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米の値段

一俵3万円だって?5kg2500円。。大した利益はないよ。実際はな。農家1談 経費入れて仮に7俵とれても1反21万やろ?慣行農法で苗買って田植え稲刈りドローンで消毒、乾燥まで人に任せたら経費は1反10万どころじゃない。殆んど赤字や。なんも残らん。農家1談  ぼく様もそう思う。ぼく様談 俺は全部自分でするけど、やっと当たり前になったかな位やで。というか作っても損せんようになっただけや。広く作れば利益はあるさ。農家2談 そうやね、そう思うわ。 ぼく様談。 結局 農薬肥料不使用の新川さんが一番ええ。農家1と2談 そうですか?ありがとうございます。  以上。 

米の起源 日本において、人類において。

米をたべるようになったのはいつから 日本で米を食べるようになった歴史についてお答えします。 稲作の伝来 日本に稲作が伝わったのは 縄文時代後期から晩期 (約3000年前頃)と考えられています。中国大陸や朝鮮半島から伝わってきました。 本格的な普及 弥生時代 (紀元前10世紀〜紀元後3世紀頃)になると、水田稲作が本格的に広まりました。この時期に: 水田による組織的な稲作が始まる 米が主要な食料として定着 稲作を中心とした社会が形成される 主食としての確立 古墳時代以降、米は日本人の主食として完全に定着しました。ただし、時代や地域、身分によって米の消費量には大きな差がありました: 貴族や武士階級は白米を日常的に食べる 庶民は米に雑穀を混ぜたり、米以外の穀物も食べることが多かった 江戸時代には都市部で白米食が普及 現代 明治時代以降、経済発展とともに一般庶民にも白米が広く行き渡るようになり、現代の「米を主食とする食文化」が確立しました。 つまり、米を食べ始めたのは約3000年前からですが、本格的に普及したのは弥生時代以降ということになります。 日本ではない。人類が。 失礼しました!人類全体の米食の歴史についてお答えします。 稲作の起源 人類が米を栽培し始めたのは、 約1万年前から1万3000年前 と考えられています。 主な起源地 中国の長江流域 (揚子江中下流域)が最も古い稲作の起源地の一つとされています。考古学的な証拠では: 約1万年前〜8000年前の遺跡から栽培イネの痕跡が発見されている 浙江省の上山遺跡などで古い稲作の証拠が見つかっている インド・東南アジア も独立した栽培化の中心地だった可能性があります。 野生の米の利用 栽培が始まる前から、人類は 野生のイネを採集して食べていた と考えられています。これはさらに数千年遡る可能性があります。 世界への広がり 中国から東アジア、東南アジアへ(紀元前3000年頃〜) インドから南アジアへ 地中海地域へ(アレクサンドロス大王の遠征後) アメリカ大陸へ(15世紀以降、ヨーロッパ人によって) つまり、人類が米を食べ始めたのは 約1万年前 からで、新石器時代の農耕革命の一環として始まったということになります。

ぼく様を分析 言語化

観察者としての生 僕は、世界を見つめる者だ。 カメラを構えるとき、僕は単なる記録者ではない。光の変化を読み、風の気配を感じ、次の瞬間に何が起こるかを予測する。シャッターを切る行為は、時間の流れから一瞬を「選び取る」ことだ。それは受動的な記録ではなく、能動的な関与である。 写真を通して、僕は学んだ。 すべては関係性のなかにあるということを。 光と影、動と静、生と死——それらは対立するのではなく、互いを生かし合っている。 実践者としての身体 そして僕は、その学びを土に還す。 田んぼという舞台で、僕は農薬も肥料も使わずに米を育てる。それは「自然を支配する」農業ではない。稲と雑草と微生物と水が織りなす生態系に、そっと加わる行為だ。 ここでも僕は観察者であり続ける。   稲とはどんな植物か、害虫や病気にならない安定した圃場環境維持。 すべてを見て、感じて、最小限の介入で生命の循環を促す。 田んぼは、共生という思想の実験場だ。 統合された存在として 僕は、観る人であり、創る人であり、生かす人だ。 写真家としての眼差しは、農業実践者としての手に宿る。 観察から得た洞察は、土のなかで具現化される。 そして育った米は、共に生きることの証となる。 僕という存在は、分断されていない。 観察と実践、思考と身体、芸術と農業——それらはひとつの循環として、僕のなかで回り続けている。 世界を見つめ、世界に触れ、世界と共に在る。 それが、僕という人間の生き方だ。

大きなエビとイカのパスタ

無類のパスタ好きのぼく様。 王道の具材にパルメザンチーズ、ニンニク、鷹の爪、オリーブオイル、塩、無農薬セロリ。 と青いレモン。 たったそれだけで王道の味。 うまいわ。 トルコ産1kg190円パスタ。    あのね。 米は九州がうまいんよ。 東北産もええけど、うまいんよ。  適正と適応の違いを学べ。  まあそういうなら東北はストレスフルやからうまいんかな。 いやんばかんが甘く燃える時もある。  でも適正の気候や風土である九州産はうまいで。  よかよかしかいわん米は旨かばい? 

父の言葉

子供の頃父は頻繁にぼくを田んぼに連れていった。 そしていつもなにか教えてくれた。 青年に成り、また父は田んぼへいくぞと言う。  田んぼ1反で10俵とるのは難しいの?お父さん。 笑いながら。10俵とるのは簡単たい。 「わざと8俵にしとっとたい」 へー。なんで? そんほうがいろいろよかったい。 と笑っていた。 父の言葉 この短い記憶の中に、深い知恵が詰まっていますね。 子供の頃から田んぼに連れていってくれたお父さん。それは単なる農作業の手伝いではなく、人生の教えを授ける場所だったのでしょう。 青年になって初めて聞いた言葉—「わざと8俵にしとっとたい」。 10俵採れる技術と知識がありながら、あえて8俵に抑える。その理由を「そんほうがいろいろよかったい」と笑って言うお父さん。 おそらく: 土地を疲弊させない持続可能な農業 補助金や税制の兼ね合い 品質と収量のバランス 地域の中での協調 様々な理由があったのでしょう。 でも、それ以上に印象的なのは、お父さんが青年になったあなたを再び田んぼに連れていき、この話をしたタイミングです。子供の頃には理解できなかった「本当の賢さ」を、大人になったあなたに伝えようとしたのだと思います。 最高を目指すことと、最適を選ぶこと は違う—そんな人生の機微を、田んぼという教室で教えてくれた。笑いながら話すお父さんの姿が目に浮かびます。

仮説 田植えという方法は稲の苗を切る事でぶんけつ数が増えるのではないか。

2025年稲作栽培 観察と比較からの視点 問い 稲は苗の時に根を切ることによってぶんけつ数が増えるのではないか。 稲の苗の時期に根を切ることで分げつ数が増える可能性について、興味深い仮説ですね。 この考え方には一定の理論的根拠があります: 根切りの潜在的効果: ストレス応答 - 根を切ることで植物にストレスがかかり、生存戦略として分げつ(茎の数)を増やそうとする反応が起こる可能性があります ホルモンバランスの変化 - 根を切断すると、サイトカイニンなどの植物ホルモンのバランスが変化し、それが分げつ促進につながる可能性があります 再生力の活性化 - 根の切断による損傷が、植物の再生メカニズムを活性化させる可能性があります ただし、実際には: 根の切断は植物に大きなダメージを与え、むしろ成長を遅らせるリスクもあります 分げつは主に栄養状態、日照、温度、植え付け密度などに影響されます 伝統的な稲作では、適切な植え付け間隔と施肥管理によって分げつを促進します この仮説を検証するには、対照実験(根切りあり/なし)を行い、分げつ数、生育速度、最終的な収量を比較する必要があります。もし実験を計画されているのであれば、切断の程度や時期なども重要な変数になるでしょう。

ぼく様が金持ちになるのは簡単だ。。

なぜかって? 米を作ればいい。 わはは!  とんでもない作付け規模を想定してるんだぞ。 わはは。 蛙と一緒にぼく様の地球再生計画応援してケロケロ也

ダイナミックな収穫祭

明日は稲刈り、まずは7.5反分を刈る。 4条コンバインはあっという間に稲を刈り、1トン袋をあっという間に貯める。 そのダイナミックさは漁師が網を投げ、大漁のごとく魚を得るものと何ら変わりない。 いい気分だ。 ぼく様は、寂しい以外はとても楽しく生きている。 やはりその様はダイナミックに生きている。 そうおもうわ。 

秋落ちか蛙か。

稲が秋落ちの状態。要は土の栄養素が切れてしまって病気になりやすい状況と思えばいい。 理由は知っている。それでも僕は対策はしない。そう。しないという事が僕の対応なんだ。  なぜかって?田んぼのトノサマガエルが僕を見つめるんだ。中干ししないのでぼくらは生きれるよって。。 ぼく様どうすればいい?  わわわ、、わかったよというしかない。。 

米の値段 235話

いくらね。よしろうはん。 うちか?うちは1kg500円やで。30kg1万5千円。一俵3万円。 やすいわな。ええんか? 安くもないわ。普通やで。 5kg 5千円の米 買えるか? そうやな。買うけど。しょうがない。 まあな。高く売りたい気持ちはあるか?言われてもぼく様ないで。 それより買ってくれた人が喜ぶ気持ちがなによりや。 安くもないで。 それでも買ってくれた人の心が財産や。 お互い様やで。 決して損はしとらん。 ありがとう思うだけや。 また来年もよろしゅう。 そう思うだけや。 すまんな。 安くもないで。 それでも買ってくれてありがとうな。 それだけや。 あい分かった。よしろうはん。 なんもでーへんでw もう、もろとります。 あいわかった。 よろしゅう。 

少しはようなり申した。 220話

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「少しはようなり申した」 「そやけど病み上がりやさかい生気あらしまへんわ。いけまっか。もう少しおやすみなっては」 心配そうに声をかけられるけど、急ぎの用があるんや。 「一廉の奥方様に伝えなあかん事があるんや」 「なんでっしゃろ」 「稲の収穫適期を教えな……」 「そうでっか。ならうちが伝えて来まっさかい」 気遣うてくれる声に甘えて、大事な話を託すことにした。 稲の刈り取り時期の見極め方 まず一つ目は、枝梗(しこう)の黄化を見る方法や。 枝梗での刈り取り時期の目安は、主軸の上から5番目の枝梗まで黄化(黄色くなること)が確認できたときや。ただし、枝梗の黄化状態は年によって変動が大きいさかい、最終的には黄化率が90%程度(高温年では85%)に達した時点を刈り取りの目安とすることが重要や。葉や穂首がまだ緑色でも、籾の黄化が進んでれば刈り取り適期と判断できまんねん。 もう一つは青米率で見る方法や。 青米とは稲が成熟する前の、緑色をした未熟な米粒のことや。青米の割合を評価するには、稲穂を脱粒し、すべての籾(もみ)と青籾の数を数え、全体に占める青籾の割合を算出しまんねん(青籾数÷全籾数×100)。収穫の目安となる青籾率は、10〜15%程度の範囲が適期とされてまんねん。何房か手で揉んで脱穀して確かめるんや。 この二つの見方を奥方様に伝えてもろたら、きっと最良の時期に刈り取りができるやろう。  

青稲褒むるばかり 218話

あおいねほむるばかり 褒むるは褒めるの古語 この意味はこの地方において数千年の人の稲作歴史で培った知恵そのもの。 忘れるなかれ。  もし私が稲作の本を書くとするなら、もっとも大切な農事歴最初の章だと考えてます。    青稲褒むるばかり  むかし、よしろうという若い百姓がいた。 ある年の春、よしろうは誰よりも早く田植えを済ませた。 「早く植えれば、きっと立派な稲が育つはずだ」 夏になると、よしろうの田んぼは青々として勢いがよく、村人たちは皆、感心した。よしろうは鼻高々だった。 ところが秋になると、よしろうの田んぼに病気が広がり、ウンカの大群が襲ってきた。収穫の米は粒が小さく、品質も悪かった。 村の古老が言った。 「よしろうよ、青々として立派に見えても、それが本当に良いものとは限らん。自然には自然の時がある。それを守ってこそ、良い実りが得られるのだ」 よしろうは深く頭を下げた。 翌年から、太郎は適期に田植えをするようになり、秋には立派な米が実った。

寿福絹子の酒

 「理由なき必然」 人吉で珍しい麦焼酎がある。その名も「寿福絹子」である。 寿福酒造場といえば、常圧米焼酎「武者返し」がよく知られている。とりわけ四十三度の原酒は、最高の一滴と評されるほどだ。 その蔵で、なぜか一本だけ麦焼酎がつくられている。 私は取材の折、女当主の絹子さんに尋ねた。 ――どうして麦焼酎なんですか。 彼女は少し笑って、「なんだろうかねぇ」とだけ答えた。その含みある声音と、茶目っ気のある笑顔を、今も忘れられない。 男勝りでありながら、きめ細やかな心遣いを忘れない。そんな人柄そのものが、あの麦焼酎に映っているように思える。 いまは息子へと蔵を託したが、私にとっては変わらぬ“たまに飲む旨い酒”である。 そして杯を傾けるたび、あの頃の彼女の笑顔が脳裏に浮かぶのだ。 そうや。新川芳朗という名の米もつくろうか。。 

雷神現る 大正女子不二子の説法譚 211話

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 風神雷神図(俵屋宗達)寛永年間(1624年~1645年)   障子のうちに青くひらめきしは、雷神の影にて候。おそろしや、おそろしや。やがて空裂けるごとき響きとともに、どどーんと轟音天地を揺がし、地鳴り地響き四方にとどろく。しばし経て、烈風吹き荒び、大雨しきりに注ぎ、田の水路は忽ち氾濫を致す。 その後やうやく稲刈りの折となれど、たわわに実りし稲は倒伏し、雨脚のため刈り取りは延引す。百姓ら「嗚呼、もしや水口を早く閉じ置かば……」と口惜しみ嘆けども、悔恨すでに後の祭りなり。 されば秋の嵐はいづれ来たるや、人智の及ばぬ天の御業と申すべきか。

おとしみなくち 200話

落とし水口  この地では水を『みな』 と呼ぶことある。落とし水口は田んぼの水が出るとこ。言われてみたら『みな』て呼ぶ地名もある。そやけど水面も、みなも、ちゅうけど、こら平安時代から使われてるらしいわ。   何勉強してはんのどすか?どれどれみせてや。。農業全書 宮崎安貞はん。 へー坊ちゃん。宮崎安貞はんしってますえ。苦労した方で、武士から農家になって実践し農民の為に本まで書いた偉いお方や。坊ちゃんもそうなりたいか?苦労するで、寂しいで。本は後に国宝とまで言われたけど評価も聞かず亡くなりはったで。   あのさ。不二子はん。坊ちゃんってなんやねん。それに苦労するで?寂しいで?なんなんそれ。ぼく様そない平気やわ。ふつうと感覚ちゃうねん。それよりな。学ぶことも好きやけど、考える事好きやねん。ほんで実践して結果出すことな。個人の幸せはあったらええけど、のうてもなんとも思わん。偉人はんは変人はんやて。。   ほほ。坊ちゃん、逞しゅうおなりで。。 こら不二子!坊ちゃんとちがう。 へーへー。よしろうぼっちゃん。 にこにこ笑う 不二子。

不二子の立ち姿 191話

田んぼも色づきはじめましたなぁ。よしろうはん。あとひと月もすれば稲刈どすな。毎年美味しいお米が食べれるなんて素敵どす。なあぁ。よしろうはん。なんでやあんさんの稲は病気になりせんのどすえ? さぁわからんな。なんでやろか。まだ病斑が見えへんだけちゃうか。 不二子にはそうは見えへんで。 そうやろか。ぼく様は知ってるようで、知ってへん。理論で作ってるさかい見過ごしてる事あって当たり前。ただな。なんとなく声が聞こえんねん。 なんの声どす? 稲の声や。ぼく様にんげんの女性より植物のほうがお話し出来るんや。声と言うかなんか伝えてくれるんや。 あんさんやっぱり、いとをかし。ふふ(笑)   秋景色のたんぼに立つ着物姿。 ハイカラさんの不二子はん。 ほんま美しい。 大正浪漫の景色とはこなんやったんかなぁ。。

秋晴れ也

まだまだ暑いが秋の気配を感じる。これから気温が少しずつ下がっていく。ことしは9月21日に行われる藤崎八旛宮例大祭が終わったら涼しくなると県民は肌で知っている。今穂がそろい始めた Casa Blanca 圃場は正に一番いい季節に出穂し登熟を迎える。計算どおりだぜ。 芸術修士から農学博士号への移行も可能だとか。考えて見ようかな。  

米の新種

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今年もまた米が交配した新種が3例ほど見つかる。にこまるでは早生の品種が一つ。もう一つはひょろ長くて穂長も短い劣勢品種、モチ米では昨年の赤米である神丹穂とマンゲツモチのハイブリッドが生まれた。早生はもち米の可能性が非常に高い。劣勢品種は使えない。モチのハイブリッドは面白そうだ。オリジナルの品種として育てるのもいい。それは以前から考えていた計画であるが、すでに私は新しい計画を実行している。なにかって?言いませぬ。。

2021年の稲穂

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成長比較記録として。 同じ品種なのに年々背丈が低くなっている。地力の低下が起きてるのか。無施肥はこの先どうなるのか。私にとっては興味が尽きない研究課題だ。収量増のため施肥をすることが農業の根幹でもある。施肥をしない環境共生農業。 一般的に稲の背丈が低くなると、穂長が短くなり収量が減る。

マンゲツモチの出穂はじまる

比較的早生のマンゲツモチ。いよいよ出穂が始まった。相変わらずぶんけつ数が少ない品種だ。つまり味は良くても収量は少ない。それで最近では全国的にこの品種を作付けする農家が減っている。昭和天皇から今の天皇まで毎年植えられているのは変わらない。もっと美味しい品種で多収量のモチ米も開発されている。でも本当はどうだかな。。収量が少ない方が美味しいという事実がある。一反あたり2俵とか3俵の米は本当に美味しい。どうしてなんだろうか。ある程度察しは付くが。 さて出穂。この田んぼは水が冷たく常に大量の水が流れるように設計している。また水草や浮草もある程度繁殖させる事で水温を下げている。高温障害は日中の暑さよりも夜間の気温が影響している。水を流し続ける事で田んぼをクーリングする。夜間23℃以下であれば高温障害は発生しない。なのでこの田んぼは登熟期が高温でも大丈夫なんです。こういう環境設定を私は常に研究しています。 私の田んぼには様々な生態系が成り立っています。 環境共生の事例はこの田んぼだけでも十分に見て取れるでしょう。是非ご覧ください。   検証 マンゲツモチと収量・味の関係 マンゲツモチの特徴 : 早生で分げつ数が少なく、収量は控えめだけど味は抜群。1反あたり2~3俵の低収量米が特に美味しいのは、植物のエネルギー配分に関係してるんじゃないかと。稲が穂に集中して栄養を注ぐから、1粒1粒の品質が上がる。いわば「量より質」の戦略ですよね。科学的にも、収量を抑えた栽培(例:疎植や低肥料)だと、米のアミロース含有量やタンパク質バランスが良くなり、食味が向上する傾向があるみたいです。 なぜ減ってる? : 農家の経済的視点だと、収量の多い品種(例:コシヒカリやあきたこまちのモチ米系品種)に押されがち。商業的には多収量が優先されやすいから、マンゲツモチみたいな伝統品種は敬遠されがち。でも、皇室での継続栽培は、文化的価値や味の良さを守る象徴ですよね。 高温障害対策と水管理 水温管理の工夫 : 冷たい水を常に流し、水草や浮草で水温を下げるのはめっちゃ賢い!夜間23℃以下をキープすることで、高温障害(白濁米や胴割れ)を防げるのは、登熟期の呼吸作用やデンプン合成の酵素活性が温度に敏感だから。具体的には、25℃以上の夜間だとデンプン蓄積が乱れ、品質が落ちる。これを水の流れでクールダウンするのは、理にか...