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フェルメール カメラ 写真研究おすすめの本

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17世紀の画家フェルメールがカメラオブスキュラを使っていたかを論証する。  Vermeer's Camera: Uncovering the Truth Behind the Masterpieces ハードカバー – 2001/6/7 英語版 Philip Steadman (著) 貴重な本を手に入れた。カメラの前身であるカメラオブスキュラ、私は写真が生まれる前の写実的な絵画に興味があった。 Art historians have long speculated on how Vermeer achieved the uncanny mixture of detached precision, compositional repose, and perspective accuracy that have drawn many to describe his work as "photographic." Indeed, many wonder if Vermeer employed a camera obscura, a primitive form of camera, to enhance his realistic effects? In Vermeer's Camera , Philip Steadman traces the development of the camera obscura--first described by Leonaro da Vinci--weighs the arguments that scholars have made for and against Vermeer's use of the camera, and offers a fascinating examination of the paintings themselves and what they alone can tell us of Vermeer's technique. Vermeer left no record of his method and indeed we know almost nothing of the man nor of how he wor...

写真評論 おすすめの本

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On Photography (Penguin Modern Classics) 写真論の世界的定番だが未だ読んでいなかったが、少しずつ英訳しながら読んでいる。日本語版もあるが、翻訳者や時代背景で解釈が違う。作者の正確なニュアンスは現代のgoogle翻訳やAIの方が高いと感じる。     スーザン・ソンタグの『写真論』は、写真というテーマにおける画期的かつ独創的な著作です。 スーザン・ソンタグによる画期的な写真批評は、写真という芸術形式を取り巻く道徳的・美的問題について、力強い問いを投げかけています。 写真は至る所にあり、「写真を撮ろうとする眼の飽くなき探求」は、私たちと世界との関係を根本的に変えてきました。 写真には、衝撃を与え、理想化し、誘惑する力があり、郷愁を抱かせ、記念碑的な役割を果たします。そして、私たちを告発する証拠として、あるいは私たち自身を特定するために利用されることもあります。 この6つの鋭いエッセイの中で、ソンタグは、私たちがいかにしてこれらの遍在するイメージを用いて、人生における現実感と権威感を作り上げているかを考察しています。 「ソンタグは、最も知的な欲求を満たすのに十分な思考の糧を提供している」タイムズ紙 「写真が私たちの世界観、そして自分自身に対する見方にもたらした深遠な変化を鮮やかに分析している」ワシントン・ポスト紙 「このテーマに関する最も独創的で啓発的な研究」ニューヨーカー紙 アメリカで最も有名で尊敬されている作家の一人、スーザン・ソンタグは、2004年12月に亡くなるまで、現代文化の有力な評論家でもありました。彼女の著書には、4冊の小説と多数のノンフィクション作品があり、『他者の痛みについて』、『写真について』、『メタファーとしての病気』、『同時に』、『解釈に反対して』、『再生:1947年から1963年の初期日記』などがあり、いずれもペンギン社から出版されています。 さらに、エッセイ集『土星の印の下で』と『ストレスの降りかかる場所』、小説『火山の恋人』と『恩人』を含む8冊の著書がペンギン・モダン・クラシックス社から出版されています。   Susan Sontag's On Photography is a seminal and groundbreaking work on the sub...

スーザン・ソンタグの言う限界とは

スーザン・ソンタグが『写真論』で述べる写真の限界とは、主に以下の点が含まれます: 現実の断片化 : 写真は瞬間を切り取るため、全体像を伝えることが難しく、断片的な理解しか提供しない。 感情の麻痺 : 苦痛や戦争の写真の過剰な露出が、観察者の共感を減らし、冷淡さや無関心を招く可能性。 倫理的問題 : 他者の苦しみを消費する行為としての写真が、被写体への敬意や責任を欠く場合がある。 解釈の曖昧さ : 写真は文脈を十分に伝えないため、観察者の主観的解釈に依存し、真実を歪めるリスクがある。 これらは、写真の力と同時にその限界を示し、視覚文化への批判的視点を提供しています。

古典と再生 論文資料

古典と再生というテーマを明確化。 カメラ・オブスキュラは人間の技量に頼る「古典的」な投影装置であり、写真は化学的に画像を固定する「再生的」な技術である。 カメラ・オブスキュラと19世紀の感光材料を用いた写真の誕生を比較し、ダ・ヴィンチ、カラヴァッジョ、フェルメールといった画家たちと関連づけて「古典と再生」というテーマで論文を執筆する構想は非常に興味深いですね。確かに、カメラ・オブスキュラと写真の歴史的関係を詳細に比較した日本語の文献は限られている可能性がありますが、以下に調査のポイントと関連する文献やアプローチの提案をします。また、締め切りが7月23日と迫っているとのことなので、効率的なリサーチのために具体的な方向性も提示します。1. カメラ・オブスキュラと写真の比較に関する文献の状況カメラ・オブスキュラは、紀元前から知られていた光学現象を基にした装置で、ルネサンス期の画家や科学者(レオナルド・ダ・ヴィンチなど)によって素描や観察の道具として使われました。一方、19世紀初頭にニエプスやダゲールによって感光材料を用いた写真が発明され、映像を化学的に定着させる技術が確立しました。この二つの技術は、映像の「投影」と「定着」という点で連続性を持ちつつ、目的や技術的背景が大きく異なるため、「古典と再生」というテーマで比較するには格好の題材です。ただし、カメラ・オブスキュラと写真の誕生を直接比較し、特にダ・ヴィンチ、カラヴァッジョ、フェルメールとの関連を詳細に論じた日本語の学術文献は多くない可能性があります。以下に、関連する文献やリソースを調査した結果と、論文執筆に役立つアプローチを提案します。既存の文献の状況日本語文献:『カメラ・オブスキュラの時代: 映像の起源』(中川邦昭、ちくま学芸文庫):この本は、カメラ・オブスキュラの歴史やルネサンス期の芸術家(ダ・ヴィンチなど)との関係を詳しく扱っており、映像文化の起源としての役割を論じています。ただし、19世紀の写真技術との直接的な比較は限定的かもしれません。 『写真史』(Wikipedia日本語版や関連書籍):写真の歴史全般を扱った資料は多いですが、カメラ・オブスキュラと写真の技術的・文化的な連続性を深く掘り下げたものは少ないです。例えば、ニエプスやダゲールの業績については『写真の始まりは化学変化だった!』(試作.com)や『カメ...

うううぅ

ろんぶん2本書き上げた。のこり1ぽん。締め切りは23日。最後の一本は構想がカメオブスキュラと写真を古典と再生と言うテーマで書き上げる。ダビンチやカラバッショ、フェルメールが使ったと言われるカメラオブスキュラと19世紀にカメラオブスキュラを使い感光材料に感光させた写真の誕生を比較しながら書きたいと思うが、、歴史ものは下調べで時間がかかっている。しかしこれは写真の歴史を語る上では欠かせないテーマであり、私の記憶ではこれを比較した文献は知らない。 

論文とは、

論文とは、特定のテーマや問題について研究や考察を行い、その結果や結論を体系的かつ論理的に記述した文章のことです。主に学術的な目的で書かれ、科学、技術、文学、社会科学などの分野で新たな知見や理論を提示するために用いられます。以下に論文の特徴や役割を簡潔に説明します。 論文の特徴 目的 : 研究の目的や問題を明確にし、科学的または学術的な方法でアプローチする。 構成 : 一般的に以下の要素を含む。 タイトル : 研究の主題を簡潔に示す。 要旨(アブストラクト) : 研究の概要。 序論 : 研究の背景、目的、意義。 方法 : 研究の手法やデータ収集方法。 結果 : 研究で得られたデータや発見。 考察 : 結果の解釈や意義、限界。 結論 : 研究のまとめと今後の展望。 参考文献 : 引用した資料や先行研究。 客観性 : 主観的な意見ではなく、データや事実に基づいて論じる。 査読 : 学術論文の場合、専門家による査読(peer review)を受け、質や信頼性が検証されることが多い。 論文の種類 学術論文 : 大学や研究機関で書かれる、専門性の高い論文(例: 科学研究、博士論文)。 学位論文 : 学士、修士、博士などの学位取得のために提出される論文。 レビュー論文 : 既存の研究をまとめて分析・評価する論文。 エッセイ : 学術的でない場合もあり、比較的自由な形式で意見や考察を述べるもの。 論文の役割 知識の共有 : 新しい発見や理論を広く共有し、学術コミュニティに貢献する。 議論の促進 : 他の研究者がその内容を基に新たな研究を行うきっかけとなる。 学術的評価 : 研究者の業績や専門性を示す指標として機能する。 論文は、単なるレポートやエッセイとは異なり、厳密な方法論と証拠に基づいた論理的な記述が求められます。特定の分野や目的によって形式やスタイルは異なりますが、科学的・学術的な探求の成果をまとめる重要な手段です。   学位論文とは 学位論文とは、大学や大学院において、学士、修士、博士などの学位を取得するために提出される論文のことです。学生が特定の研究テーマについて独自の研究を行い、その成果を体系的かつ論理的にまとめたもので、学術的な厳密さとオリジナリティが求められます。以下に学位論文の特徴や種類を簡潔に説明します。 学位論文の特徴 目的 : 学位取得の要件を満たす...