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明日は

午前中にかぼちゃの収穫。 午後は小屋で麹を作ってかぼちゃを塩麴で漬物にしようかと考えてる。 大根葉の漬物が美味しすぎて、嫌いなかぼちゃも美味しくなるかな? かぼちゃが大量にあって売り先はあるが、多分それ以上に実っている。 だから漬物にして見たい。

万次郎かぼちゃの収穫

万次郎かぼちゃの収穫が本格的に始まる。 イノシシも狙っていることだろう。 1週間前に電気柵を使わず防風ネットを外周に掛けているが、そろそろ見破られて侵入する頃だろう。また違う仕掛けを考えたい。 万次郎かぼちゃは村内では私一人になった。お陰で普通に美味しい万次郎かぼちゃを独占で販売できる。緑肥と農薬不使用で私は作るが、村の農家が作ると農業指導員が教えた通りに作る傾向があるので肥料を入れすぎて不味いかぼちゃになってしまう。 特に万次郎かぼちゃは巨大化して大味になる。慣行栽培と言われる工業型多収生産方式では美味しいものは出来ない。 複数の生産者がいるとお店のお客さんが美味しいと言ったり不味いと言ったりと評価が二分する。これまで、なかなか歯がゆい思いをしていた。 私自身はかぼちゃは食べないが、植物として見ると結構面白いのがかぼちゃ。 品種も多様である。  

万次郎かぼちゃ

もうすぐ一回目の収穫がはじまる万次郎かぼちゃ。 どうやら南瓜部会は今年を最後に万次郎かぼちゃ生産を辞めると言う。 私は個人的にニンマリ。 美味しい万次郎かぼちゃの作り方がわかってい来たこの矢先に辞めるとは?とは思わない。 美味しくない万次郎かぼちゃが同じ物産館やお店に出回ってて迷惑していた所だった。  私以外の農家は重量で値段が決まるシステムだったので堆肥や化成肥料をこれでもかと入れて生産するので大き過ぎで腐れやすく甘くなく美味しくなかった。 まあ父から教わった万次郎かぼちゃは来年からも生産して行こう。

商品開発

米が出来ると1週間で売り切れるので家の米はヒット商品と言える。まだまだ需要に足りていないのでこのまま拡大して行く計画。 かぼちゃは作るだけ買ってくれる部会があるので何も問題ない。まあ安いけど。 問題は麦なんだよな。販路を確保しない理由は単価の安さだ。米の半分しか収量がない上、単価も半分だ。これでは生産したくなくなるというもの。いろいろ考えるが、原麦で売るより加工すれば希望金額に近くなる。試しに乾麺棒うどんを益田製麺工場さんに頼んでいる。そういうアプローチが大事なようだ。麦は商品開発が必要。

黄金週間

祝日は忙しく落ち着けるのは3日から。 しかしその次の週から本格的な米作の苗づくりが始まる。 2haの苗だから苗箱500枚。 併せてカボチャの整枝作業や受粉作業。 万次郎カボチャの定植。 6月は田植えにカボチャの収穫と出荷、7月前後に夏まきカボチャの栽培が始まる。 とても農繁期で忙しい日々だ。   米にカボチャ。 それでも大量に生産してもすべて買い先が決まっているのは有難い。 神田小菊南瓜の出荷先の契約はまだ物産館のみなので農協から市場へのルートを作る必要がある。  

万次郎かぼちゃの施肥

米ぬか 菜種油粕 有機牡蠣ガラ石灰のみで施肥設計。 米ぬかが大量に手に入らなかったので2㎡ 分だけに施肥。 残りは蔓の広がり方に合わせて米ぬかを追肥予定。  

今年の万次郎かぼちゃ

かぼちゃ部会から離れ独自で万次郎かぼちゃを生産する今年は米ぬかなどの植物性肥料のみで作ろうと思っている。 収穫量は極端に少なくなるだろうし、去年のように蔓がはびこることもないだろう。 目標は安心できる味の追求。 米作と同じレベルまで上げよう。

万次郎かぼちゃ

直売所からの強い要望で万次郎かぼちゃを作って欲しいと頼まれた。 ご贔屓のお客様がいるという。 それならばとかぼちゃ部会を通さず直売所向けに栽培するために高知県の片山種苗さんに電話をして直接苗を購入した。 高知では万次郎かぼちゃは高級種で東京の三越では一玉3000円と言う。 生産方式も違い、糖度20度以上で甘くて美味しいので人気だそうだ。 熊本の多くの万次郎かぼちゃはそれほど美味しくはない。 理由は肥料過多と適正な期間の追熟出荷ではない為。 私はずっと研究していたので、恐らく私の万次郎かぼちゃは高知と変わらないはずだ。 その証拠に私の万次郎かぼちゃがよく売れるという。 やっとわかってくれるお客が出来た。 更に美味しい万次郎かぼちゃに挑戦してみよう。

万次郎かぼちゃ

父が教えてくれた万次郎かぼちゃ。 私とかぼちゃの出会いであった品種だ。 しかし、今年の作付けをやめる事にした。 かぼちゃ部会会議の報告で、卸買い手が買わないか、少量しか求めない可能性がある。 青果として出荷しても市場でそれほど人気がないらしい。 私は判断して今年の作付けをやめる事を会議で伝えた。 しかし物産館では中々人気が出て来た万次郎かぼちゃ。 意外と良く売れる。 スイーツとしては美味しいかぼちゃだ。 来年以降需要があるならカボチャ部会とは別に少量を高品質で生産し、独自で売ろうと考えている。   部会での販売価格は市場より高いが、小売販売価格の約半分に満たない。 私は物産館などので販売実績を見ながら、大量に出荷する収入も大切だが、直売所等での収入も無視できるものではないことに気付く。  カボチャ部会一本に頼る事なく独自の販売網を更に確立したい。 そのころには万次郎かぼちゃも復活するかもしれない。

2021かぼちゃ栽培計画表 修正

神田小菊南瓜 田中ん上 5月から8月の4か月 2反      くり大将   地の眼  春蒔き 2月、3月     播種量計2000        布田鶴  夏蒔き 6月、7月 播種量計4000 合計6000 万次郎南瓜  竹下畑  5月 1.6反 その他の南瓜 田中ん上 5月 1反  point この地に適した播種期を明確にする。  収穫労力の分散。 異常気象と病害虫へのリスク分散。

2021南瓜胡瓜栽培計画案

時系列 1. 布田鶴A   33.83a    春2/1 栗かぼちゃ トンネル 2. 宮ん上   27.25    春3月頃 きゅうり  3. 布田鶴B      12.34       春3/15  神田小菊 黒皮 カーニバル  4. 竹下畑    16.23     春5月頃 万次郎カボチャ   5. 地の眼        27.25     梅雨前6/1 栗カボチャ 6. 田中ん上   29.19     夏7/1  栗カボチャ      布田鶴B      12.34       夏7/1  神田小菊 黒皮 カーニバル 

来季の目標 優先事項

来年度からの第一の目標は計画値と同じ生産量の確保になる。 かぼちゃにおいて大切なのは、発芽率の確保、着果の向上、 2果採りを確実にする。 以上が課題点。   発芽率の確保は芽出しを確実にして播種または苗移植の検討。また灌水設備の準備も検討。 着果の向上は品種変更で対応。 2果採りは小づるの徹底した摘み取りとなる。   神田小菊南瓜、万次郎カボチャの作り方はもうわかったので作付けをそれぞれ1反に縮小して、徹底した有機無農薬栽培を確立し、高品質のカボチャををつくり万次郎はからいも並みの貯蔵を行い、新たな市場を開拓して高価格で販売する。   後はかぼちゃ部会の変革、後輩の育成、市民農園、やつだ農園での農業法人化と作物の管理となる。 それぞれが大切だ。

満月5日前

いわゆる種まきにいい時期。   ニシノカオリは九州では11月半ばに播種しないと病気の発生率が高くなるとあった。 ならば今日の播種は、多品種混合栽培が多収で病気になりにくいかを試すいい実験日和。 ニシノカオリやその他の単一品種はセオリー通り11月半ばに播種。 明日は万次郎カボチャ初出荷。 12月1日までに5回に分けて出荷する。 万次郎カボチャの作付けは今年で最後となった。 最後の最後に満足する品質と収量になったが、部会の意向より私は既にこの南瓜には愛想が尽きていた。 学ぶこともあったが、いい形で終わったので良し。

パン用小麦

日本のパン用小麦をいろいろ調べるが、外国のパン用小麦を植えた方が早いような。 日本の風土に合わないかもしれないのだろうが、私の住む地域では毎年ファッロが実をつける。 ファッロが日本で生産されない理由はやはり気候や風土で多くが病気になり収穫できないからだと聞く。 隣の南阿蘇でも失敗したとうわさで聞いた。 ここは問題ない。 恵まれた地だ。 なので私が冒頭に述べた外国の品種を植えるという発想はここでは有りだろう。   ニシノカオリを作付けするが、病気が多いという。 またパンへの適正も菓子パンやフランスパンが向くとあるが普通の食パンには向かないのだろう。 これへの対応は多品種混合栽培がキイワードと考える。   ヨーロッパのパン用小麦品種を少し混ぜようと思い原種に近いものを購入。 また別のパン用小麦種子混合も考えている。 ファッロは4品種の混合種子だが、それくらいあった方が多様性が病気に対して抵抗性をもつのだろう。   今日甲佐に行っていたが、カボチャの混合栽培を見た。 まさかと思ったが万次郎系の様なカボチャとクリ系のカボチャが同じ圃場に植わっていた。 うどん粉病も見られず元気なようであった。   単一品種での栽培はとにかく病気が多い。 私の思考は多品種混合栽培に向いている。 まだ達成できていない来季主力商品である交配種かぼちゃでの完全無農薬を目指すために。    

万次郎カボチャの収穫始まる

牛糞堆肥で出来た無農薬万次郎カボチャ とうとう収穫の季節だ。   圃場を見ると勢い余った万次郎はまだ拡大中だが、もう実の近くの葉っぱも枯れ始め収穫 の適期となった。 今日は物産館など用に100個ほど収穫。 これをキュアリングし、二ヶ月の追熟を行うと糖度20以上の甘い万次郎カボチャになる。 スープやお菓子用に最適なカボチャだ。 明日からは市場出荷用の収穫を次男と朝から行う。 凡そ3000個の6000kgをひと月かけて収穫予定だが、それ以上の量になる見込み。 豊作の年となった。 品質がとても素晴らしく、窒素で大きくなった万次郎ではなく程よい2kgほどのサイズ。  熊本では万次郎カボチャは美味しくないイメージが定着しているが、適切な肥料で無農薬の万次郎カボチャを2ヶ月以上追熟させたら本来の万次郎カボチャになり本来の美味しさを味わえる。 カボチャに限らず不味い野菜や米は肥料のやり過ぎや農薬によるものが多い。  適切な環境さえ与えれば病気にも強く安全で美味しいものが自然と出来る。   現代の農家は自分で作った作物を食べれないと言う方が多くなってきた。  農薬の量を世界一使うのは中国や海外ではなくこの日本だ。 農家は形や量を追求し、価格だけを追い求めた生産物を作り続けている。 彼らだけが悪いわけではない。 市場がそう言うものを求めた結果である理由が大きい。   今後時代が大きく方向転換していく。 ぜひ見直していかなければならない人や環境のための一番の課題だと私は考える。  万次郎カボチャは世界に向けて、その豊産性や無農薬栽培可能であることから食糧危機に対応するプロジェクトの一つでもある。

発想の転換

交配種のエビス系南瓜は肥料食いだ。 ベストの配合と量を考えていたが、どうも見えない。 つまり数値化できる機材がない。 またあったとしても私は信用しないだろう。 圃場はデータのようでデータだけでもない様に見える。 なので、植え付け小面積を徹底的に多肥(6m四方に牛堆肥300kg)にして、それ以外を無施肥にする。 この手法は万次郎南瓜で今年実践しているが好成績だ。 無施肥の場所は足りなかったら追肥すればいいので分かりやすい。 夏撒き南瓜で応用。 圃場を見て欲しいが、またユニークなことをやっています。

本日

今日から新圃場の布田鶴地区にて夏植えかぼちゃの準備が始まる。 春植え南瓜の収穫だが収穫適期がもう少し先になりそうなのでこちらから始める。 総面積は5反ほどあるが、日当たりの悪い1反は返す予定。 残り4反のうち1反は麦ともう一つは昨日大豆を播種した。 なので2反を夏植えかぼちゃを作り冬至かぼちゃとして販売する。 当面は耕起して堆肥を投入していく。 ふと思ったが料理と農は似ている。 段取りして次々と仕込んでいく様は同じだ。 私はかつて写真撮影のことを、仕込み9割撮影1秒と言っていたが皆同じの様だ。 万次郎カボチャの畑には次男が昨日電柵を張ってくれた。 電気工事技師の資格を持っているので頼もしいというか私は電気は苦手なので有難い。

カボチャを真剣に考えよう。

2.6町の圃場のうち1.7町が畑だ。 計画では田んぼの面積を広げたかったが、この辺りではそう広い面積の田んぼは余りない。 今の構想では有明海に面した広い干拓の田んぼを使ってみたいと考えている。 私に考えがある。 さて1.7町は基本的にカボチャだ。 これまでカボチャの作付けに意義を感じだせず、余りいい結果が出ていない。 無化学肥料 無農薬で出来るのは万次郎カボチャと小菊カボチャが最適なようだ。 昨年から今年にかけて作る契約栽培のえびす系は多肥料で農薬を必要とするので来季からは作付けしないことに決めた。 問題は万次郎カボチャが青果扱いでなく加工用だということ。 当然加工用は値段が安い。 本来は非常に美味しいカボチャだが多肥料栽培のせいで味が悪くなっている。 今後は米と同じよう、環境にいいことが前提の方向で研究し、生物多様性を核にした栽培法を見つけ出そう。

万次郎カボチャ

イメージ

今年最後のカボチャの収穫

親子3人での収穫。 子供が10代のうちに体験できることが大切だと常日頃思っていた。 10代のうちに一度経験しておくと、将来始める時になんの躊躇もなく取り組める。 次男はよく手伝うが、カボチャの収穫は初めてだ。 間に合ってよかった。