京都って?
京の都とか言うしほんまは京かな。
京は王が住むところ、つまり都や。
ははーん調べるか。
もともと「京」という字そのものが、“都”を意味しています。
つまり、「平安京」とは「平安の都」ということ。
当時の人々は「平安京」だけでなく、ただ「京」や「京の都」と呼んでいました。
ところが、のちに鎌倉や江戸といった別の都ができると、区別のために「京都」と呼ぶようになったんです。
「京」がすでに“都”を意味するのに、さらに「都」を重ねて「京都」とする――
それは、“都の中の都”というような、特別な尊称の響きを持っています。
「京の都」という言葉には、古代からの誇りと、どこか雅(みやび)な風情がありますね。
「京」という音を聞くだけで、静かな風が通り抜けるような情景が浮かびます。
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