播種のカボチャで実験したい。   https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/hozen_type/h_sehi_kizyun/pdf/kana_34.pdf   https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/hozen_type/h_sehi_kizyun/pdf/08450305sakumotu1.pdf