投稿

ラベル(視点)が付いた投稿を表示しています

草雲雀鳴く

パトリック・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)著の『虫の音楽家』でも冒頭の次に紹介される鳴き虫。全長は6mmから7mmと小さい。こんな小さな虫が金より高い。と綴ってある。フィリリリリ…という連続した美しい鳴き声。 私の部屋からも鈴虫と共に草雲雀の演奏が聞こえている。なんとも風情のある調べである事か。 聞けば奏でが聞こえ 聞かずば唯、虫の喧騒のごとく過ぎ 虚しさこそ世の定め也 されど心静かに 響きは永遠を宿す  ぼく様作   

日本のハーブ 茗荷

茗荷の言い伝えである物忘れ促進伝説ですがそれは根拠のない迷信也。 いやー。みょうがのきせつですね。うまいうまい。きのうは鮪のたたきにみょうがを沢山のっけて食べましたわ。次男も旨そうに食ってました。 次男がどんどん自分の目標に向かって動いています。1000ccのバイクをカスタムしたり、軽を買ったかと思ったらすぐに売ってレガシーを再稼働する準備を始めてますわ。工具や溶接機かったりなんだかんだ動いています。ぼく様嬉しく見つめていますわ。ばーたれが俺と同じ道進みやがって、苦労するぞ(笑) こんな奴、好きなんですよ。応援しまっせ! ええんよ。それで。前人未踏の地に立つ奴はややこしい事考えんで、やりたいことをやれる奴也。それが本来の人間の行動力さ。 

虫豸帖

イメージ
 「虫豸帖(ちゅうちじょう)」は、江戸時代後期に伊勢国長島藩の藩主であった増山雪斎(ましやませっさい)が描いた、 小型の生物を写生した博物学的な画帖です。  主な特徴は以下の通りです。     作者: 増山雪斎は本業が大名でありながら、優れた花鳥画の才能を持っていました。     内容: 蝶やトンボ、カメムシといった小さな虫を中心に、甲羅の模様や透き通った羽まで驚くほど精緻に描かれています。     制作背景: 江戸時代には、動植物を精密に記録する「博物図譜」の編集が盛んに行われており、雪斎の『虫豸帖』もそのひとつです。     雪斎の虫への愛: 雪斎は、写生のために殺した虫の死骸を大切に保管し、「わが友である」と語っていたと伝えられています。     虫塚: 雪斎の死後、友人たちが彼の墓がある寺院に、虫の供養のための「虫塚」を建てました。この虫塚は現在、東京国立博物館の隣にある寛永寺に移設されています。     所蔵: 東京国立博物館などが所蔵しており、文化財として登録されています。 

「虫の音楽家」

イメージ
小泉八雲「Lafcadio Hearn(ラフカディオ・ハーン)」は、ぼく様の敬愛するおじい様のひとり。久しくおじい様の教えを乞うべく著書を購入。 ハーンおじい様は鳴く虫も深く愛され興味を抱かれ随筆を残された。     https://www.hearn-museum-matsue.jp/exhibition-insects.html     初版本はとても趣あるが、手に入らない。文庫本を購入。 虫の音楽家 小泉八雲コレクション (ちくま文庫)  

そこに山があるから

そこにエベレストがあるから。 ジョージ・ハーバート・リー=マロリー(George Herbert Leigh-Mallory、1886年6月18日 - 1924年6月8日もしくは9日)は、イギリスの登山家。  そうやね。まだより良く生きていたいのなら歩むことが大切。その積み重ねはただ唯、その一歩の決断と行動から始まる。 私は日々追われることを効率化し、ある時は排除し。静けさに身を寄せて洞察し、簡略化し、時には道化する。写真にしろ環境にしろ、地球の存続時間がもっとも影響する。そのわずかな時間をわずかに伸ばすにはエントロピー増大の加速を制御する必要がある。果たしてそれは私だけの行動では微力であるが、挑戦する意思は尊いはずだ。 

草刈る人

矢野さんは自発的に草を刈って村の景観を大事にしている。その姿は美しい。刈っている斜面は決して自分の土地ではないのにかかわらず。聞けば、草刈りは趣味だけん。と謙遜される。こういう人こそ誠に徳の高い人である。だいぶ高齢になられたが、若い頃は女性がお好きでお酒が好きで笑わせる事が大好きな方だった。おしゃべりが上手で観光バスガイドも一時期だがしたという。尊敬しますよ先輩。先輩に見習い今日は朝夕、草刈りだな。じぶんのところは後でいい。せんでもいい(笑)より方言 しぇんしぇん。しぇんばい。すーっかぁ。 『徒然草』第38段 「名利に心を奪われ、隙間もなく一生を苦しむのは愚かである。財が多いと身を守るのに迷うこともなく、むしろ害を招き、災いをもたらす原因となる。」  "It is foolish to be consumed by fame and fortune, suffering through life without respite. Having great wealth not only fails to protect oneself but rather invites harm and causes misfortune."   名声や富に溺れ、安息のない人生を送るのは愚かなことである。莫大な富を持つことは、自らを守るどころか、むしろ害を招き、不幸をもたらす。

歌川国芳:河豚に赤えい/金魚にめだか

イメージ
  世界は楽しく豊かな想像力也 なんかさ、歌川国芳はんは珍しい魚なんかをユーモラスに描いたんだって。 ちょっと調べてみようかな。 面白そう。  ぼく様今、物語の展開をかんがえ中。。  どうやったら阿保なにんげんどもをわからせることが出来るんかな??  まじめに言っても通用せーへん。。    歌川 国芳(うたがわ くによし、寛政9年11月15日〈1798年1月1日 〉 - 文久元年3月5日〈1861年4月14日〉)は、江戸時代末期の浮世絵師。 

ちょっと試してるえげつない除草

カラムシという雑草は昔は繊維をつかって服などにした。現代でも一部の作家たちが継承しいる。しかしこいつは厄介な雑草で何度切っても新芽を出す。 圃場の高土手にはカラムシとフキが混生している。ぼく様としてはフキだけにしたい。混生してるので切れば両方切ってしまう。しかもフキは根元を切られると再生しずらくなるのだ。 そこでカラムシにこの時期に繁殖するフクラスズメという蛾の幼虫の毛虫がカラムシだけを食べる。ほっとくとカラムシは葉っぱを全て失くしてしまう。そうすると優勢的にフキが強くなる。この実験をしたい。幼虫は見た目悪いが刺すことも毒もない。 ただ、フクラスズメの蛾の大群がコミュニティーの水銀灯に集まるだろう。。毛虫と同じく、ぼく様、蛾がだいきらいなのだ。  でもぼく様、田んぼといい土手といい。数万の生命を維持してるぞ!? 

マンゲツモチの出穂はじまる

比較的早生のマンゲツモチ。いよいよ出穂が始まった。相変わらずぶんけつ数が少ない品種だ。つまり味は良くても収量は少ない。それで最近では全国的にこの品種を作付けする農家が減っている。昭和天皇から今の天皇まで毎年植えられているのは変わらない。もっと美味しい品種で多収量のモチ米も開発されている。でも本当はどうだかな。。収量が少ない方が美味しいという事実がある。一反あたり2俵とか3俵の米は本当に美味しい。どうしてなんだろうか。ある程度察しは付くが。 さて出穂。この田んぼは水が冷たく常に大量の水が流れるように設計している。また水草や浮草もある程度繁殖させる事で水温を下げている。高温障害は日中の暑さよりも夜間の気温が影響している。水を流し続ける事で田んぼをクーリングする。夜間23℃以下であれば高温障害は発生しない。なのでこの田んぼは登熟期が高温でも大丈夫なんです。こういう環境設定を私は常に研究しています。 私の田んぼには様々な生態系が成り立っています。 環境共生の事例はこの田んぼだけでも十分に見て取れるでしょう。是非ご覧ください。   検証 マンゲツモチと収量・味の関係 マンゲツモチの特徴 : 早生で分げつ数が少なく、収量は控えめだけど味は抜群。1反あたり2~3俵の低収量米が特に美味しいのは、植物のエネルギー配分に関係してるんじゃないかと。稲が穂に集中して栄養を注ぐから、1粒1粒の品質が上がる。いわば「量より質」の戦略ですよね。科学的にも、収量を抑えた栽培(例:疎植や低肥料)だと、米のアミロース含有量やタンパク質バランスが良くなり、食味が向上する傾向があるみたいです。 なぜ減ってる? : 農家の経済的視点だと、収量の多い品種(例:コシヒカリやあきたこまちのモチ米系品種)に押されがち。商業的には多収量が優先されやすいから、マンゲツモチみたいな伝統品種は敬遠されがち。でも、皇室での継続栽培は、文化的価値や味の良さを守る象徴ですよね。 高温障害対策と水管理 水温管理の工夫 : 冷たい水を常に流し、水草や浮草で水温を下げるのはめっちゃ賢い!夜間23℃以下をキープすることで、高温障害(白濁米や胴割れ)を防げるのは、登熟期の呼吸作用やデンプン合成の酵素活性が温度に敏感だから。具体的には、25℃以上の夜間だとデンプン蓄積が乱れ、品質が落ちる。これを水の流れでクールダウンするのは、理にか...

到達点の先を考える

大学院だけでは物足りなく感じる。作家性を打ち出すためには、具体的な計画と行動が必要だ。 やはり環境としては、京都に住むのが良いと思う。 さまざまな問題はあるが、じっくり考えてみたい。 私にとって環境を変えることは、創造性や成長に欠かせない最も合理的かつ迅速な方法だ。 バイトの契約が終わる2年後には京都への移住を確定させたいが、現在の京都にその価値があるのか、たまには行って確かめてみたい。 しかし、ここで環境共生を考えた圃場作りと、そこで生きる生物を観察することは、都会生活よりもはるかに面白く、すでに私の作家性を形作っている。 収入については、具体的には米作りを現在の1町から2町に増やせば良い。そうすれば、拘束時間のあるバイトも必要なくなる。 冬は京都に住み、夏はここで環境共生米作りに取り組む二重生活も良い。 以前住んだことのある京都だが、昔の京都だけでは得られるものが少ない。私にとってパッションのある街ではなかった。それでも、文化的には此処より優れている。 時間さえ作れば、どこにでも行ける。そういう私自身の環境設定をこの2年間で整えよう。  

高度な利用

たとえばPhotoshopは何でもできると言うが、何でもできるようなスキルを身に着けるにはそれなりの時間がかかる。ましてや高度なセンスを画像化しようとするなら相当なスキルや感性、そして審美眼や知識が必要になる。 同じようにAIの活用でも言える。Photoshopと同じくなんでもわかるようだが、なにを知りたいかのレベルが如実に反映される。 現在多角的に使用して私自身のAIスキルを高めている。考え方はPhotoshopとなんら変わらない。このツールは言語化するPhotoshopと考えた方がいいと感じ始めている。 否定する者には先は見えないが、使う者にはどんどん未来が展開していくものだ。 AIから得られる情報量は私自身の能力を遥か超えている。しかしお蔭で私は自分の能力を高める事が出来る。素晴らしい事だ。 これが今やクローバルスタンダートになっている。これまでの検索だけの知識では到底到達できない世界を構築できる。

最初に手にしたもの

最初に手にするものが一番欲しいもの。次に手にするものは迷いだ。その迷いがずっと続く人がいる。最初に手にしたものを選べば迷う時間が無くなる。 最初に思ったこと、これを実行する。次に思ったことが現実的で安全なようだ。その次に思う事も浮かぶだろう。でも最初に思ったことを実行する。これが自分の為にいい選択であったとわかるだろう。 

中干の本当の理由はブンケツ数の予定した確保で収穫量を安定する事。干して整理障害を人工的に誘発して生殖成長に切り替える事だ。

  ご指摘ありがとうございます!「中干しの本当の理由は分げつ数の予定した確保で収穫量を安定させること、そして乾燥ストレスを人工的に誘発して生殖成長に切り替えること」というご意見は、非常に的確で農業技術の観点から重要なポイントを突いています。ご指摘を受けて、前の回答がこの核心的な目的を十分に強調できていなかったことを反省し、以下に中干しの本当の理由を中心に、わかりやすく整理して説明します。また、稲が抽水植物である点や中干しをしない栽培の成功例も考慮に入れ、バランスの取れた回答を提供します。 中干しの本当の理由:分げつ数の確保と生殖成長への切り替え 分げつ数の予定した確保と収穫量の安定 : 目的 :稲の分げつ(茎の分枝)は、穂の数に直結し、収穫量を左右します。しかし、過剰な分げつは栄養の分散や倒伏リスクを高め、逆に不足すると穂数が減り収量が低下します。中干しは、分げつを適切な数(例:1株あたり20~25本、品種や植密度による)に抑えることで、収穫量を安定させる重要な管理技術です。 メカニズム :中干しで土壌を乾燥させると、稲は水分不足のストレスを感じ、分げつ(栄養成長)が抑制されます。これにより、余分な分げつ(「無効分げつ」)を防ぎ、穂の形成に必要な栄養を効果的に分配できます。 具体例 :農林水産省のガイドラインや農業試験場の研究では、最大分げつ期(田植え後30~40日、茎数が目標の7~8割に達した時期)に中干しを行うと、有効分げつ率が向上し、収量が安定することが報告されています。たとえば、コシヒカリの場合、1㎡あたり300~350本の茎数を目標に調整することが一般的です。 乾燥ストレスによる生殖成長への切り替え : 目的 :中干しは、稲の成長ステージを栄養成長(葉や茎の成長)から生殖成長(穂や種子の形成)にスムーズに移行させる役割を持ちます。乾燥ストレスを人工的に与えることで、稲に「環境が厳しくなった」と認識させ、穂形成(幼穂形成期)に向けた生理的変化を促します。 メカニズム : 中干しによる水分ストレスは、稲の体内でエチレンやアブシジン酸などの植物ホルモンの生成を誘発し、栄養成長を抑制しつつ生殖成長を促進します。 これにより、穂の数が確保され、籾(もみ)の充実度が向上し、結果的に収量と品質が安定します。 タイミングの重要性 :中干しは分げつ期後半(最大分げつ...