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今日は田植え

市民農園の田植えを今日行う。   皆は雨が気がかりというが、雨が幸いなのが田植え。  水が豊富だからそういうのだろうが、水のない田んぼが多い甲佐や他の地域では恵みの雨と思うもの。 栽培期間に水を十分に入れられる田んぼはそうはない。稲作において世界的に見たら殆どが水を調達できない地域が多い。   市民農園のメインはモチ米のマンゲツモチ。 後は各自の田んぼに田植え。 私達は赤米の神丹穂を手植えする。 昼食用にメンマを下拵えする夜。

市民農園 マンゲツモチの収穫

3家族5人で作ったマンゲツモチ。  4人集まり収穫をした。 畝数は1反もない小さな田んぼなのでライスセンターに出して乾燥する量には達しない。 コンバインとぬかるんだ所は手刈りで刈り取ってブルーシートに干すことにした。 直播きした田んぼは皆ウンカの被害にあっているが、同じ直播のマンゲツモチには被害はなかった。この品種は収量はほどほどだが毎年病気もせず安心して作付け出来るなと改めて思う。 終盤私の操作ミスでコンバインをひっくり返したりもしたが、なんとか無事終わる。 今年はまた美味しい餅が食べられる。 来年は私自身でも作付けする予定。 物産館が買い取りするそうだ。

市民農園の田植え

二年目となる市民農園。継続していることが素晴らしい。ありがとうございます。 なんとなく始めた昼食会もあり、今回はT氏の3種類のインドカレーというのでお楽しみ。前回は私のグリーンカレーだったけど、明日はフェンネルのしば漬を持参しようかと。 今年は1週間以上遅くに田植えだけどマンゲツモチの稲が順調に成長してくれますように。 今年の田植え参加人数は8名の予定。

演歌と発芽大豆もち麹味噌

宇多田ヒカルがツイッターのサイドバーに表示されてウトウト読んでいたら、藤圭子にたどり着き you tubeに飛ぶと女のブルースが流れ、ド演歌がキッチンに響いた。 大豆を発芽させて味噌にしようかと段どっていた矢先だった。 いつも聞かない音に違和感を感じたが、妙に懐かしい昭和の時間を感じたのでそのまま聞くことにした。 気恥ずかしくも居心地のいい音。 何故か藤圭子が歌う舟歌が流れる。  だれだっけこれは八代亜紀だよなと思いつつ、大豆を洗う。 大豆を室温で3日ほど水に浸し発芽を待つことにする。 天才とうたわれる藤圭子だが、世の中天才が多すぎるよなと思いつつ、八代亜紀の舟歌を聞く。 こっちが天才でしょと思い直す。 今日はもち米で麹を作る。 自家製のマンゲツモチの米麹はきっと美味しい味噌になるだろう。

迷い迷う

そんな日々は過ぎ去った。 今日は甲佐へ。 稲は大丈夫だろうか。 花期を迎えた稲に明日からの長雨は心配だな。 マンゲツモチ されど君は雨にもマケズ、コナギにも屈せず、稲穂を垂らしているね。 モチの収穫は9月16日予定。

市民農園の新しい仲間

宣伝を兼ねて紹介。 西原村の文化創造館 風流 kazaru のオーナーy氏が市民農園に参加。 http://kazaruhall.com/   奥さんは有名なパン職人だ。 カフェもあり蕎麦が本当に美味しい店で尚且つ安いという。 是非近く伺いたい。 お店の隣りに畑を所有されていてパン用に古代小麦を作りたいという。 なんとも頼もしい仲間だ。   糯苗の成長の関係で延期になっていた田植え。 今日決行とした。 y氏も今日から早速参加。 前回は麦刈のためコンバインでの収穫もお世話になりました。

観察と思考

情報よりも判断力が必要だ。 しばらく全体を眺めてみよう。 得るものがあるだろう。 この地に合う。 今の状況に合う解決策と方向性を探す。 29日はマンゲツモチの田植え。

波乱

今年は天候が荒れ、難儀な年でもあるが結果は期待できそうだ。 作物の成長はそれなりに進む。 カボチャの目標値を下げたのだが、下げた目標値の7割は期待できる。 昨年は3割であった。   やつだ農園はやっと無農薬の意義とイニシアティブを獲得。  皆が無農薬無化学肥料でないと意味がないと思ってくれるようになった。 これが一番の収穫と言える。   私の最先端は私の田んぼだが、市民農園も相方s氏と組み理系ではなく文化面での面白さを追求出来そうだ。  もち米を使った餅麹でみさお大豆の味噌作りに発展するだろう。 波乱があるから面白い。 いい年にするぞ。

マンゲツモチの発芽

今日発芽を確認。   市民農園は結局S氏夫婦と三人で行う事に。 他の参加者はそれぞれの事情で実作業はしないオブザーバー的な参加になる。 私はそれでいいと思う。 無農薬栽培の現場を見てもらい理解してくれる人が増える事が私の市民農園に求める大きな目的のひとつ。 そして本当の美味しさを味わってもらえたら何も言うことはない。

塩水選 

簡易的な測り方 ウルチ 求める比重1.13  塩水濃度約18%  20㍑の水に塩3.6kg モチ  求める比重1.08 塩水濃度約11%  20㍑の水に塩2.2kg   上記を目安に比重計や生卵で確認し追加調整 卵は底に立てば1.08で水面に横に浮けば1.13  温湯消毒は60℃ 10分を基本 酢は催芽時に2%の酢で24時間   稲の病気 苗立枯病 もみ枯細菌病 褐条病 いもち病 紋枯病 ごま葉枯病 ばか苗病 内穎褐変病 稲こうじ病 白葉枯病 縞葉枯病 黄萎病 すす病  

赤ひげ

この地区の糯在来種である種子を浸漬 本来は陸稲でありこの辺りでは野稲と呼ぶ。 古い品種でノゲが赤く長い。 3年前に頂いて更新していた。 特に糯の特徴が強い赤ひげと白ひげを選別した。  わずかに手のひら程度の種だが今年からこれで更新する。 自然交配を避けるために4月に浸漬して早く収穫する。   マンゲツモチは明日浸漬。 市民農園の皆で作る。 約3反程。

車中泊スポット

これいいね。 https://roadtrips.jp/spot/kumamoto/  

マンゲツモチの稲刈り

明日は稲刈り。 マンゲツモチが最初となった。 上出来の出来栄え。 下準備を仲間と終え、今日はとある病院での写真のレクチャーをお昼から。  

マンゲツモチ

天皇陛下も植えているというモチ米。 4月13日位に播種されるという。 うちでは24日であった。 今日はその田植え。 味は良く、食感は非常に滑らかで、そのような餅になるという。 好みだな。 楽しみだ。

在来種糯の収穫

収穫を今日終える。 この種は分蘖数が非常に少ないのである程度密植栽培しても良さそうだとの印象を憶えた。 問題はスクミリンゴガイで柔らかい糯の苗は食害が多い事。 来季はスクミリンゴガイの居ない田んぼで育てること。 今期は確認しただけで外観の違いだけで4種の種が混じっているなど。 背丈は1m位に成長するが台風の被害は全くなかった。 茎葉はいつまでも青く、籾が黄色く熟れる。 出穂期から45日での収穫だが青米が多い。 恐らく50日でもいいだろう。 基本的に早稲である。 白ひげが背が高く、赤ひげが低い印象。 いもち病は全くない。 などなど。

糯の出穂期

イメージ
出穂期を14日に迎えた在来種の野稲 この田んぼは父から与えられた最初の田んぼであり新しい事を試すときは丁度1反の面積があるのでこの田んぼを使う。 水稲として育てられたこの野稲のもちの味は美味しそうだ。 少量ならお分け出来ると思います。 収穫は9月の半ば過ぎ。

在来種の糯 刈り取り

3畝程の圃場に植えた在来種の糯 いつまでたってもひこばえが生える。 キリがないので今日刈り取りをコンバインのa氏に頼む。 余程美味しいのか、種まきの時から発芽してはスズメが食べ尽くし、やっと出た残りの種が発芽して育ち実をつけるとスズメが食べる。そしたらまた茎が伸び稲穂ができる。またスズメが食べたらひこばえが実るという繰り返し。 私は何もせずただじっと見て居た。 おそらく収量は30kg程だろう。 でもこの種には在来種であるという大きな魅力がある。 遥か昔からスズメもこの糯を食べてきたのだろう。 来年からは水稲栽培にして商品化するのでそれでは困るから対策が必要だが、私のことだからまあいいかと眺めるかもしれない。 気温が適正であるなら何度でも茎を出し稲穂をつけるという生態。 最後は茎の横からひこばえを出すという生態。 スズメが好む味はどういうものか。 そして在来種とはどういうものか。 興味が尽きないテーマばかりだ。

陸稲観察01

a, 籾殻を捨てていた。 中には立派な米粒も混ざっている。 暫くすると捨てた籾殻の中から陸稲の芽が多数出ている。 a, の観察から陸稲を密植に蒔き、上から籾殻を被せるとマルチになり雑草の発芽が遅れるか発芽しなくなる。 稲は発芽に光は必要ないから発芽する。 b, 収穫後耕起した畑を見ると零れ種の発芽が見られる。 かなりの密植状態だが、雑草も多数見られる。 b, から、雑草は耕起した後に生き残った雑草で、発芽した陸稲とは時間差がある。 経験では陸稲を播種して暫くは雑草は発生しない。 しかし今回期待する稲のアレロパシーが雑草抑制に効果がないなら、2018年と同じ結果になる。

常識の真逆にある真実

陸稲糯の密植栽培を思いつき、アイディアの裏付けを調べていた。 農研機構の北海道農業研究成果情報を読む。 http://www.naro.affrc.go.jp/org/harc/seika/h20/09.06/003/main.htm 水稲の成苗・密植栽培により、N1kg/10aの減肥条件でも、減収を伴わず産米の低タンパク・高整粒率化が可能である。株間密植が実用可能で、歯車の交換で株間を10cmにして実施する。 面白い。 写真において常識の真逆に実にユニークな被写体があることを私は知っている。 私の初期の農に対する見解はどんな方法でも作物は出来ることは出来るであったが、今後は意味を見出し、方向性を作り、目的を設定し、作付けし、結果を出し、問題点を見つけ、情報を集め、改良する、という作業が必要になる。 密植栽培だから風通りが悪く病気になり易いというのも案外そうでもない。 稲は必要なスペースがあったら必要な分だけ分蘖する。 密植では多くは分蘖しない。 本当に風通しを良くするなら、今年私が実施した、8m間隔で1mの何も植えないスペースを作る方が一番いい。 この方法は台風倒伏のドミノ倒し防止にも有効であった。 私の今の考えは、本来稲は密植状態の群落で育ち、多年草である植物という大きなイメージを描いている。

イタリア系レストラン専用圃場

この秋から田中ん上という3反の畑を専用圃場にする。 基本の作付けはファッロ、サンマルツァーノ、バジル その他の作付けは注文によって作る。 麦とトマトとバジルはイタリア料理では必須のもの。 今2件のレストランと取引させていただいてるが、味の評価がプロの料理人からダイレクトに伝えられ、美味しい料理に変身するのが私としては非常に楽しい。 この圃場はイタリア系としたが、まだまだ活かしきれていない畑は沢山あるので、違う要望があれば同じ様な仕組みで対応する予定。 例えば焼き和菓子用の陸稲糯もそうだ。 私の未熟さで今年は収穫が少なかったが来年はできる様にしたい。