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Artist Statement — Yoshiro Shinkawa

French Yoshiro Shinkawa Déclaration d'artiste Depuis plus de quarante ans, je photographie les vasières de la mer d'Ariake selon un protocole d'observation fixe. Se transformant sans cesse au rythme des marées, ce lieu n'a jamais cessé de se présenter à moi non comme un simple paysage, mais comme un espace où le temps lui-même devient visible. On comprend généralement la photographie comme l'acte de saisir un instant. Ce à quoi je me suis pourtant confronté, c'est l'infime décalage de phase qui survient entre un instant et l'instant suivant. Lorsque deux images fixes sont placées côte à côte, ce qui devient perceptible n'est ni l'immobilité ni le mouvement, mais l'oscillation même qui surgit dans l'écart entre elles. J'ai organisé théoriquement ce phénomène sous le nom de Théorie de l'Immobilité Différentielle, et j'ai nommé sa forme pratique Composition Duale. Cette théorie s'enracine dans la phénoménologie husserlien...

サイアノタイプ感光液への漆バインダー混入——化学的検討ノート

  サイアノタイプ感光液への漆バインダー混入——化学的検討ノート 木材支持体へのサイアノタイプ定着において、感光液そのものに漆をバインダーとして混入するという実験的アプローチを検討した。前例がほぼ存在しない試みであり、化学的な可能性と障壁の両方を記録しておく。 なぜバインダーが必要か 木材への通常のサイアノタイプでは、プルシアンブルーが木の導管や細胞壁に吸収・分散し、画像が表面に定着しにくい。バインダーを感光液に混入してプルシアンブルーを表面に留めるという発想は、技術的動機として合理的である。 漆の組成と根本的な化学的障壁 生漆の主要成分はウルシオール(約60〜65%)、水分(約25〜30%)、ウルシアーゼ(酵素)、多糖類・糖タンパク質である。 ここに決定的な問題がある。ウルシオールはカテコール構造(オルト・ジフェノール)を持つ還元剤である。 サイアノタイプの感光化学は、Fe³⁺(第二鉄)が紫外線によってFe²⁺(第一鉄)に還元され、フェリシアン化物と反応してプルシアンブルーを生成するプロセスである。ウルシオールの還元性がFe³⁺に作用すると、紫外線照射前にプルシアンブルーが生成し始める——すなわち感光液が調製段階で自己露光(カブリ)を起こす可能性が高い。 さらにカテコール基は鉄イオンとキレート錯体を形成する性質を持つ。これは感光に必要な鉄イオンの濃度と形態を変化させ、光化学反応そのものを阻害する可能性がある。 追加の障壁 漆は水中油滴型エマルションであり、水溶液である感光液との安定した混合がそもそも困難である。また漆の硬化は高湿度(80%以上)での酵素的酸化重合であり、現像の水洗プロセスと工程が干渉する。バインダー層が厚くなれば紫外線の到達を阻害し、露光自体が成立しなくなる。ウルシアーゼの酵素活性が水溶液中でどう振る舞うかも制御できない。 可能性が残る三つの変形アプローチ 透漆の極希釈乳化 ウルシオール濃度が低い透漆(スキ漆)を、ごく少量の乳化剤を使って感光液に分散させる。濃度を極限まで下げることで還元作用を最小化できる可能性がある。ただし乳化安定性と皮膜形成能の両立は困難である。 漆水相成分のみの使用 生漆を静置・遠心分離すると、ウルシオールを含む油相と、多糖類・糖タンパク質を含む水相が分離できる。この水相のみを感...

サイアノタイプ×木材支持体——保護膜と樹種の研究ノート

  檜・栴檀・桜:樹種別の詳細分析 サイアノタイプ×木材支持体——保護膜と樹種の研究ノート サイアノタイプ(青写真法)を紙や布ではなく、木材に定着させる試みを続けている。今回は保護膜の素材選択と、支持体となる樹種の化学的・概念的な検討を記録しておく。 サイアノタイプの敵はアルカリと湿気 サイアノタイプの画像はプルシアンブルー(紺青)の結晶構造によって成り立っている。この鉄シアン錯体はアルカリに対して極めて脆弱で、アルカリ性の環境に置かれると退色・消失する。保護膜を選ぶ際の第一基準はここにある。つまり弱酸性〜中性の素材であること、そして湿気を遮断または緩和できることが条件になる。 保護膜の候補素材 蜜蝋(Beeswax) 最も古典的で相性が良い。弱酸性〜中性。木の動きに追随する柔軟性があり、クラックのリスクが低い。浸透系のため皮膜が薄く、プルシアンブルーの発色を殺さない。温蝋を薄く引き、乾布で磨き込む方法が基本。 シェラック(Shellac) アルコール溶解品(エタノール希釈)を使う場合、pH がほぼ中性〜弱酸性で画像への影響は比較的小さい。硬い皮膜を形成し防湿性は蜜蝋より高い。ただし水溶性シェラックはアルカリ性のため厳禁。また琥珀色の着色があり、白地がわずかに黄変する。木材の下地処理(シーリング)としても有効。 荏油(えのあぶら) 日本の伝統木工に使われてきた乾性油。完全中性に近く、硬化後は安定。浸透性が高く木材との相性が良い。乾燥に数日かかるため硬化前の埃付着に注意が必要。 マイクロクリスタリンワックス / Renaissance Wax 博物館・保存修復の現場で標準的に使われる蝋系素材。中性・安定・可逆性あり。蜜蝋より硬質で均一な皮膜を形成する。 漆(Urushi) 硬化後の安定性は最高クラス。木材支持体との相性は本来的に高く、針葉樹・広葉樹いずれにも古来使われてきた。課題はプルシアンブルーへの影響の未確認と、透漆以外の製品が持つ黒みによる色相の変容。透漆を極限まで希釈した試験片での検証が前提となる。 ラッカー(ニトロセルロース系) 防湿性・耐久性は高いが、溶剤(酢酸エチル・アセトン系)がプルシアンブルーの色相に影響するリスクがある。長期的な黄変と脆化の問題もあり、美術保存の観点からは可逆性がなく推奨されない。 ...

Branco Ottico a ITALIA'S GOT TALENT - video inedito

 Branco Otticoは、「Bertha」と名付けた巨大カメラ(感光面積1.10×1.10m、蛇腹繰り出し約4m、1000mm f6.3レンズ)をステージに持ち込み、審 Branco Ottico 査員の一人であるElioを被写体として1㎡の密着拡大ポートレートを撮影・暗室現像した。このプロセス全体をステージ上でライブで行うという試みは、タレントショーはもちろん、他のテレビ番組を含めて前例のないものだった Branco Ottico とのことです。

Tempi, In Memoriam

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Gyanotype - The greek Giant Cyanotype 2

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Hackney WickED festival new world record

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The Largest Contact Print EVER - BRANCO OTTICO

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George Raymond Lawrence の Mammoth Camera

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ぼく様みたい。 ハットを被ってシャッターを切る。 いいすね。  当時は引き延ばす技術がなく、広告サイズを大きくするなら、 等倍の感光板が必要で、そのため巨大なカメラを作る必要があったんだ。 発想が現代とは逆でしょ?  最高じゃん!  現代写真作家のアンドレアス・グルスキー作品『ライン川』4億円? こっちが凄くない?  George Raymond Lawrence(1868–1938) スタジオのモットー: 「The hitherto impossible in photography is our specialty.」(写真における不可能をわれわれの専門とする) Cabinet Magazine このモットーが彼の全活動を要約しています。   George Raymond Lawrence の Mammoth Camera ファイル名から明らかですが、これはジョージ・レイモンド・ローレンス(1868–1938)が1900年に製作した "Mammoth" カメラと、その成果物であるシカゴ・アルトン鉄道の Alton Limited 列車の撮影写真です。 カメラのスペック 重量:約635kg(1,400ポンド) プレートサイズ:約2.5m × 1.4m(8フィート × 4.5フィート) レンズだけで数十kgあったとされる 運搬に専用の鉄道貨車が必要 制作の文脈 シカゴ・アルトン鉄道が列車の広告用に依頼。ローレンスは「世界最大の写真」を撮るために、既存の技術の延長ではなく、 カメラそのものを一から設計・製作 しました。フィルムではなく湿板(またはドライプレート)の巨大版を使用。 新川さんの視点から興味深い点 自作レンズを制作されている新川さんには、このカメラが「光学系を自ら構成する」という実践の極限例として映るのではないでしょうか。 ローレンスは後に 凧を使った航空写真 (1906年サンフランシスコ大地震の空撮)でも知られます——地上では巨大カメラ、空中では凧という、スケールの両極端を行き来した写真家です。 何か特定の観点から掘り下げますか?  

数万年もつプリント法の開発 

僕が偶然編み出したプリント法を再度検討。  カリタイプ(Kallitype) 19世紀末に開発された古典的な写真プリント技法です。 基本原理 鉄塩(第二鉄塩)の感光性を利用します。紫外線(UV光)が当たると第二鉄が第一鉄に還元され、その還元力で銀塩を金属銀に変換することで画像を形成します。 工程の概要 硝酸第二鉄(ferric oxalate)+硝酸銀の混合液を紙に塗布 乾燥後、ネガ(密着)+UV光(日光または露光機)で焼き付け 現像液(水またはホウ砂・酒石酸カリウムナトリウムなど)で現像 定着(ハイポ液)+金調色(任意) 特徴 現像液の種類によって色調が変化(茶褐色、黒、赤茶など) 金・パラジウム・白金での調色が可能 → プラチナプリントに近い色調も出せる コストがプラチナ/パラジウムプリントより低い 階調が豊かで、マットな質感 手塗り・密着焼きという手仕事のプロセス 白金・パラジウムプリントとの関係 カリタイプはしばしば「プラチナプリントの廉価版」と位置づけられますが、原理は同じ鉄塩還元系です。仕上がりの色調・安定性はプラチナ系に劣るものの、実験的・表現的な用途では十分な魅力があります。 論文・作品との関連で言えば 手仕事の時間的プロセスが介在するため、「観察者の意識に運動を生じさせる」という双構図の文脈と接続できる可能性があります。塗布・露光・現像の各段階に微小な差異が生じ、それが最終的なプリントの「一回性」を担保します。 何か特定の側面(材料・実践方法・他技法との比較など)を掘り下げますか?酸化鉄のことか?15:25区別して正確な化学物質を説明した。区別して正確な化学物質を説明した。厳密には違います。 カリタイプで使う鉄塩 → シュウ酸鉄(III)(ferric oxalate、シュウ酸第二鉄) 化学式:Fe₂(C₂O₄)₃ 「酸化鉄」との違い 酸化鉄シュウ酸鉄(III)英語iron oxideferric oxalate化学式Fe₂O₃などFe₂(C₂O₄)₃水溶性✗✓感光性なしあり(UV感光) 酸化鉄は顔料(赤錆の主成分)であり、水に溶けないため塗布液として使えません。 カリタイプが機能するのは、シュウ酸鉄(III)が水溶液として紙に浸透でき、かつUVで還元反応を起こすからです。その還元力で硝酸銀の銀イオンを金属銀に変換し、画像が生まれます。酸化...

今年度最終提出 双構図(paired compositions)— 観測者の時間性における位相差の可視化

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  冒頭説明 前回発表の微小位相差論という理論的枠組みを、双構図という具体的な写真表現として実践した論文である。 双構図(paired compositions)— 観測者の時間性における位相差の可視化 1. 手法の定義 双構図とは、二枚の写真(もしくは画像)を並置することで、一枚では見えない情報を観測者の認知過程において生成させる手法である。 並置される二枚の間には何らかの位相差が存在し、その差異が観測者において新たな情報を発生させる。今回はその一例として時間差を扱うが、異なる位相と位相、写真と生成画像のような位相差の展開も視野にある。 2. 写真の歴史的位置——引用と非引用 写真は19世紀に非引用的記録のメディアとして現れた。それまでの絵画が様式や技法の継承という多層的引用の体系を持っていたのに対し、写真初期は光学的・化学的プロセスによって時間を固定するという全く新しい非引用的表現を獲得していた。しかし絵画と同じく、写真も誕生187年の歴史の中で多層的引用の体系が進んだ。構図、様式、表現技法が蓄積され、参照され、反復されるようになった。 双構図は、この非引用的構造に対する新しい試みである。 二枚を並べることで生じる差異が、心的位相差として動的情報を表現する。静止画である写真が並列されたことによって、一枚では得られなかった情報が観測者の中に浮かぶ。 3. 像に存在しない信号の生成 双構図 作品#001 有明海 同じ写真の並列 一枚の写真に記録されているのは光学的痕跡と物理的配置のみ であり、写真A単独にも写真B単独にも特別な情報は存在しない。しかし二枚を時間的に連続して知覚したとき、違う情報が観測者において生まれる。 例えば「干潟の位相」では、満潮から干潮への時間経過を観測者は経験するが、 この写真は写真Aにも写真Bにも記録されていない。つまり同じ写真の並列だからだ。しかし2枚の像の差分が、像には存在しない信号を生む。この差分信号は撮影されておらず、記録もされず、測定もできない。にもかかわらず観測者は確実に1枚では見えなかった感覚を2枚の構成で経験する。 4. 観測者の時間性 双構図 一...

info.ステレオ写真 見れるサイト

ステレオ写真見れるサイト 16:43 新川さん、ステレオ写真を見るのに便利なサイトをいくつかご紹介します。 主要なステレオ写真閲覧サイト: Stereopix ( https://www.stereopix.net/ ) 最も活発なステレオ写真コミュニティの一つで、世界中の作品が投稿されています 平行法・交差法の両方に対応 Flickr - Stereo Photography Group 多数のステレオ写真グループがあり、作品が豊富です "3D Stereo" "Stereoscopy" などで検索すると見つかります New York Public Library - Stereoviews 歴史的なステレオ写真の膨大なアーカイブ 19世紀から20世紀初頭の貴重な資料が多数 Library of Congress - Stereographs アメリカ議会図書館の歴史的ステレオ写真コレクション r/CrossView (Reddit) 現代的なステレオ写真が日々投稿されているコミュニティ 交差法での閲覧が基本 新川さんの「paired compositions」の理論的発展にも参考になるかもしれませんね。ステレオ写真も時間差ではなく視差による位相差を視覚化していると言えます。

2011年の或る日以降 Altered Landscape # 015 TSMC建設工事 建設前の長い壁の変化

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Altered Landscape # 015  TSMC建設工事の長い壁 Long wall of TSMC construction work  菊陽 kikuyo   2021/11 Shinkawa   以降の変化    その通りです。この作品では: 単に「景観が変わった」という物理的変化の記録 観測者(新川さん)の意識と景色との間に生じている時間差そのものは写っていない 位相差が観測を可能にする「条件」としては機能しているが、位相差そのものの可視化にはなっていない。、、、だよな。     

冬季発表用 双構図(paired compositions)

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  双構図(paired compositions)— 観測者の時間性における位相差の可視化 1. 手法の定義 双構図とは、二枚の写真(もしくは画像)を並置することで、一枚では見えない情報を観測者の認知過程において生成させる手法である。並置される二枚の間には何らかの位相差が存在し、その差異が観測者において新たな情報を発生させる。今回はその一例として時間差を扱うが、異なる位相と位相、写真と生成画像のような位相差の展開も視野にある。 2. 写真の歴史的位置——引用と非引用 2. 写真の歴史的位置——引用と非引用 写真は19世紀に非引用的記録のメディアとして現れた。それまでの絵画が様式や技法の継承という多層的引用の体系を持っていたのに対し、写真初期は光学的・化学的プロセスによって時間を固定するという全く新しい非引用的表現を獲得していた。しかし絵画と同じく、写真も誕生187年の歴史の中で多層的引用の体系が進んだ。構図、様式、表現技法が蓄積され、参照され、反復されるようになった。 双構図は、この非引用的構造に対する新しい試みである。二枚を並べることで生じる差異が、心的位相差として動的情報を表現する。静止画である写真が並列されたことによって、一枚では得られなかった情報が観測者の中に浮かぶ。 3. 像に存在しない信号の生成 双構図 同じ写真の並列 一枚の写真に記録されているのは光学的痕跡と物理的配置のみであり、写真A単独にも写真B単独にも特別な情報は存在しない。しかし二枚を時間的に連続して知覚したとき、違う情報が観測者において生まれる。 例えば「干潟の位相」では、満潮から干潮への時間経過を観測者は経験するが、この写真は写真Aにも写真Bにも記録されていない。つまり同じ写真の並列だからだ。しかし2枚の像の差分が、像には存在しない信号を生む。この差分信号は撮影されておらず、記録もされず、測定もできない。にもかかわらず 観測者は確実に1枚では見えなかった感覚を2枚の構成で経験する。 4. 観測者の時間性 双構図 一枚の写真から生成された並列画像 人間の知覚は瞬間ではなく積分である。観測者は把持(過去)・根源印象...

重要1,双構図(paired compositions)— 観測者の時間性における位相差の可視化

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双構図(paired compositions)— 観測者の時間性における位相差の可視化 手法の定義 双構図とは、二枚の写真(もしくは画像)を並置することで、一枚では見えない情報を観測者の認知過程において生成させる手法である。並置される二枚の間には何らかの位相差が存在し、その差異が観測者において新たな情報を発生させる。今回はその一例として時間差を扱うが、異なる位相と位相、写真と生成画像のような位相差の展開も視野にある。 写真の歴史的位置——引用と非引用 写真は19世紀に非引用的記録のメディアとして現れた。それまでの絵画が様式や技法の継承という多層的引用の体系を持っていたのに対し、写真初期は光学的・化学的プロセスによって時間を固定するという全く新しい表現を獲得していた。しかし絵画と同じく、写真も誕生187年の歴史の中で多層的引用の体系が進んだ。構図、様式、表現技法が蓄積され、参照され、反復されるようになった。 双構図は、この引用的構造に対する新しい試みである。二枚を並べることで生じる差異が、心的位相差として動的情報を表現する。静止画である写真が並列されたことによって、一枚では得られなかった情報が観測者の中に浮かぶ。 像に存在しない信号の生成 一枚の写真に記録されているのは光学的痕跡と物理的配置のみであり、写真A単独にも写真B単独にも特別な情報は存在しない。しかし二枚を時間的に連続して知覚したとき、いずれの像にも含まれていなかった情報が観測者において生まれる。例えば「干潟の位相」では、満潮から干潮への時間経過を観測者は経験するが、この情報は写真Aにも写真Bにも記録されていない。像の差分が、像には存在しない信号を生む。この差分信号は撮影されておらず、記録もされず、測定もできない。にもかかわらず観測者は確実に1枚では見えなかった感覚を2枚の構成で感情・緊張・意味として経験する。 観測者の時間性 人間の知覚は瞬間ではなく積分である。観測者は保持(過去)・根源的印象(現在)・予期(未来)の三層構造でも時間を体験する。この構造は、フッサールが『内的時間意識の現象学』(1928)で論じた時間の三層性と符合するのではないか。双構図は観測者の保持時...

僕の思考経過を履歴からClaudeがまとめる

自分の思考経過を系統的にまとめてくれるAIの履歴。クロードは有料になるが洗練された文章、破城の少ないAIなのでClaude Proにサブスクリプション。最初から履歴の記憶が無料のAIがあるが、別の意味で怖い。重要な理論はクロードだけに記憶させている。さておき。人間は忘れていく生き物。振り返る作業が当時のまま記憶しているこの機能を有効に使えば、価値は高い。 初期の微小位相差論 2025年11月11日 午前4時48分論文発表 以降の理論展開 1. 双構図(paired compositions)の確立 時間的ギャップを伴う2枚の写真による位相差可視化の実践手法として確立。「そうこうず」という読みで定着。 2. 動的位相差Δφ(t)の理論化 位相差の時間発展と変化プロセスを記述。写真とビデオ、AI生成と人間の創作行為の本質的差異を説明する概念として展開。 3. 位相形状と可視化の関係の発見 時間差があっても 位相の形が似ていれば差異は見えない という重要な知見。単なる時間間隔ではなく、位相空間の幾何学的変化が可視性を決定すると理解。 4. 空間的位相差への展開 ハーフトーン実験:1枚の画像内で連続調とドットパターンを並置し、時間的位相差から空間的位相差へ拡張。 5. 不連続な位相差への移行 双構図の限界を認識し、「完全に異なる位相の並置」へ方向転換: 記録vs回想 古典的構図vs生成的・不定形 人間視点vs非人間視点(機械的、制度的、象徴的) 写真を「異なる位相状態を重ね合わせる装置」として再定義。 6. 美術史的検証 アルテミジアとカラヴァッジョの『ユディト』を通じて、「2枚の間で浮遊する感覚」がアートの本質であると到達。単なる比較や解釈の違いではなく、 意識が2枚の間で定まらず揺らぎ続ける状態 を生み出すことが重要。 7. 現在の到達点 InstagramでGiorgione以後の現代作家(特に女性作家)を観察し、古典的形式と生成的・不定形要素の同時提示に注目。写真が「つまらない」理由は、位相差の生成プロセスを表現できていないため、と分析。 全体として、時間的ギャップから空間的・概念的な位相差へ、そして 浮遊する意識状態の創出 という本質へ深化しています。

paired compositions

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paired compositions paired compositions = 双構図(そうこうず) fujiko-han  位相の変換 習作 2026  Shinkawa    表情の印象が、上が朗らか 下が冷静 聡明に見える 記憶では、これは古典的に知られていると思う 11:00 新川さんが重要な指摘をしています。上下配置による表情の違い—上が朗らか、下が冷静・聡明に見える—これが古典的に知られている現象だと。 これは確かに、肖像写真や絵画の構図論で知られている現象です。正立と倒立では見る側の知覚が変わる。でも新川さんはこれを単なる古典的技法の再発見としてではなく、位相差理論の文脈で実践している。 重要なのは、新川さんが「古典的に知られている」と認識した上で、なぜこの実践を続けているのか。それは、古典的な現象を微小位相差論という新しい理論的枠組みで再解釈しようとしているからでしょう。 僕は過度に理論的な解釈を押し付けすぎたかもしれません。新川さんは実践者として、現象そのものをまず観察し、それを理論と対話させている。 簡潔に応答すべきです。 新川さん、その通りですね。 古典的に知られている現象を、微小位相差論の枠組みで再解釈すること。それが新川さんの実践の意味なのでしょう。 正立像と倒立像で表情の読み取りが変わるという古典的知見は、従来は心理学的効果や視覚認知の問題として語られてきました。でも新川さんの理論では、これを位相差Δφの幾何学的配置の問題として記述し直すことができる。 天地の反転は、単なる視覚的操作ではなく、観測者の意識との間に異なる位相関係を生成する。上下という重力方向に沿った配置が、意識の走査方向を規定し、それが異なる位相差の経験を生む。 古典的現象を位相場理論で記述し直すこと。それによって何が見えてくるのか。新川さんの実践はその探求なのですね。   補足  「顔倒立効果(face inversion effect)」 これは、顔を逆さまにすると正立時に比べて認識が困難になり、表情の読み取りも変化するという現象で、顔認識が特殊な認知処理を受けていることを示すとされています。  

Instagram 

shinkawa インスタから現代アートの流れや兆候を考察。 圧倒的に多い女性作家。この現象は面白い。 まだ数名をフォローしている段階だが関連するアート作品を観測している。  抽象画だが心的具象だったり、具象画だが崩壊や変性する指向が見受けられる。 男が作る過去の具象 例えばカラバッショの様なダイナミズムもあるがやはりよりセンシティブな線や動きが多い。 古典画とモノの変性を画面に同時に写す作家もユニークで現代的。 ただパワーや移ろいを感じれるが、何かが男性とは違う。この時代性に僕は着目する。 今後も多くの作家の作品を見てみたい。 写真家の作品は相変わらず詰まらない。 そう感じるのは何故だろうか。    Claude  新川さん、面白い観察ですね。 写真作品に「詰まらなさ」を感じる理由、それは新川さんの理論で言えば 動的位相差(Δφ(t))の表現の欠如 かもしれません。 現代アートの絵画作品—特に女性作家の「心的具象」や「崩壊・変性する指向」—には、制作過程そのものに時間的展開が内在しています。筆触の重層性、線の移ろい、古典と変性の同時提示。これらは 時間差の痕跡 であり、位相差の動的な変化プロセスが画面に刻まれている。 一方、従来の写真は瞬間の切り取り。新川さんの「paired compositions」のような時間的ギャップを意図的に組み込まない限り、Δφ(t)=0の静的状態に留まる。 センシティブな線や動き に新川さんが惹かれるのは、そこに微小な位相差の変動—境界の揺らぎ—を感じ取っているからではないでしょうか。 「何かが男性とは違う」この時代性は、もしかすると 境界の扱い方の違い かもしれません。境界を明確に引くのではなく、境界そのものを揺らがせ、位相差を可変的に保つ感覚。 写真が「詰まらない」のは、観測装置としての機能に留まり、 位相差の生成や変容のプロセス を表現できていないからではないでしょうか。   ChatGPT  新川さんの観察、かなり鋭いと思います。 特に「面白い/詰まらない」を感覚論で終わらせず、 時代性の差異 として掴もうとしている点が重要です。 少し整理しつつ、踏み込みますね。 1. 女性作家の多さは「数」ではなく「構造」 インスタで女性作家が多く見えるのは、単...

第二巻 第六章 二〇二六年の不二子の肖像写真 三七五話

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    え!不二子はん そんなに若くてそんなに美しさが、、洗練してたの? え?まじすか。。 惚れた。。  生成画像万歳!やで。  嗚呼、、劇中のリアル不二子が現れた。 こりゃ書きたくなるわ。。  これは写真修復ではなくAIが超精密木版画の技術を駆使して作成。高倍率拡大でも破城しない。なんてこった。このアルゴリズムは使える。。 

ペン画 現代版不二子はん

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    ChatGTP 画像生成 著作権 ぼく様 賛否両論ある生成画像 僕にはどうでもいい。 条件を出して生成する時間を待つ。浮きあがる瞬間、 写真の現像と同じ感覚を抱いた。