第12章 信号 565話
よしろうはんが運転すると8割、、いや9割は信号が青に変わる。 最初は変やな思てたけど、そうなるねん。。 「おや、珍しい。今日は赤や」 周りを見渡すよしろうはん。 煙草に火をつけてまっていると、アルマーが学校から帰って横断歩道を歩いていた。 なるほど。そういうことか。 軽トラに乗ったままアルマーを呼ぶ。 気付いたアルマー。 こっちだと指さす。青になり左折すると広場があってアルマーは待っていた。 乗ってや。 はい。 「今日早かったな」 はい 「頭痛があるんです」 「そら大変や、病院いこか」 いいえ 「家で休みたいです」 どれ? 「熱はないな。わかった。帰ろう」 ぶぶぶるる。軽トラに違和感なく乗るアルマー。 家では不二子はんが庭帚で掃除していた。 あら 「お帰りやす、どなんした?ふたりで学校サボったんか(笑)」 うん 「アルマーが頭痛いんやて」 はい。お母さま。 どれ? 不二子も額に手を当てる。 「熱ないな」 はい 「レモン水冷えとるからそれ飲んで休んだらええ」 はい。お母さま。 「ありがとうございます」 大丈夫やろか不二子はん。 へー きっとあれですわ。 ? ごにょごにょ ほう。 あーそうか。 へー