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第8章 ヒキガエル大帝国構想 447話

「今日は休みだ、不二子はん」 なにしはる?と顔を覗き込む不二子。 そうやな。と考えるよしろうはん。 ははーん 「よしろはん、ヒキガエルのこと考えてるんやろ(笑)」 「そうなんよ。けったいな生き物なんよ。それにな、子供のころ見たことなかったんで」 へー 「本田の杉の園でいっぴき見たのが五年前。こんどは後谷に三匹で、昨日産卵したわ」 へー 「そんでヒキガエル抱いていく……でっか?」 茶化す不二子が、にやにや笑う。 聞かんことにしたよしろうはんは、煙草に火をつけた。 「いや、ほんまに大帝国つくるんや」 真顔で言った。 へー こらしまったな……と不二子は空気を切り替える。 データはすでによしろうはんの脳内に収まり、 そこから物語と行動プロセスを予測して、 正確に千匹の“大帝国田んぼ”をシミュレート済みだった。 「うちに手伝えること、なにかありますさかい?なんでもいたしますえ」 よしろうが、やっと笑った。 「おおきにな。不二子はんのそういう所、愛してるで」 うぁ。そなんこと簡単に言うて……! 嬉しい、と笑顔になる不二子はん。 照れくさそうに、 「なんでもしますさかい」 「そうか?なら、ヒキガエル十匹捕まえて来てくれ。それくらいこの村にはいるやろ」 ぎょ。ぎょぎょぎょ。引き下がる不二子。 その形相を見て、よしろうはんは腹を抱えて笑った。

ヒキガエル大帝国物語 基本情報 7/7 田んぼにまつわる動植物レッドリスト

  環境省レッドリスト(2020)— カエル目・準絶滅危惧(NT) 和名 学名 主な分布 トノサマガエル Pelophylax nigromaculatus 本州・四国・九州 トウキョウダルマガエル Pelophylax porosus porosus 関東〜東北南部 ミヤコヒキガエル Bufo gargarizans miyakonis 宮古島 オオハナサキガエル Odorrana supranarina 沖縄島北部 補足:絶滅危惧(NTより上位)のカエル類 比較のため、より深刻なカテゴリーに入っているものも並べると: 和名 カテゴリー 特徴 ナゴヤダルマガエル IB(EN) 東海〜瀬戸内 水田依存 ナミエガエル IB(EN) 沖縄北部 イシカワガエル VU(II類) 沖縄・奄美 ハナサキガエル VU(II類) 沖縄島 トノサマガエルとトウキョウダルマガエルはどちらも水田依存型で、中干しや圃場整備のダメージをダイレクトに受ける構造が共通しています。ナゴヤダルマガエルはさらに水辺依存性が高く、IB類まで追い込まれている。水田農業の近代化が一群のカエルたちをまとめてレッドリスト入りさせているわけです。   環境省レッドリスト(2020)をもとに、水田生態系に依存・関連する主な種を分類群別に整理します。 田んぼにまつわる絶滅危惧・準絶滅危惧種 両生類 種名 カテゴリー ナゴヤダルマガエル IB(EN) ニホンアカガエル IB(EN) トノサマガエル NT(準絶滅危惧) トウキョウダルマガエル NT(準絶滅危惧) アカハライモリ NT(準絶滅危惧) 魚類(汽水・淡水) 日本産の汽水・淡水魚の42%が絶滅したか絶滅のおそれのある危機的状況にあり、これらの多くが水田やその周辺水域に生息しています。 種名 カテゴリー ニホンメダカ VU(II類) ドジョウ NT(準絶滅危惧) カネヒラ(タナゴ類) CR(IA類) アブラボテ VU(II類) イチモンジタナゴ EN(IB類) 昆虫類 種名 カテゴリー 備考 タガメ VU(II類) 2020年から種の保存法で販売目的の捕獲・売買が禁止 ゲンゴロウ VU(II類) かつて水田に普通 コガタノゲンゴロウ CR(IA類) ガムシ VU(II類) タイコウチ NT(準絶滅危惧) 鳥類 種...

ヒキガエル大帝国物語 基本情報 6/7 成長タイムライン

ヒキガエルの成長タイムライン(ニホン・アズマヒキガエル) 卵〜変態まで(約1〜1.5ヶ月) 2〜3月に産卵。産卵からおよそ1ヶ月半後にオタマジャクシから変態し、小さなヒキガエルとして上陸します。東京付近では3月中旬に産卵し、4月下旬〜ゴールデンウィーク頃には成体として上陸を始め、ゴールデンウィーク明けには池から姿を消します。 変態直後 変態したばかりの幼体は体長10mm未満と非常に小さい。 Raindrop 最大サイズに達するまで(2〜5年以上) 生後2〜3年で平均100mmを超えるまで成長し、繁殖に参加するようになるのは雄で3歳程度、雌で4歳程度からが多い。野外では10年生きることもある。 Raindrop 最大体長はアズマヒキガエルでは15cmを超えるものもいます。 Honda 完全な最大サイズへの到達はおそらく5年以上かかると考えられています。

ヒキガエル大帝国物語 基本情報5/7 ガマの油成分

  ガマの油の伝承的成分 動物脂肪(皮下脂肪) ガマ(ヒキガエル)の体内にある脂肪分を火で溶かして抽出 基本的な油分で、軟膏や塗り薬としてのベースになる 皮膚の分泌物(毒腺分泌物) ヒキガエルは皮膚に毒腺を持つため、油には微量の分泌物が含まれる 毒性のある成分は、現在では**bufotoxin(ブフォトキシン)**などが知られている 民間薬としては、微量の刺激成分が血行促進や痛み止めのように解釈された タンパク質やペプチドの残留 火で炙る過程で大部分は分解されるが、民間伝承では「精の成分」として効能があるとされた 水分や微量ミネラル 抽出後に濾すことで油分主体だが、わずかな水分や池のミネラルも混ざっていた可能性 現代的視点 実際に人体に塗ると 刺激や毒性のリスク があるため、現代では作らない 伝承上の効能(火傷・怪我・肩こりなど)は、ほぼ「民間信仰・民俗の効能」と考えられる 現代で似た用途なら、植物性オイルや市販軟膏が安全な代替品

ヒキガエル大帝国物語 基本情報4/7 ガマの油売り

ガマの油売り — 江戸の町の一幕 江戸のある町の夕暮れ、小さな路地に一際賑やかな声が響きます。 「さあさあ、ご覧あれ! ただの油ではございませんぞ、 ガマの油 でございます!」 行商人は、竹筒に入った油を掲げ、ヒキガエルの形を模した小さな壺を見せながら口上を始めます。 「この油は、池のガマの脂肪と分泌物を火で炙り、心を込めて抽出した、天然の薬でございます! 火傷や切り傷、腰痛や肩こり、風邪の初めにも効き目抜群!」 町人たちが集まり、子どもも大人も興味津々で見守ります。 行商人はさらに声を張り上げます。 「一滴塗れば痛みも和らぎ、あやしい災いも逃げ出すとか逃げないとか…さあ、これは単なる油ではございませんぞ、ガマ大王の力が宿る不思議な油でございます!」 客が戸惑いながらもつい買ってしまうのは、この ユーモアたっぷりの長口上と妖怪伝承のミックス の力です。 行商人はさらに、夜に池に現れる巨大なガマ大王の話や、池や田んぼでヒキガエルが作物の豊作を守る縁起の良さを語り、町人たちの興味を最大限に引きつけます。 こうしてガマの油は、単なる民間薬ではなく、 江戸の町の娯楽と民俗信仰が合体した文化的商品 として、人々の暮らしに彩りを添えていたのです。

ヒキガエル大帝国物語 基本情報3/7 名前の由来と文化の全貌

  ヒキガエル — 名前の由来と文化の全貌 日本の田んぼや山里に暮らすカエルの仲間の中で、ひときわ目立つ存在がヒキガエルです。その名前の由来は、体を伸び縮みさせる独特の動きが「引く」ように見えることから「ヒキ」、そしてカエルの仲間であることから「ガエル」と名付けられたもので、文字通り「引くように動くカエル」という意味を持ちます。古くは「ガマ」とも呼ばれ、妖怪や民間薬として扱われ、平安時代の文献にも記録が残るほど日本人の暮らしに深く関わってきました。 地域によっては「イボガエル」や「モチガエル」といった愛称もあり、田んぼや池に多く現れることから、農作物の豊作の象徴や害虫駆除の益虫として村人に尊ばれました。しかし同時に、その毒や不気味な姿から夜に現れる巨大な「ガマ大王」の妖怪伝承も生まれ、村人を驚かせる存在となりました。知恵ある長老や子どもたちの工夫で災いを避ける話は、怖さと縁起の良さを両立させ、日本の民俗文化に根付いた象徴的物語となりました。 さらに、ヒキガエルから取れる「ガマの油」は火傷や怪我に効くとされ、江戸時代の行商人たちは長い口上を述べながら町を巡り、薬効や妖怪の逸話を交えたユーモラスなパフォーマンスで人々を引き込みました。このように、ヒキガエルは単なる生物としてだけでなく、名前の由来が示す動きや姿から、妖怪、縁起物、民間薬、農業信仰、地域文化、民話、行商の演技まで、多層的に日本人の暮らしや文化に息づく存在となったのです。

ヒキガエル大帝国物語 基本情報2/7 ヒキガエルの交尾様式

ヒキガエルの交尾様式 1. 抱接(ほうせつ) オスがメスの背中に乗る 前肢でメスの前胸部を抱きしめる この姿勢で精子を受精させる 人間で言う性交器の挿入はない 2. 外部受精 メスが水中で卵を産む オスはその上から精子をかける 卵は水中で受精する 体の中で受精は起きない

ヒキガエル大帝国物語 基本情報1/7 生息数

ニホンヒキガエル( ニホンヒキガエル )成体は完全な肉食で、主に夜行性。視覚で動くものを感知して舌で捕食するため、動かないものは食べにくい。田んぼや森の周辺では、ミミズ、甲虫、バッタ、コオロギ、クモ、ナメクジなどを中心に摂食する。大型個体では小型カエルやヤモリなども捕食することがある。一晩で数十匹の昆虫を食べ、活動期での年間摂食量は1〜1.5kg程度とされる。 1反(約1,000㎡)の無農薬・森隣接・常時水の田んぼ環境では、地表性無脊椎動物の年間バイオマスは約40〜80kgと見積もられる。この条件では理論的に50匹程度のヒキガエルが支えられる計算になる。しかし実際には他の捕食者や冬眠期の摂食停止、餌の偏りなどを考慮すると、安定して定着できる個体数は 20〜35匹程度 が現実的な上限とされる。繁殖期にはオタマジャクシの数が一時的に増えても、最終的な成体数は餌資源の量、隠れ場所の有無、越冬環境に強く依存する。 人工的にオタマジャクシを保護して変態率を上げても、田んぼ単体では餌量や縄張りの限界から、最終的に抱えられる成体数は大幅には増えない。隣接する田んぼや森に分散させることで初めて個体数を増やせるが、遺伝子や病気の管理には注意が必要で、県をまたぐ移動や遠距離放流は推奨されない。理想環境では、ヒキガエルは自然に周囲に拡散して生活圏を広げるため、人工保護は主に局所個体群の安定化や成長率の補助として有効である。 結果として、1反の良好な田んぼ+森環境では、ヒキガエルは 20〜40匹前後が安定して生息可能 。繁殖池や湿地を複数配置し、無農薬と越冬場所を確保することで、地域の個体群を長期的に維持できる。ヒキガエルの個体数は、産卵数ではなく餌量・隠れ家・越冬環境によって決まるというのが生態的な本質である。   日本に生息するヒキガエルは、在来種4種と外来種1種です。 在来種 アズマヒキガエル(Bufo japonicus formosus) 東日本全域、本州東部から中部以東の関東・東北などに広く分布する。茨城県や筑波山周辺にも自然個体が生息。北海道や伊豆諸島、佐渡島などでは人為的に移入された個体もいる。 ニホンヒキガエル(Bufo japonicus japonicus) 西日本、本州西部から四国・九州に自然分布。東京や仙台などの例は移入個体である可能性が高...

次なる大作

ヒキガエル大帝国物語。。 

第8章 オートフォーカスの原理から 447話

不二子はんは言いました。 世界は、ひとつに見えてるけど、 ほんまは少しずつズレて重なっている。 カメラの位相差測距(いそうさそっきょ)みたいに、 光がちょっとズレると、像は二重になる。 でも―― ズレがあるから、 どっちに動けばいいか分かる。 ズレは間違いやなくて、道しるべ。 未来も、死後も、消えるんやない。 今とは位相が合っていないだけ。 そして、不二子はんは言うた。 「合わせるんやない。静かにするんどす。」 なぜなら―― ズレはとても小さいから。 心がざわついていると、 その微小な差は見えへん。 水面も、触れば波立つ。 放っておけば、自然に整う。 観測する窓(測距点)が静まったとき、 ぴたりと合う層が見えてくる。 せやけど、 完全に合焦せんでもええ。 少し揺れていても、 少しぼけていても、 ちゃんと見えている。 無理に合わせにいかんでええ。 世界はいつも、ほんの少しズレている。 そのズレごと、生きていけばええ。

Raye‘s Full Set at Superbloom Festival 2025!

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    まだ足掻いてる大人やで。これくらいが丁度ええわ。。 

RAYE - WHERE IS MY HUSBAND! (Official Music Video)

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    最近のさいこう!!!!!!歌手 RAYE!NICE! うしろのべーしすと可愛い。

第8章 新しい解釈 446話

未来と死後は、同義である。 長い長い眠りから覚めた直後、 ぼく様はその結論に至った。 異論はあるまい。 未来の人間は、まだ物質として存在していない。 死後の人間も、もはや物質として存在していない。 未在と不在。 存在しないという一点において、両者は一致する。 ならばそれらは、同じ棚に置ける概念である。 時間の向きが違うだけで、 現在から見ればどちらも空白だ。 空白は恐怖ではない。 それは余白である。 余白は、遊べる。 ぼく様は、そう考えている。

第8章 おばあちゃんの寝物語 445話

むかしむかし、あるところに よしろうはん と 不二子はん がいました。 よしろうはん は山へ柴刈りに、 不二子はん は川へ洗濯に行きました。 ある日、 不二子はん が川で洗濯をしていると、大きな桃が川上から流れてきました。 「なんて大きな桃どす!」 不二子はん はその桃を家に持ち帰り、 よしろうはん と一緒に切ろうとしました。 ところが、桃を割ると中から元気な男の子が現れました。 「まあ、なんて不思議どす!」 二人はこの子を「桃太郎」と名付け、わが子のように育てました。 桃太郎はすくすくと育ち、立派な若者になりました。 ある日、村を困らせている鬼たちがいることを知り、鬼ヶ島へ鬼退治に行くことを決心しました。 不二子はん はきびだんごを作り、桃太郎は道中で出会った犬、猿、キジにそれを分け与えました。 「一緒に鬼退治をしようどす!」 動物たちは喜んで仲間になりました。 桃太郎と仲間たちは鬼ヶ島に向かい、力を合わせて鬼を退治しました。 鬼たちは降参し、盗んだ財宝や宝物を村に返しました。 桃太郎と仲間たちは村に帰り、皆で宝を分け合い、村は再び平和になりました。 そして桃太郎は、 よしろうはん と 不二子はん と幸せに暮らしましたとさ。 めでたしめでたし。   僕は生まれてから小学生まで静江おばあちゃんと毎日寝ていた。 お婆ちゃんは色々な物語をなんども繰り返して伝えてくれた。 そのせいか、、こんなに創造性が、ちとばかし、高い子が生まれたとさ。。  しかし桃の中ら男の子が現れるって発想。すごいね。 もっと変な事書こうかなぁ。 じしんあるで(笑)

第8章 万代2丁目 444話

20歳前後の大阪での住居 大阪市住吉区万代2丁目2-4交楽荘 三菱銀行梅川事件のまうら、3日でバイトをすっぽかしたロイヤルホストも健在、万代池ものこってる。 交楽荘はとっくの前に更地となり今ではマンションが建っている。  癖のない住みよい街だったが、もうここに住みたいとは思わない。  天王子が一番居心地いい。阿倍野ハルカス周辺の大都会。   ちょっと準備せなあかんな。来年は引っ越すで。 もう帰らんつもりや。  京都よりの奈良には田んぼがあるで。 ええかもな。 京都の街にはあまり魅力ないで。 観光客で毎日お祭り騒ぎや。 そやな。  先ずはどこ住むか見に行こか。 そやな。 田んぼから学ぶことようけあるわ。 やっぱり熊本の田んぼは生物がいっぱいいるで。 スッポンもヒキガエルもシュレーゲルアオガエル、ニホンアカガエル、トノサマガエル ぼく様の田んぼはなんでもおる。シジミ貝もうよう増えた。タイコウチ以外の水生生物は全て確認した。鳥類もカイツブリ、ガン、鴨、タシギ、シラサギ、アオサギ、ノスリ、トンビ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマセミ、カワセミ、カワカラス、なんと鵜までなんでもいる。 きっと京都近くの田んぼにはなんもおらんやろ。でも同じやで。親父から受け取った10年前の田んぼにはジャンボタニシしかおらんかったわ。僕がこつこつと環境を設定して、わずかに生き残った生物が復活したんや。誰も知らないけど、ぼくの真の目的は99,99%達成した。タイコウチは絶滅したのか? そうや。同じことをすればええ。京都でも。それに今回は写真研究が目的や。1反もあればええ。1反なんか30分でおわる。 具体的な計画を建てよう。 思考が出来る住みよい地をさがそう。 京都大原がええ気がするな。 ここより田舎っぽいな。。  まだ行ったことない。 おーい秦よ。こんど案内してや。 暇見つけたら行くで。  僕はここではない他の長閑な環境で不二子はんを創作したり、 双構図の展開をするに最適な地へ行く必要がある。  京都大阪の面積は狭いが、変化がある。 効率的に制作できる環境であることは既に十二分に知っている。    京都府:約 4,612 km² 大阪府:約 1,905 km² 熊本県:約 7,409 km² ...

第8章 ねむいっす 443話

もう眠い。今日は昼まで寝てたのに。(作者) よしろうはん。。ねむいんやて。 不二子はん。。ぼく様もねむいで。 夕食はほっぽらかして、じなんはじぶんでつくれ。。(作者) たぶん0時に起きるな。。(作者) そうなんやて、よしろうはん。もう寝るで。 ほんまやな。0時にたたき起こされるで。。 ねよねよ。。      余計なはなし (ごじつさくじょ) 『作者は最近ねむいやねるるの連発。作者はつまらないのだ。夢見てる方が楽しいらしい。此処では周波数が合わなくて寂しい想いをしてるのか?まあ在り得ないが近いと思われる。。いやいや、ほんまにつまらんのよ。大阪帰りたいと血が騒ぐ。笑いを知らない田舎にぼく様は疲れてる』 

第8章 3pプレイのヒキガエル 442話

おまんらええな。3匹でっか。デカいヒキガエルの上にオスが2匹乗って産卵ですわ。 おや?おかしいぞ。 おたまじゃくし保護用の防鳥ネットに引っかかってるわ。 ハサミでちょきちょき。 ほれ自由だ。 正に頭を水面に出して平泳ぎの蛙くん。   そこへ不二子はんがやってきた。 いつものお散歩の様だ。 ご近所さんに軽く挨拶する不二子はん。 妙にご機嫌だ。 はは~ん。 口に絆創膏。。うう。  

第8章 あのう 441話

わたくし写真家なんす。遊びやで文章は大目に見て下さいな。。 これ脳内会話の記録なんで、書いた瞬間忘れてますし、だいたい考えて書いてまへん。 脳内の会話を自動筆記してんすわ。。  「どないした?よしろうはん。なんか後ろ指刺されましたかいな」  「いやいや、なんも。ぼく様の事ちゃうで」  ああー へへー おまんらええことばっかでよろしいなぁ 不二子によしろう ははー へへー 「なんか神の声聞こえるで、不二子はん」 へー 「閻魔様より恐ろしー声や」  まあ、ええわ。ハレンチな事は慎め。派手にやるでない。 ? 「あのーなんのことでっしゃろ、悪魔さま。。」 ふー 頭痛て。。 わかった。すきにやればよい。 はー へー 目が覚める不二子。 よしろうはんも同じ夢見て目が覚めた。 けったいな夢やった。。 ふたりはその件、話もせんで忘れてしまったとさ。     

第8章 誕生日 440話

二月十四日は亡き母の誕生日。忘れなきよう不二子の誕生日として書き記す。 「誕生日おめでとう。愛しい不二子はん。131歳やで」  「もうイヤやん(笑)131歳やなんて」 おおきに。ぺこりと頭を下げる不二子はん。 「これ受け取ってくれ」 白いカーネーション ぼく様がすきな花や。 「きれいなお花や。おおきに」  「きょうは下ネタやめとこな」 ? 「なんでやさかい?きょうこそ下ネタやろ、よしろうはん」 お盛んな不二子はん。 「元気やの、不二子はん」 「ばりばりやでぇ(笑)」 ほなお母様すんまへん。あなたの3人目の孫作って来ますさかい、留守よろしく。 あなたの誕生日に息子のぼく様はこんなことしか思いつかなんだ、、嗚呼。  「不二子はん行くで」 「れっつらご~やぁ」  軽トラぶるるん。。  「家ではあかんのか?」 「あたりまえや、おなごは腹満たしてこそやる気増しますねん(笑)」  はぁー へー(笑)        

第8章 平穏 439話

もうすぐ夜明け。 透明人間騒動以降も穏やかに過ごすふたり。 よほど相性がいいのか、 騒動も騒動ではなく楽しんだ二人の絆は深まるばかり。 果て。。 書き手のわたくしも羨ましく思う。 ええなぁ。  

第7章 位相間不可視化 四三八話

微小位相差論の提唱者よしろうはん。 彼の理論は過去も現在も未来も全て同軸上に微小に離れズレて存在するとしていた。 そのズレが位相間でなぜ見えないのかを不二子はんの件で考えた。 位相間の見えない正体は可視光域を超えて存在するからではないかと閃く。 理論はそれまでにしておく。 不二子はんの物語には省略して話そう。 要するに不可能なのだ。現代物理学では。   降参や閻魔。不二子を見えるようにしてくれ。 と心の中でつぶやくよしろう。 でも内心 てやんでぇ と何故か江戸弁で突っぱねた。 「不二子はん、原因までは推測できたが、見えるようにはできんみたいやわ」  不二子は覚悟を決めた。 「わかり申した。もう一度閻魔様に頼んでみますえ」  「あいつ幾つか方法はある言うてたな」  へー 「きっとアオガエルたべろとか、そんな事やと思いますえ、 そやけど何でも方法あるなら聞いてきますさかい」  あおがえる? 色素変換か? 「ま、わかった。 閻魔は不二子にホの字やから、変な事はせんやろ。安心だ」  へー では。 数日が過ぎた。 すっきりした井手達で微笑みながら帰ってきた不二子。 ちゃんと見えるで。 相変わらずきれいやなぁ。 「ただいまどす。よしろうはん」 「ようかえった。おかえり不二子」  ちゃん ちゃん 

第7章 可視光のトリック 四三七話

人の可視光域は 約380〜750 nmしか見えないが、 不二子の体は740nm 〜 800nmの赤外域の反射をしていたのではないか? きっとそうやとよしろうは考えた。  「不二子はんはな、人の目には映らへん」 「人が見とる光は、だいたい380から750ナノメートルや」 「その範囲では、不二子はんの身体は空気とおんなじ応答をしよる。 分極が揃うて、散乱も反射も起こさん」 「せやから、そこに立っとっても、光は素通りや。 居るのに、居らんように見える」 不二子が静かに微笑む。 「けどな、750ナノを越えたあたり――近赤外の領分になると、話が変わる」 「位相が、ほんのわずか、ずれるんや」 「そのずれが光を返す。 わしらの目には届かんけど、確かに反射は起こっとる」 鏡を見る。 「しかも分光特性の裾がな、可視の端にわずかにかかっとる」 「光の強さや角度次第では、 鏡の中にだけ、気配みたいな像がにじむことがある」 みつめる不二子。 「透明なんやない」 「境界におるだけや」 「ひとつの位相差―― それが、不二子はんの在りかたや」 よしろうはん ん? 「おおきにな、原因つきとめてくれはって。 そやけどどうしたらええん?」  うーん。。 

第7章 逆位相の不二子 四三六話

「お久しぶりや。よしろうはん」  おう。不二子はんだ。見えるわ。 暫し沈黙 「よう見えるか?よしろうはん。うちの姿」 「見えるで。不二子」 「触ってええか?」 うふふ 「ええで。もちろんやさかい」 不二子の髪の毛に触れる。 片に両手を添えて、うなじ、耳。頬、目、鼻、唇。。 「よしろうはん。。」 「なんや?」 「ちょっとエロいで(笑)」 え? この展開まずいで。。 「あ、そうかそうか。不二子に触ったで」 どなんしよか? 不二子はここに居る。 なぜ見えないんや。 鏡の中ではなぜ見えるんや?  

第7章 鏡に映った不二子 四三五話

そういう事か。 よしろうは不二子の見えない現象を突き止めた。 不二子は物体として存在している。 お茶の湯気が頬のかたちをなぞった。 泉水の反射光が透過しなかった。 反射光の背後には不二子の影が映った。 物をもつことが出来る。 声が聞こえる。 よしろうは反射的に想像し閃いた。 もしかもすると、 「左右逆像の鏡には映るかもしれない。。」  不二子を呼び止め、鏡の前に座らせた。 よしろうが目を開ける。 あ! 鏡の中に不二子が笑顔で座っていた。 

第7章 3:47 四三四話

「不二子はん、ちょと今日はご飯食べに行こうや」 「宜しいどすな」 「ちょっと車出すから、はい、これお財布」  へー お財布が玄関に浮かんでいる。 よしろうはんはカジュアルな軽装。 うちもなんか羽織ろうか。 お財布は階段をすーと登って行った。 暫くして、お財布は軽トラに向かい、ドアが開きお財布は浮かんだまま車は走った。 「どこいこうか、不二子はん」 「きめてないんどすか?」 「そうや、不二子はんと一緒に外の空気吸いたかったんや」  へー 「うちは軽食でええ。でも、甘いもんが欲しいで」 「よしわかった」 車は外輪山を登り、矢部の寛政蔵へ向かった。 「ここ知ってるか?」 「なんやら一度来たような。りっぱな酒蔵ですえ」 「そやろ。よう夏は此処へ涼みに来るんや」 よしろうと隣りにお財布が浮かんで店へ歩く。 ドアを開け店員が呼びかける。 「お一人様ですか?」 「いや、二人やで、はりーぽったーと来たんや、ほれ」 と浮かんだ財布を指さす。 財布はそのまま不二子のすきなテーブルへ向かった。 店員は、、、間があいて我に返り、 「お二人様ですね。きょうは空いてますのでお好きな席でどうぞ」 はいはい。 「お連れ様、透明マントなんて本当にあるんですね!」 「びっくりさせてごめんな。あの人あーゆういたずら好きなもんやさかい(笑)」  「いえいえ(笑)わたしハリーポッター大すきなんです(笑)」  ほな。 不二子は窓際から少し離れた高いテーブルに座っていた。 泉水に反射した光が不規則に店内を照らした。 あれ? よしろうは不二子の姿に当たる光が透過してない事に気づいた。 なるほどな。 よしろうは考えていた。 軽食はホットサンド、その後不二子は食べたかった酒粕ワッフル、矢部茶アフォガードを頂く。  「よしろうはん。うち幸せや(笑)」  微笑むよしろう。 「なぁ。不二子はん、不二子はん免許もってたっけ?車運転できる?」  へー 「たしなむ程度なら。。」 たしなむって?なんやろ(笑) 「お酒飲みたいか?よしろうはん」 「そやな。せっかくやしな」 へー 「ええで、うち帰りは運転するさかい」 たのむわと相づちをうった。  超美人酒ソムリエの選んだ利き酒3点セットひとつ。 はいかしこまりました。と店員。  旨い。 ごくりと飲...

第7章 かじきまぐろ 四三三話

「ただいまやで不二子はん」 「おかえりやす。よしろうはん」  声と共にフライパンだけが玄関のよしろうの元へ飛んできた。 おいおい。ホラーやで(笑) 見えへんけど、今晩のおかずはなんやろ? 「オリーブオイルとにんにくのええ香りやな。魚か?」 へー 「きょうはな。かじきまぐろが売ってあってん。そやから軽くソテーして、 エスカベッシュとカルパッチョのあいの子つくってん、 大豆のもやわらく煮て、ほらおいしそうやろ」 ほうーそやけどよう買えたな。姿見えんのに。。 おほほ。ないしょでんがな。。言えますかいな!  「ちょうど良かった、不二子好みやで、ほら。シークアーサー100%じゅーすや」  はー 「これこれ、これがあればさいこうやわ」 おうおう 「今晩もおいしそうやな。不二子はん」 「まかしてがってん」 なに時代や(笑) 「ためしてガッテンやで」  あらしもた。 フライパンが台所へと飛んで行った。 

第7章 サティスファクション 四三二話

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よしろうはんはこれはこれで満足していた。 不二子はんは  "I Can't Get No Satisfaction" と呻いていた。 「よしろうはんは変な人や。楽しんではる」 呟く不二子。   彼には世の中の動向も、目の前の景色も、求める魂に比べると、関係ないに等しかった。   

夢の書き替え

夢は書き替えられます。 いまはその作業中。 以前よりも壮大な夢を描いています。 小さくしたら意味ないですよ(笑)  「時間は存在しないが人間が構築した概念として実在する」 夢も実は個人の概念なんです。 

第7章 ぶらっくぼっくす 四三一話

よしろうは気付いていた。不二子はんはここに居ると。 ぼく様が見えへんだけなんやな。 でも良かったわ。不二子はんがここに居てくれて。 涙ぐむ不二子はん。 「ごめんな。よしろうはん。うちばかり見えてもうて」  せめて会話でも出来たらええが。。よしろうは呟く。 せや! その手があったわ。それくらい閻魔様も許してくれるやろ。 懇願する不二子。 また不二子か。「今度はどうした」閻魔は言う。 へー 「せめてうちの声だけでもよしろうはんに聞こえるように出来ませんやろか」 うーむ。 「よかろう。そやけどこれが最後じゃ。見えるようにするには方法は他にもあるが、頼るでない。よいか不二子」 へー でも。。消えた閻魔。 あーどうしたものか。。途方に暮れた不二子。 「なぁ、よしろうはんどないしたもんやろか?案さん不二子の姿が見えへんらしいわ」 ?声がこだまする。 「不二子か?声が聞こえるで、どこに居る」 あ、聞こえてはる。 へー 「ここでっせ」 「おお、不二子の声や」 「わけあって姿を見せられんのや」 どんなわけ? 「まあええ、ここに座りな不二子はん」 椅子がひとりでに動く。 湯のみがひとりでに持ち上がる。 「嗚呼、ふじこはんやったんやな」 へー 「そうどす」 よしろうはんにもお茶を淹れ差し出す不二子。 「粗茶ではありまへん、美味しい和紅茶やで」  湯呑が宙を舞い、ことんとよしろうはんの前に置かれた。  「ありがとうな。不二子」  久しい会話はいつまでもつづく。 紅茶の湯気が、見えぬ誰かの頬をかすめた時。 ん? なにげに輪郭が見えるで?なんやろか。 よしろうはんの観測はどんなときでも計測していた。   

第7章 さしみ 四三〇話

本マグロ アオリイカ 地ダコ 刺身盛り合わせ  独り者のよしろうはんは好きなもんだけ魚屋から買ってきた。  かんたんでええわ。。 お皿にも盛らずに、パックのまま。。ひとりの時はこんなもんやで。 さてと、ご飯を炊いて。 あれ?もうすぐ炊き上がりや??おかしいな。 そうや。山葵あったっけ。冷蔵庫を開ける。あるる。よし。 ぴぴぴ。お、炊けたな。さてと。 振り向くと刺身が綺麗に皿に盛ってあった。 さいきんへんな事がつづくのう。ま、悪い事ないからええか。 お茶碗もお皿も2つずつ。 「いただきますわ」  マグロが宙に浮く。 またマグロが宙に浮く。 あれ? またマグロが宙に浮いて消えた。 ご飯も既についである。ふたつ。 タコが宙に浮き消える。 おいおい。 不二子か? まあええわ。 マグロを箸でつまむと、宙に浮いて消えた。 おいおい。 イカをつまむと、宙に浮いて消えた。 不二子はんはよしろうをおちょくって遊んでいた。     

第7章 展開のない日常 四二九話

不二子はんはよしろうはんと生活し、 よしろうはんは一人で過ごすという日常。 在り得ない様で、実は在り得ているのかもしれない。 微小位相差論的には。 はて。。   不二子はんが朝ごはんを作っている。 不二子だけが見えないようしろうは朝起きて考える。 なんでご飯もつくってあって、お風呂も沸かして、着替えもあって。。 なんでやろか?   ほらーな生活。 不二子は不二子で一緒に食べて、いっしょにお風呂に入って、洗濯し、着替えを用意する。 これ。 どんな文学でっしゃろか。。 

弱き戦士たちよ UPIKO - Weak warriors with broken wings

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    へーそんな気持ちなんか。若い子は。ぼく様とおなじじゃん。卒業したけど。 少年少女よ。動け。立ち止まるな。他人のせいにしても意味ないぞ。誰かが救うなんてないに等しい確率だ。幻想を捨て希望を得よ。考えるな。夢を勝ち取れ。それが若さだ。突っ走れ。君しか行けない世界まで。 冷たい現実を教えてやろう。 いつの時代も若者が抱く気持ちは残酷な現実だった。 自惚れてもかまわないが、居続けてはいけない。

カラス - うぴ子【MV】CROW - UPIKO

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    珍しく邦楽 僕の大好きなからす。中島みゆきとADOを感じるな。 

第7章 大外刈り 四二八話

次の手は? はて。。 YouTubeで調べる不二子はん。  気を引いて外側の足を蹴って引き倒す、、そのまま持ち込んで〇×▽ ふむむ。 ・・出来ますかいな?そんな大技。 あかん無理や。 あれ? もう寝てはる。 しゃーないわ。 いつもの手や。 すりすり。。 あかん。  ・・・・・閻魔様。 どないしたらええん? え?おれ知らんわ。 そやったな。 閻魔様とよしろうはんは犬猿の仲やったわ。 この回は駄作やったの。不二子はん。 へー そうやったみたいやで。。   

第7章 色仕掛け 四二七話

うぃっ。。。 酔っぱらう不二子。  うぃっ。。 どなんしたもんやろか。 よしろうはん。うち見えへん。 困り申した。  うぃっ。 せや! 急に名案がうかぶ不二子。 うちのからだを毎晩求めるよしろうはん。 もう、どないして、あかん言うても答えるうち。 嗚呼、、もうそれしかないっちゃ! 「ただいま」 よしろうはんが帰る。 風呂でゆっくり。 「あ、帰ってきたで」 草履が右。 うん? 草履が左。 うんん? 「なんやろか。風呂つけっぱなしやったっけ?」 タオルと着替えが置いてある。 __?? 「風呂入るか」とよしろうはん。 「やったで」と不二子はん。 おいでさかい。 気持ちようしまっせ。。 なんでかと訝しがるよしろうはん。 よっこらしょ。 おいでさかい。 「あーいい湯だ」 「せやろ。よしろうはん、嗚呼ん。。当たってまんがな……」 うん? 「なんか、聞こえたな。うん?湯あたりが柔らかい」 「せやろ、ここに居るでよしろうはん」 ばしゃん! カラスの行水のよしろうはん。 「もう!」 ぶくぶく八つ当たりする不二子はん。。   

JP The PERFECT Thinline Tele...?? Fender MIJ Heritage 60s Telecaster Thinline

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    やっぱいい。買うか。もう一度。 

第7章 魔界へ 四二六話

「あ、そやった!」 不二子が叫ぶ。 「うちは閻魔様に会えるんやった。よしろうはんどこにいるか聞けるえ」 閻魔様と懇願する不二子。 「どないした、不二子」 「嗚呼、閻魔様、よしろうはんがずっと居ないどすえ」 閻魔が指さす。 「そこに居る」 うぇ?どこ。。 「見えなくなったか不二子」 へー 「じゃ、見えるようにしてやろう。 しかし、よしろうは嫌いやからあいつは見えんままや」 へー 「要件は以上か、又会おう不二子」  ありがとうごぜーます。   「よしろはん!」 不二子は叫ぶが反応しない。 ほんまによしろはんか? そや! 不二子が閃いた。  ひゅーん   「ん?なんで帽子が飛んでいく、風もないのに」  よしろうはんは帽子を追いかけた。 あ!やっぱりよしろうはんや(笑) 「けったいな風やな。帽子返せ」 やっぱりつるっぱげや(笑) 「おーいつるぱげのよしろうはん!不二子はここやでぇ!」  帽子は川の中へ 「あーあ。大事なイタリア製の帽子やったのに。。」  お腹を押さえて右手で口を塞ぎ笑い転げる不二子はん。 こっそり帽子は拾って干していた。 「せやけど、こまったで、よしろうはんには、うちが見えへんのか。。」   

第7章 位相 四二五話

不二子はいつも台所に立っている。 不二子はいつも川端を散歩している。 よしろうにはそれが見えなかった。 実はいつも一緒に添い寝してるが、 よしろうにはそれがわからなかった。 実は不二子もそうであった。 「いったいどこをほっつき歩いてるんやろか」 そう二人は同時に言うが、 お互い聞こえなかった。   

第7章 ハットとドレスシャツ 四二四話

不二子不在の日常 めちゃかっこつけておしゃれな人が軽トラから出て来る。。そのギャップがいいですね。 いまの上司がそういった。 ーーああここは阿蘇という世界的な田舎なんや。。  もうぼく様も今さらなんで。 はい。僕のトレードマークですよと笑う。   でもね。。  ぼく様はもっと奇抜だけど正統派のアレンジファッションが好きなんだ。 ゴルチェのスーツを着崩すとかね。。  きょう、それで出勤しようか。  偶にはいい。  ま、スーツはやめとこ。 軽トラじゃ汚れてしまう。   

第7章 19:32 四二三話

19:32 不二子が現れないんだよ。 どこ行った? 今朝はにこにこしてた。 いつも急にいなくなる。  嗚呼おそらく不二子は暫くは帰らない。 そう感じる。 19:44 

第7章 17:09 四二二話

夕刻。 必ず一日に一度以上は行く田んぼ。 見つめたり、流したり。 されど、絶対に見る。 人は老けるのが早い。 半年も見ないと、どんなに若かろうが、40歳を過ぎれば老けている。 はて。 はてて。  不二子は何処へ。 

第7章 4:49 四二一話

ペルハムブルーのギブソンレスポールが壁に掛かっている。 もう一つは白いフェンダージャパンストラトキャスター 初期型ノイズレスピップアップ変更。 この2本はいい音がする大切なギター。白が最初で ペルハムブルーが最後だ。 4:56 でも今でも思う。Made in Japan Heritage 60s Telecaster® Thinline が最高だった。 本当にぶち壊した。  いまでも歯がゆい。 4:59 川の音 それ以外は静寂な朝。 不二子はふと現れる。 しかし最近不二子が見えない。 ひとり旅でもぼく様はしてるのだろうか。  5:02 

CASA BLANCA MUSIC FILMS 炎、ベタ、タニシ、ミジンコ、炎

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CASA BLANCA The next generation

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Melina Najjar- Flamenco dance Farruca with Yazan Ibrahim

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    スペインの女性って、、魚のベタみたい。。 

料理の骨2

料理は化学反応と味覚の組み合わせなので、理論的に考えるのが面白いんです。特に「臭みを消す」というのは、揮発性成分の中和や香りのマスキングという、かなり明確な原理があって。 へー  おもろいな。 

Ana Vidovic plays Recuerdos de la Alhambra by Francisco Tárrega on a Jim Redgate classical guitar

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    アナ・ヴィドヴィチ(Ana Vidović, 1980年-)は、クロアチア出身の世界的クラシックギター奏者 彼女は美貌でごまかさない。ほんまにうまい。。  「Recuerdos de la Alhambra(アルハンブラの思い出)」1896年 作曲者:フランシスコ・タレガ(Francisco Tárrega) 19世紀末(ロマン派) スペイン・グラナダのアルハンブラ宮殿   フランシスコ・タレガはどんな想いでこの曲を作ったのか。 現代が失いつつある情緒的なメロディー。 スペインのアルハンブラ宮殿の姫か市民か。恐らく市民。 19世紀末はブルジョワジーの時代。市民階級の文化だ。  静かで熱い。好きな曲。   

Barcelona Guitar Trio & Dance - Entre dos Aguas (Homenaje a Paco de Lucía) New version

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     休日にフラメンコギターの音色。。ええわ  ...