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第14章 不二子はんの「里芋はんが主役どす」 634話
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「あん様、今日は手羽元の骨で出汁を取って、里芋を炊きますえ」 不二子はんは、手羽元を圧力鍋に入れる。 「まず低圧で10分。圧が下がったら里芋を入れて、もう10分。これで鶏の旨みを里芋に移すんどす」 里芋は皮をむき、大きければ半分に切る。醤油、白だし、赤酒で味を整え、ほんだしは必要なら少々。お酢も使うなら、後味を引き締める程度に控えめに。 「ええか、調味料は足し算ばっかりしたらあきまへん。里芋そのもののおいしさが消えてしもたら、何のために炊いたんかわからしまへんやろ?」 不二子はんは、煮汁をひと口味見した。 「うん、よろし。あとは火を止めて、味がなじむのを待つだけどす」 煮物は冷める過程でも味がなじむ。翌日、温め直していただくのも楽しみのひとつ。保存するときは、粗熱が取れたら冷蔵庫へ入れることも忘れたらあきまへん。 さて、翌日の昼下がり。 よしろうはんが鍋の蓋を開け、里芋をひとつ口に運んだ。 「……これは、うまいな」 「そやろ? 手羽元はええ仕事をしてくれましたけど、今日の主役は里芋はんどすえ」 よしろうはんは返事もせず、もうひとつ。 不二子はんは、にこにこしながら眺めていたけれど、ふと鍋をのぞき込んだ。 「あら。あん様、味見いうのは一個で済ませるもんと違いますの?」 「いや、味がしみてるかどうか……」 「二個目でわからへんかったん?」 三個目に箸を伸ばした。 不二子はんは、すっと鍋を引き寄せた。 「はい、そこまで。残りは夕飯どす」 「ええやないか、里芋くらい」 「あら、里芋くらい言わはるんやったら、夕飯のおかずが減っても文句はおへんな?」 箸を置いたよしろうはん。 不二子はんは、里芋を鍋に戻しながら、涼しい顔でひと言。 「おいしいもんほど、分け合うて食べるんがよろしおす。……まあ、誰と分け合うかは、別の話どすけどなぁ?」
いつでも挑戦🔥
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FBで親しくなった女性との会話は有意義だ。 彼女は母国語であるポーランド語は勿論、フランス語をかなり高度に、英語も堪能。 有能な女性であり、引き出しが多いのにいつもびっくり! 僕と話すうちに日本語を学びたいと言う。 元々三島由紀夫文学や演劇を愛していた。 アプローチが早く、早速現地のネイティブスピーカー教師を選んだ。 年齢だって僕より少し若いくらい。 でも彼女が言うには、ヨーロッパ圏に住むものからみれば、一番難しいのが日本語だという。 ヨシロウ、あなたはいったいどうやってこの言語を学んだの?とジョークを言う。 素晴らしい。 私はこの歳になって日本語を学ぶ事を誇りに想うと語る。 そうなんだ。 行動した人にしか訪れない生きがいを感じる高揚感🔥 僕だってまだまださ。 年齢を重ねる程大事かもしれない。 新しいことをすると新しい世界が見える。 辞められないね! 僕はカラス語を話すんだよとお茶目に言ったら、こんな本と教えてくれる彼女。すごいね(笑)
第13章 不二子はんの「みそ汁のだし論」 633話
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「よしろうはん、みそ汁のおだしいうもんは、濃ければええっちゅうもんでもないんどすえ。 写真でいうたら、森山大道はんみたいに、コントラストが強うなると、黒と白が際立ちますやろ。せやけど、そのあいだにある微妙な諧調が、ちょっと見えにくうなることもありますの。 おだしも、よう似てますねぇ。 風味が強すぎると、お豆腐はお豆腐、大根は大根、それぞれが持ってる味が隠れてしまうことがありますやろ。せっかくの持ち味やのに、ちょっと惜しいことどす。 おだしは、自分の味を知ってもらうことばかり考えんと、素材のおいしさを引き立ててくれたら、それでええんと違いますやろか。 お豆腐にはお豆腐の味があって、大根には大根の味がある。無理にひとつにしてしまわんでも、同じお椀のなかで、それぞれがおいしく調和する。うちは、そんなみそ汁が好きなんどす。 それに、おだしいうもんは、素材と素材のあいだに、ええ『間』をつくってくれるんかもしれませんねぇ。 ……あら、いけませんわ。 みそ汁のお話をしていたはずやのに、いつの間にか写真の話になって、今度は人生のお話どす。よしろうはんとおしゃべりしてると、話の寄り道が多うなりますなぁ。 「ぼく様のせいかい?」 まあ、そう急いで結論を出さんといておくれやす。お話にも、煮えるまでの時間が必要ですやろ。 人と人とのお付き合いも、みそ汁のおだしと似たところがありますねぇ。 自分の思いを強う出しすぎたら、お相手の声が聞こえにくうなる。かといって、遠慮ばかりしていたら、今度は自分の味まで伝わりません。 大切なんは、どちらかが我慢して相手に合わせることやのうて、お互いの持ち味を残しながら、心地よい間合いを見つけることやと思いますの。 近すぎず、遠すぎず。それでいて、気持ちはちゃんと届いている。 そんな関係がええどすなぁ。 まあ、口で言うほど簡単やないから、人間いうもんはおもしろいんやけど。 さて、今夜はおいしいみそ汁でもいただきまひょか。 誰かと一緒やったら、同じお椀のお味も、ひとりのときとは少し違うかもしれませんねぇ。お料理いうもんは不思議どす。同じ材料で、同じように作っても、誰といただくかで、なんや気持ちまで変わりますやろ。 そうお話ししていたら、よしろうはんが、妙に真剣なお顔で尋ねはりました。 「不二子はん。ほな、ぼく様の味はどないなん?」 「まあ、よしろうはん。ご自分のお...
Lyrics The Long Way Home 遠回りの記憶
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The Long Way Home 遠回りの記憶 Lyrics: Shinkawa & ChatGPT & Claude [Verse 1|Aメロ1] I walked the terraces through morning mist 朝霧の残る棚田を歩いてた Just like I always used to do いつものように歩いてた Morning dew soaked through my loafers ローファーを濡らす朝露 You were walking just ahead of me 君は少し先を歩いてた A little scar left on the old house wall 軒先に残る小さな傷 The hat I lent you, still gone 貸したままの帽子 Funny how I still remember things like that そんなことまで覚えてる Even as other things slip away 忘れたこともあるのに [Pre-Chorus|Bメロ1] We never made promises 約束はしなかった We never talked about the future 先のことも話さなかった Our ways home slowly drifted apart 帰り道が少しずつ 別々になっただけ [Chorus|サビ1] Let's take the long way home 遠回りして帰ろう I felt like doing that today 今日はそんな気がした Among the wind that sways the golden rice 稲穂を揺らす風の中 I found myself remembering your voice 君の声を思い出した Were we lovers? 恋人だったのか Or were we something else? そうじゃなかったのか I guess I'll never really know 今となってはわからない All I know is, back then ただ あの頃 We walked together 一緒に歩いていた [Verse 2|Aメロ2] The sky...
第13章 研究者の自己パロディどすえ♡ 632話
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「あら、よしろうはん。彼女でも探さはるの?」 「せやねん。不思議なことに、モテへんわけやないのに、お声がかからへんのよ。なんでやろ?」 「そら、研究せなあきまへんなぁ。仮説は?」 「怖い。不安定。気難しそう……とか?」 「あらまぁ。ずいぶん物騒な研究対象どすなぁ(笑)」 「そやけど、料理は上手やし、掃除もそこそこするし。片付けは苦手やけど、やるときは徹底するし。運転は上手、気前もええ。米もつくるし、写真も論文も楽器もやるで」 「まぁまぁ、履歴書に書いたら、なかなかのもんどすえ」 「せやろ? 顔はあかんけど、服装もそれなりにちゃんとしてるしな」 「……よしろうはん。ひとつ聞いてもよろしおすか?」 「ん?」 「それだけご自分の長所を並べはって、肝心の女性の気持ちは、どこで研究しはったん?」 「……あ」 「ほほほ。研究者いうもんは、自分の専門分野やと難しい理論も組み立てはるのに、恋愛になると急に自分ひとりで結論を出さはるんやねぇ」 「昔はお声がいっぱいかかったんやけどなぁ」 「昔は?」 「昔はよう笑ろてた。最近は目が据わってるんやて」 「あら、それは大変。お米の出来具合を見てるときも、写真の構図を考えてるときも、女性を見てるときも、同じ目ぇしてはるんとちゃいます?」 「そうかもしれんなぁ……」 「ほな、ちょっと笑ろてみなはれ」 「こうか?」 「いややわぁ。そないに真剣に笑わんでも(笑)」 「なんでや!」 「ほら、今の顔どすえ。ええお顔やないの」 「ほんまか?」 「ほんまどすとも。けどねぇ、よしろうはん」 「なん?」 「女性に声をかけてもらう方法を研究するより、気になる女性にご自分から声をかける研究を始めはったら、どないどす?」 「……それは、研究費が要りそうやな」 「あら、そこは気前がええんとちゃいますの?」 「うーん……」 「論文は書けても、恋文は書けへん。写真は撮れても、女性の心は撮れへん。ほんま、研究者も難儀な商売どすなぁ」 「ちぇっ! もうええ歳やしなぁ」 「あら、よしろうはん。歳のせいにしたらあきまへんえ。恋愛に定年はおへんのやから」 「ほな、まだ可能性はあるんか?」 「さぁて。それを確かめるんが、これからの研究やおへんか」 不二子はん、にっこり。 人間いうもんは、自分のことがいちばんわかってるようで、案外わかってへんもんどす。 せやけどねぇ。 研究...
ブログアクセス統計
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私の3つのブログの中で、CASA BLANCAのブログが一番アクセスが多い。 2017年頃に始めて、総計34.1万アクセスになる。 現在の月2万アクセスは、ブログのジャンルでは比較的多い方だ。 ただ、以前も言ったように、日本より海外からのアクセスの方が多い。 日本からの16.7万アクセスの大半は私自身である。 フランスが多いのは、フランスのウェブマガジンで私の写真が表紙と16ページの特集で紹介されて以降、伸びたためだ。 アメリカ、シンガポール、ドイツは、ロボットクローラーが大半ではないかと思う。 日本のアクセスの実質は、アメリカと変わらないだろう。 今の伸びは、フェイスブックからのアクセスが増えたことによるもので、過去のピークを超えた。 エンターテインメント性のある記事、音楽紹介、不二子はん文学、論文、写真、稲作と、多岐にわたるこのブログを、意外と多くの人が繰り返し訪れている。 写真はさておき、嬉しいのは、写真理論や農業への思考をフェイスブックでリンクすると、必ず反応があることだ。 好意的な意見が大半で、懐疑的な意見はない。 議論の大半は、物事を前進させる議論だ。 これほどやりがいのある発信は、なかなかない。 有難いことだ。
Eminem ft Sia - Love Me When I'm Broken (New Emotional Love Anthem 2026) Out Now!!!
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第13章 トマト缶と秋ナス、どないなりますのん? 第631話
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あかんたれさんが帰って来はった。。 昨日の煮大豆とあさりと豆苗のスープ。 あれだけでも、なかなか滋味深いお味やったんどすけど、よしろうはん、何や思いつかはったようどす。 トマト缶を追加して、さらに「秋ナス」まで入れるんやて。 あらまぁ、そらまた一気に洋風になりそうどすなぁ。 トマトの酸味に、あさりのお出汁。 煮大豆のほっこりした甘みが加わって、そこへ秋ナスがじゅわっとお出汁を吸い込みますのえ。 「秋ナスは嫁に食わすな」なんて申しますけど、よしろうはんとこでは、誰が食べてもよろしおす。 お嫁はんに隠して食べるほどのもんやおへん。 むしろ、ようけ食べてもろたらよろしおすなぁ。 ……ところで、よしろうはん。 昨日は博多へ行く言うてはりましたなぁ。 それが今日は、トマト缶に秋ナスどすか。 お料理の話やのうて、何や別の話を隠してはるんとちゃいますやろか。 不二子はん、ちょっと気になりますのえ。 【不二子はんのひと言】 あらまぁ、男はんの行動いうもんは、スープのお出汁よりも奥が深いんどすなぁ。 トマトの赤みに、秋ナスの紫。 さて、よしろうはんの胸の内は、何色どすやろ。 ……聞かんほうが、よろしおすか? うふふ♡
The Pretty Reckless, live at Hellfest Open Air 2026 – ARTE Concert
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第13章 今夜の晩ごはん 煮大豆とあさりと豆苗のスープどすえ♡ 630話
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今夜は、煮大豆にあさり、豆苗を合わせたスープどす。 あさりのお出汁がじんわり出て、煮大豆のほっこりした甘みとよう合いますのえ。 豆苗は最後に入れて、さっと火を通しますの。 味付けはお塩とお醤油をちょっぴり。あさりのお出汁がええ仕事をしてくれますさかい、余計なことはせんでもよろしおす。 大豆のたんぱく質に、あさりの鉄分やビタミンB12。豆苗のビタミンもいただける、身体にもうれしい晩ごはんどすなぁ。 豪華なお料理やのうても、素材のおいしさを生かしたら、それだけでご馳走になりますのえ。 さて、今夜もおいしゅういただきまひょ。 【不二子はんのひと言】 あらまぁ、あさりのお出汁に大豆の甘みやなんて、なんとも滋味深いお味になりそうどすなぁ。 お腹も心も、ほっこり温めておくれやす。 うふふ♡ 不二子はん! どないしましたよしろうはん。 明日にしてくれへんか。 なんでどす? ちょっと用事で出かけんねん。 へー 聞いてまへん? どちらへ。 博多や。。 それ一昨日の話やで?? 怪しおすなぁ 。。
# ブランド米をやめる。田んぼに多様性を取り戻す。 ## CASA BLANCA、米づくりの次の段階へ
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# ブランド米をやめる。田んぼに多様性を取り戻す。 ## CASA BLANCA、米づくりの次の段階へ 今年の米は、収量が低かった。 しかし、味はこれまでで一番よかった。 噛んだあとから、じわりと甘みがやってくる。いやみがない。炊き上がった米は光り、食感はべちゃつかない。 米というのは、こんな味がするものだったのか。 今年の収穫は、そんなことを考えさせてくれた。 CASA BLANCAでは、自家採種を10年続けてきたニコマルを中心に、複数の品種を同じ圃場で育てている。ただし、これは単に余った種を混ぜたものではない。 僕が目指しているのは、特定のブランド米を毎年均一に生産することではなく、複数の品種から構成される米を、自分の圃場で作り出すことだ。 ## 単一品種でなければならないのか 現在の米づくりでは、品種の純粋性と均一性が重視される。 ブランド米は、品種名そのものが品質の保証となり、消費者に選ばれる。しかし、圃場全体を一つの品種で揃えるという生産のあり方は、病害虫への対応や栽培管理の面で、農薬への依存を強める一因にもなり得る。 もちろん、単一品種であれば必ず農薬が必要になるわけではない。だが、同じ遺伝的性質を持つ稲が広い面積を占めれば、その品種が弱い病害虫に対して、圃場全体が同じように影響を受ける可能性がある。 ならば、田んぼの中に異なる性質を持つ稲が共存していたらどうなるだろう。 草丈、出穂期、茎の強さ、病害虫への抵抗性。異なる性質を持つ品種が同じ圃場に存在することは、稲作のあり方を考え直す一つの手がかりになる。 ## 江戸時代の米づくりから考える 僕が関心を持ったのは、農薬が存在しなかった時代の稲作だ。 江戸時代の稲作では、種を自家採種でつなぐのが普通であり、稲は現代の品種ほど固定されていなかったと考えられる。 そのため、同じ田の中に性質の異なる稲が混ざって育っていたと推測される。 現代のように圃場を単一品種で統一するのが当たり前ではなかった時代の田んぼのあり方は、品種の多様性と稲の生育、病害虫への対応を考えるうえで興味深い。 ただし、これは推測であり、昔の稲作がすべて混生だったと言えるわけではない。 多品種であれば農薬が不要になると単純に結論づけることもできない。 それでも、近代の米づくりを唯一の正解と考えず、過去の農業が持っていた多様性に目を向け...
田んぼの足し算引き算
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無施肥って、いいことだと思われてるよね。 でも僕は、無施肥は良くないというか不自然だと思う。 食味は確かにいいんだよ。タンパク質が少なくなって、香りが良くて、甘すぎなくて、食感もいい。古くなっても味落ちが緩やか。 ただ、田んぼには足し算と引き算がある。 米を収穫すれば、田んぼから引き算される。肥料を入れないなら、足し算は自然任せになる。1反7俵とれたら、420kgを田んぼから持ち出す。これだけでもわかるでしょ?なんで補わないのか。 近年の多収米は、施肥があって初めて多収できる品種だから、無施肥だとむしろ収量が低くなる。足し算が足りないところで、引き算だけ大きい品種を育てているようなもの。 今年、同じ無施肥の圃場で、赤米の神丹穂とつきあかりを比べた。神丹穂は平均30本の分けつで、穂長は27cmくらい。多収米であるはずのにこまるやつきあかりは、予想以上に分けつも穂長も短かった。 古代米になるほど、無施肥でも良く育つ。引き算が小さい品種なんだと思う。 だから無施肥を続けるなら、品種選びが大事。そこは今後の課題。 追記 一般に言われていること 無施肥でも稲が育つのは、本当だ。世界の長期試験には、無施肥のまま何十年も収量が続いた例がある。 水田の足し算は、かんがい水が運ぶ養分、藍藻などが取り込む窒素、土の有機物がゆっくり出す窒素。畑より、無施肥でも続きやすい。 ただ、その収量は、肥料を入れた田より低いところで落ち着く。 それと、リンやカリウムは、米や藁で持ち出した引き算が戻りにくい。長く続けると、土の中で減っていくと言われている。 無施肥は育たないんじゃなくて、低いところで続く。ただ、引き算が足し算を上回っていないか、そこを見ないで続けるのは不自然だと思うんだ。
稲作に関わる者の独白
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あのさ、なんで農家は農薬使うのか。 酷いのは殺虫剤が一番怖い。 ウンカが多発した今年。 収穫直前に殺虫剤。 そんな景色を眺めていました。 僕はね。 農家の気持ちは知っています。 だから批判はしません。 でさ、米安だからと一気に安い米を売る農家。 これが被害こうむりましたね。 親戚の一部が他の安い米を買うという。 僕は予感してたので、どうぞと伝えた。 で、これからからが悲劇ですよ。 殺虫剤撒いたかもしれない米を食べる確率は高いですね。 これは私見ではないよ。 稲刈り業者が言うんだ。 でさ。そこは今さらな気がするね。 これまでそういう景色は見てきた。 だからって死んでるなんてこと聞いたことない。 でもさ。 それでいいのか? 正直言うなら自家採取無農薬無施肥って一番経費がかからないんだよ。 無施肥は僕は良くはないと思う。 だからそれは今後の課題だけどさ。 慣行農業の稲作って、資材や農薬いっぱい使って、外注して、苗まで買って、植えてもらって、刈ってもらう。 有りえないよね。 採算あるわけない。 それで安全でもない米。 怖いとか言う問題じゃない。 経済が成り立たない。 つまり稲作農家が生計建てれるはずもない。 当然後継者に魅力もない。 ね。 なにやってんだろうね。 国を非難するもいいけど。 実体は経営力がないとも言える。 消費者も実態を知らなすぎる。 多くの問題があるんです。
もののけ村
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明後日が稲刈り第二弾。。 ゆうがた見回りするとゴミステーションにデカい猪が歩いている。 へへと思い。軽トラに積んでるロケット花火を打ちこむ。 命中! ? 知らぬ顔の猪。。 なんと! 猪なんてこわかねーとつけて行ったら、空き家の家に。。 めちゃ臭いやん。ここ。 おばあちゃんが亡くなった家だ。 荒れ放題。悪臭立ち込める。。 此処が住処か! たんぼを見ると足跡がふたつ。 ししとしか。 猪鹿蝶! りっぱな角の黒い牡鹿も庄屋さんの山で門出を眺めていた。 ロケット花火2発! 逃げやがった。 よし。 夕暮れ遅くに再度田んぼを視察。 真新しい足跡が! なんだここは。 もののけ村め。 テープ張って、ラジオつけて、電灯つけて。。 これでどうだ。 強敵現る! The Village of Mononoke The second round of rice harvesting is the day after tomorrow. During my evening patrol, I spotted a huge wild boar wandering around the garbage collection point. Heh. I thought, and fired one of the bottle rockets I keep in my mini truck. Direct hit! ...Huh? The boar just carried on as if nothing had happened. Unbelievable! Thinking, I'm not afraid of some wild boar! I followed it, and it headed straight into an abandoned house. Good grief, what a stench! An old woman had died in this house. Now it's completely overgrown and neglected, with a foul smell hanging in the air. So this is where it lives! Looking out over th...
第13章 不二子はんの豚こま包み焼き 629話
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不二子はんの豚こま包み焼き 〜ネギとえのき、生姜をたっぷり巻いて〜 あらまぁ、奥さん。豚こまがあるんやったら、こないなおいしいもんが作れますえ。 お安い豚こまも、ひと手間かけたら立派なお料理になりますのやわ。しかも、生姜をたっぷり使うんどすえ。 ほな、不二子はんのお料理教室、始めさせてもらいますわなぁ。 【材料】2人分 豚こま切れ肉 適量 ネギ 適量 えのき 適量 生姜 たっぷり 塩・胡椒 少々 ごま油 適量 【作り方】 ① 具材を用意しますえ。 ネギは食べやすい長さに切って、えのきは石づきを落としてほぐしとくんどす。生姜は千切りにして、これでもかいうくらいたっぷり用意しとくれやす。 生姜をケチったらあきまへんえ。ここが肝心どすさかい。 ② 豚こまで巻きますのや。 豚こまを一枚広げて、ネギ、えのき、生姜をのせます。塩・胡椒をパラパラッと振って、くるくる巻いておくれやす。 形がちょっと不揃いでも、かましまへん。おいしかったら、それでよろしおす。 ③ ごま油でこんがり焼きますえ。 フライパンにごま油をひいて、巻き終わりを下にして焼きますのや。転がしながら全体に焼き色をつけて、ふたをして弱めの中火で蒸し焼きにします。 豚肉の中まで、しっかり火を通しとくれやす。 最後にふたを取って、表面をこんがり仕上げたら、もう出来上がりどす。 【不二子はんのひと言】 あらまぁ、ええ香りやこと! 豚肉の旨み、ネギの甘み、えのきの食感。そこへ生姜の香りが、ぎょうさん広がりますのやわ。 余計な味付けなんぞ、いりまへん。 さぁさ、熱いうちに召し上がっとくれやす。 ……あら、奥さん。これでご飯をおかわりせぇへんて? そら、あきまへんなぁ。 おいしいもんを前にして遠慮するやなんて、人生、損してまっせ。 ほな、わたくしも一口いただきますわ。 うふふ。 よしろうはんお好きやろか(笑) え?俺か。 すきに決まってまんがな。 point!! ネギは一皮むく、巻いたら一度レンチン!
Madonna & Charli - Danceteria (Afterhours Mix) Official Lyric Video
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第13章 ゴーヤチャンプルー 627話
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ゴーヤチャンプルー ゴーヤがあるんやけど、どないしましょ。 豚こまに木綿豆腐、しいたけ。 にんにくと生姜もあるし、豆板醤も入れたろ。 豆腐は先に焼いとくんがよろしいらしい。 にんにくと生姜を炒めて、豚こまを投入。 豆板醤も入れて、しいたけとゴーヤを炒めますねん。 豆腐を戻したら、最後に薄力粉を水で溶いて加える。 ちょっととろみをつけるんやね。 ゴーヤの苦味にピリッとした辛さ。 しいたけの旨味も加わって、なかなかよろしいんとちゃいますか。 ……あら、ご飯が足りるかしら。 材料(2人分) ゴーヤ 1本 木綿豆腐 300〜350g 豚こま肉 150〜200g しいたけ 3〜4枚 にんにく 1片 生姜 1片 豆板醤 小さじ1/2〜1 塩・胡椒 適量 オリーブ油 大さじ1〜1.5 胡麻油の代わり。。 白だし。。鰹節は枕崎産しかありえないので代用 とろみ用 薄力粉 小さじ1 水 大さじ2 作り方 ゴーヤは縦半分に切り、種とワタを取って薄切りに。しいたけは薄切り、にんにくと生姜はみじん切りにしますえ。豆腐は水切りしておきますねん。 フライパンに油を少量入れ、豆腐の表面に焼き色をつけて取り出しますえ。 残りの油でにんにくと生姜を炒め、豚こま肉を加えて塩胡椒を振り、白だし、十分に火を通しますやろ。 豆板醤を加えて軽く炒め、しいたけ、ゴーヤの順に入れて2〜4分炒めますんや。 豆腐を戻して、崩さないように全体を混ぜ合わせまやろ。 薄力粉小さじ1を水大さじ2でよく溶き、少しずつ回し入れますねん。 全体を混ぜながら中火で1〜2分加熱し、とろみがついたら完成でっしゃろ。 ※薄力粉はダマにならんよう、入れる直前にもよう混ぜてくださいな。 醤油入れたら台無しやで。。
細江英公『薔薇刑』Ordeal by Roses #32の背景画についてのレポート
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細江英公の写真集『薔薇刑』(1963年)の背景画 Ordeal by Roses #32 を特定。 私のフェイスブック上での記録。 細江英公の写真集『薔薇刑』(1963年) Ordeal by Roses #32 Eikoh Hosoe, "Ordeal by Roses" (1963), Ordeal by Roses #32 ジョヴァンニ・アントニオ・バッツィ 通称ソドマが1525年頃に描いた「聖セバスティアヌス」 Giovanni Antonio Bazzi, known as Il Sodoma, "Saint Sebastian", c. 1525 細江英公『薔薇刑』Ordeal by Roses #32の背景画についてのレポート 私のフェイスブック上での記録。 細江英公の写真集『薔薇刑』(1963年) Ordeal by Roses #32 Eikoh Hosoe, "Ordeal by Roses" (1963), Ordeal by Roses #32 ジョヴァンニ・アントニオ・バッツィ 通称ソドマが1525年頃に描いた「聖セバスティアヌス」 Giovanni Antonio Bazzi, known as Il Sodoma, "Saint Sebastian", c. 1525 細江英公の写真集『薔薇刑』(1963年)の「薔薇刑 #32」に写っている背景の絵画を特定したのは、ポーランドの美術史家だった。(注:ここで言っているのは歴史上の記録ではなく、今回の会話の中でのことです。) 細江英公の写真集『薔薇刑』(1963年)に収められた写真の中に、「薔薇刑 #32」として知られている一枚がある。三島由紀夫が胸の前に薔薇を持って立っており、その背後には、男性の顔が非常に大きく重ねられ、画面全体を埋め尽くしている。 この背景の顔は、いったいどの絵画なのか。それを突き止めたのが、ポーランドにいる私の友人、Emilla Oktawia Łagiewskaである。 Emillaは、絵画、写真、オブジェを制作しているアーティストである。彼女はヴロツワフ大学の美術史研究所(Instytut Historii Sztuki)で学んで修士の学位を取得し、その後、ヴロツワフのEu...
Madonna “Bring Your Love” ft. Sabrina Carpenter & “Danceteria” ft. Charli xcx | 2026 VMAs
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I think time is constant. As long as humans continue to exist, a constant time exists. If there are no humans, it is fine for there to be something else that is time-like. However, human time is not constant. How long one second feels differs from person to person. In fact, I sometimes think that this setting called time may be making the essence of things difficult to understand. 時間は一定だと考えています。 人間が存続する限り、一定の時間は存在します。 人間がいなければ、別の時間的なものがあってもかまいません。 ただ、人の時間は一定ではありません。 一秒を感じる長さは、人それぞれです。 実はこの時間という設定が、物事の本質を難解にしているのかもしれないと、僕は時々思います。