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さて、セルフ遺影写真 と 資産運用

明日は私の遺影写真が出来上がる日。 いつ何時何事もあるかもしれない写真家の人生では早めの対応が肝要。 資産運用もその一つ。 壮大な山林資産活用のため一部の60年の時を迎え、父が植えたヒノキ山7反を阿蘇森林組合に依頼し補助金制度を活用して伐採し、売り、次は杉ではなく栴檀の木を植えてもらうことにした。 全て無料で国の補助金で出来、鹿ネットや芽かきなどの当面の管理も森林組合が請け負う。 山主である私は木材販売の一部を頂くだけである。それは少額には感じるが今回でも750万円程の私への利益となると試算。 しかし栴檀は家具に使われ既にケヤキに似た木目で価格が安いため大川家具ではブランディングが成立し好評という。木材価格も山主にとって魅力であり杉ヒノキより二倍三倍と高値で売れ、出荷までは杉の60年が20年であるという。 つまり20年で700万の3倍なら2100万円となる。 その他の膨大な私有山林を事業化すれば植生の多様化も利益も相当な価値を生む。 まあ年200万程のボーナス程度の話であるが一気に20年サイクルで動かすなら莫大な貯蓄が増えるとも言える。 田畑を軌道に乗せた私の次の仕事はこれをやり終えるのが新川家17代目である私の大きな仕事の一つである。 正直、ややこしい手続きや業務が多い、、長男とは大変ですよw

sate 短い人生

 わたしは67歳で死ぬという短い人生を選びました。  

今日は甲佐へ

鹿が麦を食べてるようでその対策に赴く。 新しい圃場をやつだ農園が借りる。その面積は3ha(100mx300m)ほどが一か所に集まった理想的な環境。ただ現在はその集落そのものが耕作放棄地になっている。 私たちは美しい里山が広がる素敵な農園にしたいと今取り組んでいる。 この場所が今後やつだ農園が行うプロジェクトの牙城となるであろう。 私もここを全力で尽くす覚悟だ。 動物たちとどういう折り合いをつけるのかも大切な仕事。 私には野生動物たちに対して害獣という感覚は無い。 ただ彼らは生きる為に農作物を食べているのだが、もっと根本的な原因がある。その対策を今後考え取り組みたい。

25日から小屋作り/Shinkawa Photographic Laboratory

小屋かな? 私が住む家を作る。棟梁と酒を呑み語り合った翌日に現場を見てもらい色々とアドバイスを受けた。場所は私の所有地である中で一番小さな山にした。もともと3枚程の小さな段々畑で20年ほど前に父が檜を植林した。大きなクヌギの木もあるが、檜はまだ20年程なので私でもチェーンソーで倒せる。 棟梁曰く、ログは余り良くないと思うね。住んでるとなんか圧迫感を感じてしまうね。柱は皮を剥いただけの丸材で出来るよ。曲がり材なんか面白いよね。 さすがだな。彼の長い経験から伝えられる言葉は正直で楽しくもあり信頼できる。 昼間は25日から家を建てる場所の木を伐採する。素人なので来年の1月初めまではかかるだろう。その木を柱などの構造材に使う。冬に切った木を乾燥させ来年近くの製材所で2面だけをわいてもらう。 凡その家のサイズは8mx4m 又は12mx4mで考えている。 基本は4mキュービックハウスを作り組み合わせていく手法なので予算があればどこまでも大きく出来る。 基礎や構造は棟梁にお願いする。私がすべてを作っても家にはならず、ただのボロ小屋になるのは前回の小屋作りで実証した。(笑) 私が住む家なのでそこが私の写真研究拠点であるShinkawa Photographic Laboratoryになるのは言うまでもない。 さーてさーて。 稼ぐとするか!

かぼちゃは赤字

かぼちゃの収入は赤字に近い。収支より同じ時間をかけるなら稲作の面積を増やしたほうがいいと結論。来年は米と麦の加工品へシフト。

Abandoned Datsun 240z project complete rebuild

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  無いものは作ればいい。 それだけの事。 世の中どうしたんだ? 私はフィルムも印画紙もカメラのレンズも作れるよ。 学べば簡単さ。

メダカの学校

消滅した集落 栖高(すだか)から流れる後谷川(うしろだにがわ)が滝川と合流する手前に4枚の棚田がある。合わせてわずか1反ほどの小さな棚田もまた借り手が居なく消えようとしていた。私はそこを借りる気はなかったがビオトープ計画を考えていたので気にはしていた。 中略(経緯を詳しく書いていたが、投稿を消去してしまった。持ち主と話し借りる方向で調整中。)  さてメダカの住みよい環境を作りたい。 今回はメダカの保護を目的とするが、 種の保存や再生は1種では意味がなく、関わる多くの種の多様性があって初めて保全となる。また多くの学びが必要になる。 しかし自然を人工的に再現する事は非常に難しいが、まだ生きている環境で保護する事はそう難しくもない。 大事な事はやってみるという決断と行動力だろう。忙しい日々ではあるが、まだ私には1日のスケジュールの中でそれくらいの余力はあるようだ。生産ばかりに夢中になっていたが、そういう保全活動が本来の私の役割であろう。

2022年 写真家の考える米 

2021年はヒノヒカリ+にこまる+イセヒカリの組み合わせで多品種混合栽培を試みた。結果は隣接する同じ圃場で育てたがイモチを始め病気が一切なかった事であった。食味は良だが、ヒノヒカリとにこまるを足して二で割った感じで個人的には楽しくないと感じた。 多品種混合栽培は無農薬栽培を容易にする技術である事を確認したが、やはり美味しさを求めるのが私の務めだろう。   今年は香り米のヒエリを使う。 この品種は晩生なので同じ晩生の京都旭と混植して栽培を計画。京都旭がメインでヒエリは5%程にする。これは香り米を使う際の炊飯器で炊く割合に近い。果たしてあっさりとした京都旭と香り米のヒエリの組み合わせは私の舌を満足させるであろうか楽しみだ。

やつだ農園(株)の進展

無農薬米栽培を基本とする法人化したやつだ農園は今後圃場拡大に向けて進む。 2021年の圃場面積は1.2町からのスタートであったが今年4反プラスされ、新しく3町の耕作放棄地を検討中。目標は150町なのでまだまだこれからだ。耕作放棄地に対する再生のアプローチも更に研究し実証しなければならない。土地が痩せているので施肥が必要だが安全で効果的な施肥方法、ヒエなど雑草が信じられない程多いのでその対策、水利関係が壊れているので補修や中山間地特有の獣害対策、特に現在広めている地区は水が少ないのでその問題を解決する必要がある。現場で栽培して分かる事は、作っていない圃場はなんらかの問題があるので作っていない事が多い。柔軟な考え方やアプローチなど相当なスキルを要求される。本来なら農事組合法人を別に作って現在作られている田んぼで契約栽培するほうが遥かに効率的だろう。その様な展開も視野に入れているが、最低限の農園専用の圃場も必要。今はその段階だ。難しい事ばかりだがそれをクリアして行く事でスキルを学びノウハウが蓄積されスタッフも育つ。2022年は農園にとって大切な年になるだろう。私も気を引き締めて行く思いだ。

農業の見直し

米麦南瓜の品目にて農業を展開してきたが、収益性の低いものや環境負荷のある品目を削除していく必要がある。 米は収益もあり作業性もいい。 環境重視で行ってきたが結果もよく、結論を言うなら米だけでいい。 問題は畑だ。 かぼちゃは無施肥無農薬では未だいい結果を出していない。 収益も経費と手間がかかりすぎる割には少ない。 神田小菊南瓜と万次郎カボチャは無農薬を達成できるが、動物性堆肥を必要とするので、除草剤を使わない私の圃場では外来種雑草が圃場を占拠するほど勢いになる。 この品目は変更する必要がある。 今年は小面積にて再度実験レベルとする。   麦は天候の問題と出荷先の確保が出来ていない。 秋まきの麦は梅雨時期に収穫だが、これは無農薬条件でこの土地ではカビが必ず生えると言っていい。 この問題を解決するために夏まき冬収穫の実験をしている。 現在順調で、1月終わりか2月頭には収穫できる様だ。 天候も安定していて乾燥しているのでこの方法を主流に変更するだろう。 出荷先の確保も大事だが、何の品種を栽培するかで大きく変わる。 多くの実験をしてきたが、ファッロと多品種混合小麦を一時中断して、パスタ用に古代小麦のコラサン小麦とパン用に南部小麦、その他もち麦を栽培する。 本格的にはコラサン小麦の栽培面積を増やして、乾麺パスタ生産に持ち込みたい。 原材料として売る麦は生産者から見ると米よりも安く魅力は薄い。    

緑肥と塩類で施肥量を確保する計画

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畑の電気伝導率に着目 塩類が程よく多いほど電気伝導率は高いので植物は養分を容易に吸収できる。 少ない施肥で十分な養分を与えられるかの実験。  目的は緑肥と塩類でカボチャを育てる事。   ひとつの方法で塩をまく。 麦類は海水などを撒いた方が根張がよく、よく育つことが知られている。 海水なのでNaClである塩化ナトリウムが多い。   亜鉛・鉄・カルシウム・カリウム・マグネシウム・リン・銅・マンガンなどのミネラルも塩類だ。 NaClに弱い植物はそれ以外の塩類を使う事も出来るだろう。 さて簡単な方法は並塩などのミネラルの多い塩を撒けばいい。 もちろんNaClに耐性のある植物の場合だ。  そうすれば僅かな施肥でも効率よく植物が養分を吸収出来はしないか。 もし、これが成功するなら、肥料食いのカボチャが緑肥のみで慣行農法並みに育ちはしないか。 かぼちゃは多少塩類のNaClに耐性があるらしいが、多量は禁物。 7月播種のカボチャで実験したい。   https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/hozen_type/h_sehi_kizyun/pdf/kana_34.pdf   https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/hozen_type/h_sehi_kizyun/pdf/08450305sakumotu1.pdf  

次の計画

やつだ農園を拡大する。 借りている水田の近くに耕作放棄地が3ha程ある。 しかし管理はされて耕してあるのでいつでも使えそうだ。 私はこの土地の利用は何がいいかを考えていた。 水田だが水が少ない。 電柵等を強化しないと獣害被害が大きい。 デメリットもあるが3haがまとまった土地にある。 現在のプランではスペルト小麦やファッロ、オリエンタル小麦、アイコーンなどの古代小麦を数種植えて甲佐町の産地化に出来ないか検討中。 米が甲佐の地で無農薬栽培が成功したら早速この秋から取り組みたい。

米の多品種混合デザイン

2021年計画 ヒノヒカリ6kg 自家採種5年目にこまる6kg(最終年は多年草栽培で得た種もみ) 自家採種1年目イセヒカリ500g 2022年計画 2021年の自家採種種もみ4 対 朝日1 2023年以降 前年の種もみを自家採種し、オリジナルの品種を育てる。   上記とは別の圃場で朝日とヒノヒカリは単品種で栽培し種子の品種を継続する。

畑の面積を減らそうか

借りてる畑の6反を返そうかと考えている。 布田鶴という場所だ。 借りろうと思えばいつでも借りれる。 効率のいい方法がまだ浮かばない。 あればあるで経費もかさむ。 いろいろシュミレーションしたが、私有地の畑と親戚に借りてる畑があれば十分出来そうだ。 かぼちゃは計画の半分でいいかもしれない。  まあやりながら考えよう。

ヨーロッパの野菜

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私はかぼちゃ以外、自分が食べたいので作っているというのが原動力。 今年の作付け野菜たち。      

2021かぼちゃ栽培計画表 修正

神田小菊南瓜 田中ん上 5月から8月の4か月 2反      くり大将   地の眼  春蒔き 2月、3月     播種量計2000        布田鶴  夏蒔き 6月、7月 播種量計4000 合計6000 万次郎南瓜  竹下畑  5月 1.6反 その他の南瓜 田中ん上 5月 1反  point この地に適した播種期を明確にする。  収穫労力の分散。 異常気象と病害虫へのリスク分散。

2021

生物多様性農業の確立と収益の確保 私有地圃場以外での展開 (甲佐町と有明海沿岸の干拓地) 後進の育成と収益確保の仕組み作り 以上の3つのポイントに集中して考え行動。   写真はいよいよLab.建設へと向かう。 構造において主要な柱は60年から100年以上たった私有地の山の檜を使う。

2021年かぼちゃ計画案その2

基本的な考え方は、開花期と収穫期の適正から考えてみる。   圃場の気候や条件と現状 ここは温暖な地域でもなく、冷涼な地域でもない海抜200m前後に位置する中山間地であり、一般的な作付けからずれが生じるが、その気候を十分に理解していないがために収穫量も品質も安定しない作付けが行われているのが現状。 栗カボチャ 春作は収穫期を梅雨季前の6月前半で設定 夏作は果実が成長する頃、冷涼で霜が降る以前で考えると、収穫期を10月から11月前半で設定 春作 圃場面積2.5反 播種 2月15日過ぎからのトンネル栽培    雑草をショートカットした管理で対応    堆肥 2020/12     西原村特有の突風マツボリ風を注意       播種量 2000粒 夏作 圃場面積4.0反 播種 6月から7月初めでの一般露地栽培    ヘアリーベッチ跡地を利用     堆肥 2021/4-5    台風対策    播種量 4000粒   合計 播種量 6000粒   その他3.0反の圃場は作付け時期等未定     万次郎カボチャ 圃場面積 1.6反 栽培方法 例年通り  小菊系カボチャとその他のカボチャ 圃場面積 2.0反 春作 3月後半 夏作 7月前半

2021南瓜胡瓜栽培計画案

時系列 1. 布田鶴A   33.83a    春2/1 栗かぼちゃ トンネル 2. 宮ん上   27.25    春3月頃 きゅうり  3. 布田鶴B      12.34       春3/15  神田小菊 黒皮 カーニバル  4. 竹下畑    16.23     春5月頃 万次郎カボチャ   5. 地の眼        27.25     梅雨前6/1 栗カボチャ 6. 田中ん上   29.19     夏7/1  栗カボチャ      布田鶴B      12.34       夏7/1  神田小菊 黒皮 カーニバル 

企業化するやつだ農園とCASA BLANCAの立ち位置

来年度中に法人化するやつだ農園は企業としての業績も求められる。 病院発の地産地消そして無農薬が条件というコンセプトだが、大規模な圃場での運営で取り組む。 ある意味セオリー通りの発展が期待されるだろう。 CASA BLANCAを継続するなら、私の年齢と共にいずれ法人化しなければいけない時期は来るが、本心は一代で終わるように有りたい。 常に自由で在りたい。 それ以外意味はないのだが、その事が生産からクリエイティブに進むであろう自分には必要な原動力だ。 最終的にはオリジナルの固定種を作ったり、環境保全活動に時間を費やしたりと全く儲からないことばかりしそうだ。 CASA BLANCAの圃場面積を来季は縮小する。 現在の圃場2.5町を田んぼ1町、畑1町の計2町にしてやつだ農園にも多く動けるよう身を軽くする。 周年栽培の実現や、更に計算通りの収穫量を得るためのノウハウを研鑽していく。 雑草の研究や肥料や資材としての有効活用なども今一番楽しみな視点だ。   、、これらは私がこれまで39年間行ってきた写真とは、と言う理論研究やプリントワークの実験と何ら変わらない。   CASA BLANCAは自由な発想で本質を見つめていかなければ、他が大きな企業となっても私には意味のない事になる。 企業化と研究というバランスの良い設定を構築していこう。   記録として記す。 2020/11/15 Shinkawa