投稿

2022の投稿を表示しています

年の瀬にて

世の中は物騒な時代であったが、私にはこれ迄の蓄積が成果として現れ動き出した良い年であった。年の瀬の今、非常に達成感と気力に溢れている。今後もより一層身も気も引き締め精進したい。 来年もまたよろしくお願いたします。 皆様、良い新年をお迎えください。  

世界戦争をちらつかせる戦略と支配

シナリオが進むように社会が動いている事を感じない者がいるだろうか? 私達市民はどうすれば良いのかを常に考えざるを得ない状況である。 これ以上のナショナリズム化の容認は避けなければならないが、大衆を扇動するシステムは略、完成している。かつては禁じ恥じていた、目には目を、歯には歯をという同害報復の思想が蔓延っている21世紀。 ただ、私の予測ではそうはならないと見ている。  煽り立てるものを相手にしないという選択の勇気が知恵者です。 大切な事ですよ。 付け入る者の真の狙いは賛同でも反動でもなく、それに伴うactionである行動や反応による動きが金を動かします。そこが狙い。 人々に恐怖を植え付けカルト化した戦略思考世界の終焉は近いと私は捉えています。 私たちは今こそ静観し、生産活動をしている方がまだ幸せではないでしょうか。

肥後菊

イメージ
  熊本には美しい文化がある。肥後六花のひとつ、肥後菊。 私は祖母が作っていた自宅用の飾り花で菊の美しさを知っている。 今では庭先に花さえない。なので私は祖母を見習い菊を育ててみようと決めた。 肥後菊3株、江戸菊1株、嵯峨菊1株をネットで注文。  私の人生でこれまで住んできた所縁のある地の菊も揃える。来年の秋が楽しみだ。 文化とは固有の様式であり、地域や国が変わればそれぞれに違う文化がある。私は世界中が同じ文化圏のようになることには余りいい感触はない。 私たちは新しい文化を取り入れるのも見聞を広めるには大切だが、古き良き固有の文化を知って継承することも大切です。文化の多様性があるから世界は旅して楽しい事でしょう。

Phil Collins - Two Hearts (Official Music Video)

イメージ
  Two Hearts 直訳では、二つの心臓? 憂いある若くて美しい女性からTwo Heartを調べてねと言われた。 日本語訳を読んでいた、、これは口説きだろうか!!!  きっといつもの勘違いでしょうけど、、。 気になるなら日本語訳は自分で調べてくださいませ! 霊的なTwo Heart /2人の神性が1つになるという意味があり、霊的な一致、霊的な繋がりを意味する。霊的家族などの証。

嘘をつかねば仏になれぬ

嘘吐きは泥棒の始まり  、、医者ってどっちが多いのだろうか?   私の判断では父は痴呆症ではないかもしれないと見ているが、医者はアルツハイマーの治療をしている。 そうすると皆から父は痴呆症の患者と同じ扱いを受ける。 父は一時期自信を喪失したが、現在は植木などそれなりの創造的な行動をとっている。また、子供が危ない実験でもしてるかのような時もあり、幼児化しているような行動も見受けられるが、決して放ったらかしではなくどうなるかの結果を見届けている。 今では俺はボケていないが口癖で、拒否のために怒っている様に見える。 行動が幼児化することが痴呆であろうか?そういう症状は痴呆症患者に見られると言われるが、本当にアルツハイマーなのだろうか。敬意をもって誠実に対応すると父はしっかりとした答えを返してくれる。 祖母もそうだった。 私には何でも話してくれたが、癇癪持ちの父が怒り出すので、父の言う通りに従って何もしないで最後はベットに何年も寝て暮らし亡くなった。 当時父は祖母に何もするなと言いつけていた。  それは裏返すと父の母への愛情であったのだか。   ある日祖母は言った。 あん人が(父の名を言った)ああ言うけん言う通りにしてるけど、私は呆けてなかつばってん。と、ひっそりと悲しそうに私に伝えた。

それで一晩考えた

私は無駄が多い。 最優先事項はなんなのか? それは心の安泰だ。 誰もわからないだろうが、私の心の中は常に災害後か、経験ないが戦時下のような気分。 なぜこうも戦わなくてはいけないのだろうか。 家にいても落ち着かない。 外で動いても何かしら疑問を感じる。 穏やかなのは一人で写真を撮ったり、田んぼに立っている時だけだ。 家が欲しい。 穏やかな生活が欲しい。 結論はそういう住処を作ろうと思った。 そうでなければ、今後私の考えている仕事を進めて行く事は非常に難しいと感じた。  月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらへて老いをむかふるものは、日々旅にして、旅を栖(すみか)とす   私が芭蕉を知ったのはいつだったであろうか? 恐らく中学国語の教科書だろう。 彼の俳句を読み、当時から感じていた。 私は芭蕉にはなれないなと。 彼の生きざまを想像しながら直訳で受け止めると、私には旅が住処など、ましてや栖など、それは考えられない程贅沢な凡人であるから。

雪降る早朝

イメージ
熊本県阿蘇郡西原村の大切畑の堤工事の記録  

なにをしているんだろうか

深夜にふと気づく 私には無駄が多い

泣く子も黙る大人買い

今日は吉日。 はて? つけを払いに近所の商店にいく。 店主に聞くと二千数百円也。 お釣りが多い、、 なので、ベビースターラーメン全部とビッグカツ全部を買う。 明日は子供が青ざめる。   これ位のいたずら、かまへんやろ? でもな、、 熊本はしゃれが通じへんからなー  よー怒られますわ そなんむきんならんでもええんとちゃうか。 えーやん(笑)  無反応 なんでそなん怒っとうねん。 、、、無反応 さよか。 かんにんな だれも来ない。 寒空の下、老いた店主が自らの暖房も惜しんで開けてくれている。 この村最後の個人商店。 私は少しでも売り上げに貢献したかった。 僅かばかりのたばこ代と、、。   ここまで言わなきゃいかんとですか! 寂しいわ。  嗚呼。 たまには大阪へ帰りたいわ、、、

アルゼンチンエビとパスタ

南アメリカ大陸アルゼンチンやチリ、そこに流れるコロラド川の下方を地域名の総称でパタゴニアという。その近海の深い海で獲れる天然のエビが俗称アルゼンチンエビ。 これを漁師がトロール船で引き揚げ瞬間冷凍されたものが世界中の市場に送られる。 エビと言えば昔は熊本ではクルマエビであったが高級品になり、最近では養殖されたブラックタイガーが一般的だ。しかしアルゼンチンエビは今でも天然。乱獲が問題になっているが天然エビがこんなに安く食べれるのは今しかないのではないだろうか。 普通のエビより深海に生息するので色も赤みが強い。味は濃厚で甘く、船上での瞬間冷凍なので自然解凍すれば生食出来る。サイズも大きく食べ応えもある。   昨日買ってチルドしたアルゼンチンエビを塩水の中で自然解凍し腹肢、腹節の殻と野菜でスープスストックを作った。 次男が久しく帰郷、福岡から2ストのバイクで帰って来た。冬山を降りて来たらしく寒そうなのでお昼は熱いパスタを御馳走。 パスタを湯掻く間、先ほどのスープストックにアルゼンチンエビのミソがいっぱいの頭胸部とトマトやキノコ、ネギ、大蒜、生姜を入れる。それらをスープパスタ風に盛り付けし、オリーブオイルに大蒜、自家製唐辛子酢、粉チーズで絡めた刺身エビの腹部を添えた。 うまい!

PVRIS - Hallucinations (Official Music Video)

イメージ
   Hallucinations 幻覚  際疾い歌詞 あなたが見ているのは幻覚なの、でもそれが何かは言えないわ でも私達のイマジネーションはたくましいの、、 環境問題も大切だが、もっと恐ろしいのは煽動洗脳から管理、支配だと私も常に感じている。  多様性が次の世界の希望や継続ではないかと考えている私にとって現代の流れは答えを異にする。 彼女だけではなく多くのアーティストは先陣を切って危機感や警告のシグナルを発している。 心の底からは祝えない Blue Xmas

25日から小屋作り/Shinkawa Photographic Laboratory

小屋かな? 私が住む家を作る。棟梁と酒を呑み語り合った翌日に現場を見てもらい色々とアドバイスを受けた。場所は私の所有地である中で一番小さな山にした。もともと3枚程の小さな段々畑で20年ほど前に父が檜を植林した。大きなクヌギの木もあるが、檜はまだ20年程なので私でもチェーンソーで倒せる。 棟梁曰く、ログは余り良くないと思うね。住んでるとなんか圧迫感を感じてしまうね。柱は皮を剥いただけの丸材で出来るよ。曲がり材なんか面白いよね。 さすがだな。彼の長い経験から伝えられる言葉は正直で楽しくもあり信頼できる。 昼間は25日から家を建てる場所の木を伐採する。素人なので来年の1月初めまではかかるだろう。その木を柱などの構造材に使う。冬に切った木を乾燥させ来年近くの製材所で2面だけをわいてもらう。 凡その家のサイズは8mx4m 又は12mx4mで考えている。 基本は4mキュービックハウスを作り組み合わせていく手法なので予算があればどこまでも大きく出来る。 基礎や構造は棟梁にお願いする。私がすべてを作っても家にはならず、ただのボロ小屋になるのは前回の小屋作りで実証した。(笑) 私が住む家なのでそこが私の写真研究拠点であるShinkawa Photographic Laboratoryになるのは言うまでもない。 さーてさーて。 稼ぐとするか!

George Winston - Longing from his solo piano album AUTUMN

イメージ
  1980年11月リリースされたこの曲。  私は16歳。FM放送のエアチェックで初めて聞き、当時なんて美しい曲だろうと感動しレコードアルバムを買ってOTTOのステレオで聞いていた。 昨日の事の様に憶えている。 当時この地区の風景は小高い山の全ては棚田が生きていて、清流の川にも大きな石がありそれはそれは美しかった。  

George Winston: December - Full Album

イメージ
 

冬山へ撮影

イメージ
久しく朝5時から撮影現場へ向かう。次男と同じ年生れの2002年型レガシイは凍る道もなんのその。 しかし途中でギア抜け発生。コーナーで突っ込みそうになる。危なかった。冬期湛水田などいくつかの風景を切り取って帰る。

Merry Christmas Mr. Lawrence / Ryuichi Sakamoto - From Ryuichi Sakamoto:...

イメージ
坂本龍一も70歳になる。私よりも12歳年上だ。 そうなのか。 私は私の仕事をするために今後一切の面倒な事や回り道、時代遅れの慣習や世界観などに付き合う時間はもうないなと自覚した。 https://www.youtube.com/watch?v=z9tECKZ60zk&list=LL&index=1

Sia-Chandelier-日本語訳

イメージ
  Official Video https://www.youtube.com/watch?v=2vjPBrBU-TM   多くのミュージシャンがカバーするこの曲。 なぜここまで人々がこの楽曲を受け入れ愛するのだろうか。 いい音楽だからか。 それもあるが歌詞を読んで納得した気がした。 共感であろうが、それは悲しい現実なのか? 嫌、そうではない。 人々は変わろうとしている。 物凄く強い欲求のエネルギーが生まれている。 私はそう感じた。   敬愛する女性写真家ダイアン・アーバス(Diane Arbus, 1923 - 1971 US)が浮かんだ。 60年代にフリークスを撮影し続けた彼女。評価を得るが最後は自殺を選択する。 私は80年代に大学でその写真家を知るが、形質や性的嗜好の同性愛者など当時フリークスと呼ばれた人々の写真に複雑な感情をもって見ていたが、今ではどうであろうか? 現代ではカテゴライズされるその被写体と同じく目覚めた人々は声を発し、社会に受け入れられ市民権を得ている。 変わるのだ。 世界は常に変化して行く。

思い込み

思い込みの中で生きるのは愚かだが、思い込みの力を利用しなければ問題は解決しない。 と、最近私は考える。

Elon Musk

Those who want power are the ones who least deserve it 権力を欲する者は、権力に値しない者である Elon Musk氏直近のツイート   イーロンマスク氏がどんな人物で日常何を考えているのか知りたくて10月からTwitterを始める。 その他何人かの世界の主要人物をフォローしたがもっぱらマスク氏のツイートばかり見ている。なかなか楽しい人物だ。 彼は理知的で率直で、理数系の考えと歴史や哲学も良く学んでいる。 最近私は彼をとても好印象で受け止めている。  当然だが他人が判断し考え書き記したメディア情報は屈折したフィルターを通す。 マスメディアよりそういう意味ではソーシャルメディアの方が屈折率は低い。 どんなに戦略を計算していようが、本人の言葉を聞く方が私には合理的だ。  私にとって好きや嫌い、良いや悪いなどの情報はノイズでしかない。 何故ならそれは個人的な思考の判断であって、偉人であろうが本来人間は間違っていることの方が多いからだ。

PVRIS: Only Love ACOUSTIC [OFFICIAL AUDIO]

イメージ

Ivy

イメージ
冬山へ  

PVRIS - What's Wrong (Official Music Video)

イメージ
  パリスの音は彼女の圧倒的歌唱力とメンバーの男達が奏でる重低音サウンドとの共鳴がいい。スマホの小さい内臓スピーカーではその良さは聞けない。  陰の世界表現を好む私にはPVRISのボーカリスト リン・ガンはダークなヒロイン。 美しく破壊的、パリス最新MV「What’s Wrong」暗黒の超常世界に轟かす狂おしき重厚な叫び  

PVRIS - White Noise (Official Music Video)

イメージ
  7年前からずっと聞いているこのアーティストの曲。 今も毎日古いiPodで聴いているこのアルバム。 映像は気に入らないので音だけを重低音イヤホンMDR-XB55で聞く。  何だろう、ノイズの間の重低音で世紀末の異次元へ飛んでトリップした感じがする。 私を現実からエスケープさせ今を客観視する為の音楽。   その他 https://www.youtube.com/watch?v=PZ2rNvqiSWM https://www.youtube.com/watch?v=MfxUSA95mf4   https://www.youtube.com/watch?v=SxyEwNE5QSs&list=PLBJOZ0omgSTfM7isMYvTnKRcYG8y3vlhU&index=8   https://www.youtube.com/watch?v=i1y0y1EDcHM&list=PLBJOZ0omgSTfM7isMYvTnKRcYG8y3vlhU&index=9  

INCARNATION

インカーネーションとは化身 2012年に作った写真集Hill of Carnation ブログ抜粋編の副タイトル。   あれから10年が過ぎたのか。  Hill of Carnationは私自身を開放し、当時私はすべてを無にして本気で挑んだ作品。プリントはLITH PRINTで制作した。何度も繰り返し不思議な夢を見るので、ある朝携帯メールで夢の記憶を書き残し文章で物語をつくり映像化したもので構想2年、製作期間は4年ほどであった。 いまだ未発表だが、オリジナルプリントとオンデマンド写真集の本編とブログ抜粋編2作品を残している。  私はこの作品があるなら他の作品は必要ないなと考える程大切な作品だ。 そしてそれ以降、また今後の作品には使命がある。 自分だけの作品世界から離れて、環境再生などへのメッセージが強くなるだろう。 化身とは 神仏が教化のために姿を変えてこの世に現れること。 また、その姿。 抽象的な概念が具体的な形をとって現われたもの。 ウィクショナリーより

写真三昧

さて生活の基本ベース即ち収入源の確保を確立した。 勿論まだまだ足りないが、すでにアルバイトなどは必要ないレベル。 2年以内にカメラマン時代の年収と同等にする計画。   これから3月まで本業の写真に集中できる。 やったぜ! プランは頭の中にいくらでもある。 最新作は2021年のFUTAGAWA FAULT ZONE  2023年は生物多様性に関する作品群を発表する。  昨日は天明町の田んぼを下見に行ったが、緑川河口の葦の群生に惹かれ暫く凝視。 農業を実践する今の私には、ただ写真しか考えていなかった頃とは見るベクトルが違うのは当然だ。 見る事の深度を深めたようだが結果を出さなきゃ世間はわからない!

60代で欲しい車

イメージ
アストンマーティン ヴィラージュ6.3 男の60代は人生の締めくくり。これくらい一度は乗っておきたいな。 多分直ぐにチンクチェントに乗り換えるかもだけど。 https://motor-fan.jp/genroq/article/27934/  

カンカンカンは60度

やかんをストーブに乗せるとそのうちカンカンカンと音を立て始める。 不思議に思い直ぐに温度を測ると家のステンレスやかんでは60度であった。これは大きさや素材で変化するだろうが都合の良い温度だ。低温調理にちょうどいい。 肉のタンパク質は58度から変性する事を利用した低温調理法。肉の中心部温度を60度以上70度以下で保つと肉は柔らかい。(お湯の温度ではありません) 私は結構低温調理をするが、温度計を良く無くす。 次回からはこれを利用しよう。   なぜ音が出るのかは振動音ですが、熱源の接触面で水が高温になり蒸気化する時に小さな泡を出す。その振動がやかんに伝わり、ストーブの鉄板と共振しているから。これを消すにはクッションとして焼き網を置けばいい。  

私は人間嫌い?

もともと群れる事を好まない性格。興味は自然にあって人間はそれを破壊するとしか思っていなかった少年期がある。では人間が嫌いなのかというとそうではない。 美しい女性、賢い女性、才能ある女性、家庭的な女性や聞く耳のある女性は限りなく好きだし、色っぽい女性は神様だ。 この時代に自由を謳歌して生きる勇敢な男達と気さくに遊んだり酒を呑み交わすのもよし、思慮深く物静かな男の親友も数人居る。しかし男も女も迎合的な生き方や反対に戦略的な奴、口うるさい輩は嫌いなのでもっぱら最近は近づかない。古い価値観を強制したりする田舎も嫌いでしょうがない。   私は暫く何にも拘束されずに独りになって思考し生活したい。 だからここを離れる為に小屋をつくってそこに住もうと計画している。 小屋の様な水道や風呂が無くても住所変更出来るそうだ。 まあ考えて見れば学生時代に住んだ六畳一間の何にもないアパートなんて小屋と同じようなものか。 幸い近く、人吉から大工の棟梁が母屋の床修理に来てくれる。 彼は甲佐で知り合い私と気が合う腕利きの大工だ。生き方は器用ではないが心を込めて仕事してくれるいい職人であり人生の大先輩でもある。 見積もりが合えば発注して私の離れに泊まってもらい、彼と小屋の件やこれからの夢を実現するための実践案を語り合おう。

長かった

朝に35フィルムカメラを取り出し、埃まみれのカメラを磨いてストラップを新調した。 着替えをしてローファーを履き、白いレガシイで田んぼの見える小屋へ向かう。 繁々と一反の田んぼを暫く眺めていた。7年前にこの田んぼを父から譲り受けそこから今に繋がった小さな田んぼだ。  長かったな。そう感じ呟いた。 カメラを構えファインダー越しにその田んぼに焦点を定めて3枚程切る。 手にしたNikon F2で撮ったこの画像は平凡すぎて写真として焼き付ける事はないだろうが、やはり残しておきたかった。 その後私は友人達に会いに行き、いつもと変わらぬ会話をして一日を過ごす。 やっと7年前に決意したスタート地点へ到達し、これからは写真と農業で思い描く美しい田園を更に広げ生物や植物の多様性を守り、そして私がプロデュースしたこの環境で生産物を作るぞと思い新たに心に誓った。

醤油作り

自家用分を先に仕込む。 今年は愛知県豊橋市の糀屋三左衛門さんの醤油麹を使ってみる。初心者に最適だとか。 昨日蒸した大豆も種切りから18時間目だが、昨年の麹より早めに繁殖してきた。 これが昨年なかなか進まなかった。 まあそれでも美味しい醤油ができましたけど。 実験で今年はまだ麦を入れていない。 思うに炒って乾燥した引割り小麦に菌は繁殖するのだろうか?と思っていた。 あとで入れたらどうなるか?というより大豆の豆麹をしっかり作ってみようかと考えた。 根拠は前に述べた様に昨年さほど菌がはびこってなくてもちゃんとした醤油ができたのは、塩入のもろみが発酵中でも大丈夫ではないのかと考えたから。 たぶん間違いだろうが、私はそんなことをよく試す。

インフレーションと鶏

幸い北国でない此処は極寒の冬ではない。 灯油が18リットル2000円近くする。理由は皆さんご存じの通り。 今のところ私は両親の住む母屋には一台のストーブに灯油を使うが、私の離れでは殆んど使わない。 使うとすれば湯たんぽを温める時の灯油コンロくらいだろうか。 昨年は薪を使ったが、近所から臭いや煙の苦情がちらほら聞かれた。 しかし薪はこの部屋全体を温めてくれた。 さてこれから寒くなるので今年はどうしようか。 都市ガスが使えればガスファンヒーターが一番安いそうです。 しかしここは田舎。それに電気毛布やエアコン嫌いな私の選択肢は限られてくる。 余り考えもしなかったが、灯油が高すぎるので電気かなと思い、とりあえずカーボンヒーターを買う。 短時間で熱を発し照射面積が広いタイプなので結構暖かい。 1時間当たり最大900wで約24.3円程かかるというが、必要な時だけしか使わないのでこれでいいかも。 もっぱら羽毛布団にくるまってた方が暖かいし、湯たんぽがあれば十分だ。 18畳ほどの部屋なので入れ物を温めようとは考えない。 それは効率が悪すぎる。 世界では暖房さえ使えない極寒の国がいたるところにあるとニュースになっている。 環境意識の高い欧州でさえ地球温暖化対策も当面は 御座成り の様で燃やせるものは何だろうが燃やしているという国さえある。 それなら私は知恵を使ってこの冬に限りなく低いエネルギー消費を考えようかと実験好きの性分に火がついた。 今のところはさっさとお風呂に入って、部屋では羽毛布団に湯たんぽかな。それで直ぐに寝る。身動きは不自由だけど、全く寒さを感じないというか暑いくらいだ。 Pu太郎よ。君のお蔭で嫌な時代だけど頭使って乗り切りますよ。 そう言えば鶏けっこう暖かいよな?、、鶏の平均体温は41度です、、でもな(笑)

茹でハンバーグ

最近ハマってるのがお肉を茹でてから味を付けるやり方。 肉の嫌な香りも脂も少なくなる。 もともと牛肉も馬刺しも赤身がすきで、鶏もムネ肉がすき。でもね。ひき肉は余りにも油が多い。どうしようかと考えひき肉に塩麴酢、大蒜か生姜、自家製小麦粉を練りこんで丸め、お湯で湯掻いてみました。鍋に油がどっと浮く。お肉を取り出しそれから調理。 後は、普通に大蒜とオリーブオイルでソテーして塩とスパイス(ナツメグ、クローブ、黒胡椒、白胡椒、コリアンダー、クミン、ガラムマサラ、カイエンペッパーなどから気分でチョイス)で仕上げる。お肉は湯掻いてさっぱりしてるんで味付けは多少濃くてもいい。 意外と美味しい茹でハンバーグ。   今日は鶏のムネ肉を低温調理アレンジから唐揚げにした。 鶏肉の皮付きは良く洗わないと臭いし汚い。切って洗い、鍋に水から直接肉を入れお酢と塩を少し足す。80度ほどで火を止めて蓋をして60度まで冷ませば低温調理のように芯まで火が通りました。その後味を浸み込ませて30分置きます。お肉は臭みもなく柔らかいままなので高温でさっと唐揚げして出来上がり。 肉汁大好きな人から見れば有りえない調理方でしょうね:))

白菜葱大麦入り雑炊 + 大根おろしがけ

毎朝5時の家掃除が習慣になってきた。最近なぜか1時間ほどかけて掃除をする。普通は早くなるのだが至る所が目につく様になった。 さて、朝食まで用意する約束はしていないのだが、現在6時過ぎと時間を持て余す。 まあ料理は嫌いではないですけど、趣味なのでルーチン化はしたくない。 意地悪して、もらった缶詰のグリーンカレーで朝食をひとりすませる。 もう7時になろうとしているが、母以外はみんな寝ている。  しょうがないな。 つくるとするか。 Memo 精進メニューなので物足りない方は市販のハムやベーコンなどを入れるでしょう。その場合は別の鍋で一度湯がくと添加されたアミノ酸 増粘剤 保存料 香料 色素などの化学物質は溶け始めます。でも半分ほどです。味の変化はさほどなく、かえってくどくなく美味しいですよ。

嫁ぶり

北部九州の習慣で結婚した初正月にお嫁さんの家へブリを送る。 嫁いだお嫁さんの嫁ぶりがいいという祝いの習わし。 のしには初正月と書くらしい。 息子の東京本社転勤や会社の徹底したコロナ対策などの諸事情でまだ私達親同士の顔合わせも出来ていない。  ブリを送らなんね。朝に妻が言った。 長男は今年7月に籍を入れた。 はて?自分はしただろうかと思ったが、ネットで概要を検索。 お昼に床屋へ行って散髪中、釣り師でもあるおじさんに尋ねる。 ブリは何キロからブリなんですか? まあ大体6キロ以上て言うね。嫁ぶりは7から8キロが多かろ。太かつは10何キロてあるばい。 昔は盛況な魚屋でもあったお向かいの坂本商店に行って嫁ぶりサイズのブリを見積もってもらう。 なあん、結婚しとったつかい。嫁ぶりかい。そら送らなんね。俺ん時はおかさんにぎゃん太かつば送ったな。奥さんが笑う。へーそら良かったた。なら今度見て来るな。 和やかな会話だ。こういう習わしを御近所で普通に話せるというのは良いものだな。ネットで買わなくて良かったと思えた一日。

八丁味噌

味噌玉形状の豆麴が出来る。本場の八丁味噌は塩分濃度は約11%と調べる。 もちろんメーカーの配合率は公開されていない。 ネットで調べるがどのレシピも13%前後になるのでこれから先はオリジナル配合とした。   味噌玉豆麹 4kg 種水 水500g 塩550g 計1050g 合計 5050g  塩分濃度 0.1089なので約11%   これはまだ完成していない試作です。通常の赤みそは12%。 種水の量が決め手の様で、多くするとドロドロになる。 本来八丁味噌は固くて持ち運びなど携帯しても米麹味噌の様に腐らないと記されています。 後は加減を見て決めたいと思います。  注 ネットでのレシピは味噌玉の豆麹ではなく、通常の豆麹でのレシピでしたが記しておきます。 豆麹4kg 種水は水1.4kg+塩750g 最低でも熟成は2年は必要なので蒸発などを考えるとそれでいいのかもしれません。

カレンダーが空白?八丁味噌

2月頃から11月まではこれでもかという程過密なスケジュールが組まれている私のカレンダー。 しかし12月と1月は空白が多い。 甲佐の開墾も春からに変更。寒いからという理由ではなく、冬には冬の雑草が生え、圃場表土を裸にしないので表土流出を防げるからだ。雑草も大切な多様性資源。   カレンダーのスケジュールには余り記さないが、冬は麹や味噌などを仕込む。 残りは醤油と八丁味噌。 今日は八丁味噌に初トライ。 八丁味噌は米麹を使わず大豆の豆麹と塩でつくる。今日は大豆を蒸して砕き、だんごにして種麹をふり保温して寝かせる。 迷う子供たちにも教えてきたが、どんなに難しくても人がやった事や作っているものなら大概出来るという思いがある。しかしそんな自負心よりも実際に作ると先人の知恵に敬服する。 実践こそ学びだ。 醤油は1月に仲間と共に作ろう。

デエビゴ

余りに眠れないので先生から睡眠薬を処方してもらう。 ベルソムラの後発で副作用の少ない睡眠薬。 しかし余り眠れない。 何故だろうかと深夜12時に起きる毎日。 そう言えば盗難にあっていたんだ。 コロナの件で忘れていた。 車の中の財布を盗まれた?おかげで免許証や健康保険証、銀行カードや、印鑑証明書などなど手続きや、支払いも現金振り込みと大変だった。 いつも怪しく思う廃品回収業者が来た。埼玉県の川越ナンバー。 怪しすぎるのでナンバーを控える。 暇つぶしのついでにちょいとばかしの罠を仕掛けてやった。 今宵来るだろうか? 楽しみだ。 悪魔にもなれる者の住む館。 ここを何処だと思っているんだろうか(笑)  

さて

病院へ支払いに行き保健所にパルスオキシメーターを返す。 やっと終わる。  家庭内感染も5割で防げた事だし父母も無事収まった。 我に返ると相も変わらず世間のS/N比のノイズが強く居心地が悪い。 FUCK THE CORONA! 私も多少疲れて興奮気味だし、どこかに逃避したいものだ。 明日から甲佐へ。休んでる暇はないがその方がいいか。  

UA - 情熱 (Official Video)

イメージ
  UAも50歳になった。 なぜだろう。私は最近この曲をよく聞く。 聞いてて居心地がいいし、こんな閉塞感ある時代であるからだろうか。 私も眩しい朝日を待っている。  

久しく美味しい酒が飲めそうだ

母も自粛解除となり、2週間ぶりに家族が揃う。皆元気だ。やれやれ。 今日は北海道の幸の鍋と言うが、なんだろうか。  まさかカニ鍋でもあるまい。 しかし、、、これはうまい酒だ。 どうしてこんなに旨いのか!

植物を見てる時の表情は穏やかなのに何故ですか?

以前入院中に看護師長に問われた言葉。 私は答えに詰まる。 何故かって? 当然でしょ。をどう伝えるか考えていた。  Twitter~ 答え 彼は何故~を聞きたかったのに、私は~は何故と取り違えた。 と書くと分かりやすいだろうが、これも詭弁?   あなたの眼は笑ってませんね。 以前は良く笑ってた。 でも良心が無くなっていく今の時代に正直笑えますか?と思う。 1990年以降私は今の目をしている。 時代の変わりように疑問を感じてしまった。

Diversity

C・W・ニコルが晩年、皆に語り続けた言葉が、Diversity (多様性) であった。 この美しい国の日本人よ何故気づかないのか。Diversityだよ。それは今だよ!今しなければ手遅れになる。多様性をもっともっと考え大事にしなければこの国の自然は崩壊して決して元には戻らないよ。と熱く語る姿をテレビでみた。   彼の事は昔から好きで開高健と釣りをしては酒を飲み、大自然について大いに語る本や雑誌を見たり、小説 風を見た少年という本を買っては読んでいた。  余談だが現在私が乗ってるスバルレガシイも実は彼の影響で、彼が若い頃スバルレオーネのワゴン車と一緒に写ってる雑誌の写真がかっこよく、その記憶がずっと残っていた。車を買う時にレオーネを探したが旧車過ぎてなかったのでこの車を選んだ。現在の車は2台目になる。私は彼のファンであった。   多様性を認める事は人間には非常に難しい。 しかし今の時代に多様性を認める事、そして人間が主体の多様性以外の世界や、強者が容認するような思惑以外の多様性の存在が大切になる。しかし実践するとそれまで気づかなかった事に直面するだろう。支配でも共生や共存でも容認でもない。抑制や淘汰も必要である。 全く価値観や性質の異なる者同士がどのようにして生きられるのだろうか。 例えば弱者を強者が認め同じ環境で共生する事を働きかけるなど、それは弱者にとっては圧力でしかない。また弱者の保護を過剰にすると全体の成り立ちや生態系が損なわれる。   私が思うに変化する事に対応するバランス(均衡)や加減が非常に大事だと常に考えている。 そして彼が最後まで我々に語りかけた Diversity は人の在り方や環境保全にて選ぶべき重要なカードだ。 物質である地球は人間が居ようが居まいが絶えず変化して行く。 人類が地球を蝕んで生物の多様性は消滅したと歴史に記録されない事を祈る。 学士でしかない平凡な私でさえ出来る事はある。 今後も同じ遺志を受け継ぐ一人として働いていく。    

A Song For You - Christina Aguilera & Herbie Hancock

イメージ

疲れた時

正直今、私も少々疲れているのだろうか。 世の中は負の要素でざわついてるが、それはさらなる負への要因でしかなく何の価値があるのか?   或る日の昔、私を助けてくれた賢明な女性が私にこう言った。 今の自分はこれまでの自分が作ってきた道。だからこれからの自分は今の自分が作って行くの。 当時そんなこと当たり前すぎてそうなの?と笑った記憶がある。 でも、そういうことなんだな。 背景にある深い意味を思い知る。 人は知らず知らずの内に将来を示唆する啓示を受けているのだ。 感謝する。 何も知らないままとは最も不幸な事だ。 先を見据えて心をリセットし、待ち受ける明るい未来に向かおうか。

白湯

現在位置する日本ではかつて一万年から八千年もの間、人間が狩猟で暮らせる気象的地理に恵まれた縄文時代があった。 それは何も進化しなかった訳ではなく、長い時間が文化や技術を高め更に精査する余裕の時代が芽吹いていたのだ。一例で言うなら磨製石器の精度は世界一であったと言う。狩猟時代が1万年も続く民族や国家は歴史上でも例がないと言われている。日本人の特異性はそこで育まれた。しかし最近の日本人は少々そういう文化の系統を忘れがちのようだ。   それから幾千年もの時がたち、そのような遺伝的文化や教育や伝承を経て行く間にいろいろな知恵を発見していった。 その一つが白湯を飲むと言う習慣であった。 例えば朝飲む白湯が何がいいのか。 要約すれば体温より暖かい白湯を飲むと当然胃に伝わり内臓器官と腸内細菌などが活性化します。体内の体温を温める事の恩恵を人々は知っていました。 効果や原理など、より詳しい事はGoogle先生やBingさんにでも聞いて下さい。 毎朝白湯を飲む。 時に白湯を飲む。 調子が悪いから白湯を飲む。 試してください。 体が即反応するでしょう。   日本人だけではないでしょうが、免疫力を高めるためのとても理にかなった理知的な方法ですよ。  

私日記終

感染日記は終わるつもりであったがその後が怒り奮闘な日々。 感染間もない両親2人も家の中で一人で診ると言うことはそれは危険な状況だ。 本来なら目の前に感染者二人も居るのに防護服もない状況で対応するとは安全管理の常識から外れている。 私はさすがに家の消毒清掃を徹底し手袋とマスクと消毒液は用意した。 ただそれが他人ではなく両親であるから己の感染を承知で看護する。   そんな慌ただしい時に保健所から連絡がくる。  何々様の昨日の夜の体温を教えてください。血中濃度を教えてください、、、、了解しました。穏やかにお過ごしください。 私は何度目かで?が付いた。 あなたは例えば血中濃度が94や80などの数字を聞いて何かアドバイスか病院に連絡してくれるのですか? いいえ。 あなたはただ数字を聞いて記録して報告書を出すだけでしょう? そうですね。 正直こちらは夕食をつくったり薬を与えたり検温や症状を見てと忙しい時にこのような電話は迷惑です。言う事を聞かない感染者が二人も居るような危険な中で防御も出来ず慌ただしいのに、ここは現場です。忙しすぎます。状況は伝えてありますからスマホを使ってる妻に連絡して下さい! さて私の慌てふためくこの未熟な姿をどう思われるだろうか? 明日のニュースには感染者数と重症者数と死者数が数字で並べられ報道されるのみだ。 21世紀のパンデミック。 医療機関だけでは到底対処できない数故、犠牲が伴う危険な療養や看護である事が21世紀の真の姿だったと見た思いだ。 1900年代初頭のインフルエンザ パンデミック時、人々が苦しむ姿と何が違うのか、、。   本当の大流行の原因は何なのか? 私には漠然とではあるが見えてきた。 恐らくそれはウイルスだけが原因ではない。 飛躍解釈ではなくこれは植物や作物の単一品種圃場での病気の広がりと同じではないかと感じている。 (人為的に作られた品種が人によって管理される。そこに病原が発生すると品種の多様性がない単一品種群は抵抗性が低く一斉に病気になる姿。そして農薬を与え、それでも耐性を備えた病原はまた新たな病巣を生む。すると新たな農薬が開発されるという構造。) そうであるならばウイルスだけに対処しても何ら解決にはならない。 人間の免疫力を低下させる構造こそ最大の問題だ。  さらにコロナを亡き者にして次のすり替...

私日記3

さて明日で私も妻も自粛期間が終わる。 二人とも無症状で今日まで過ごせたが、母は今日の検査で陽性が確定。しかし両親に重症化の様子はない。いたって元気だ。また治療薬もあるから心強い。ありがたい事だ。 これまでの経過を見るとやはり感染は密な環境と接触時間の長さが感染率と比例しているようだ。   明日からもこれまでと同じ様に毎日家を清掃し、両親に食事を届ける数日かな。まあ料理や掃除は苦にならないからなんて事はない。キッチンを仮設で私の小屋に移動したのでとても安全になった。 聞き分けのない両親の行動が一番心配だ。なぜだろう。失礼だろうがあの年代はまったく感染の原因を理解せずいつもの生活スタイルを保とうとする。仲がいいのだろうが二人はいつも一緒に食事をして常に行動を共にする。ダメだと言っても全く聞く耳がない。そのまま私達も共に生活していたら感染は防げなかっただろう。母屋を宿泊療養施設に見立てて逆に私達を隔離したのは家庭内感染を防ぐには正解だったのかもしれないが、私の強い意志が病で苦しむ両親には寂しい思いをさせた事だろう。 しかし私は過去に大学病院や空港にてコロナやその他の感染症の特別清掃経験がありその対応方を講習と実践で学んでいる。感染対策の一番の大切さは正しい知識と判断、一刻も早いスピードと最大の警戒で対処する事が必要であることを。 ともかく、このまま何事もなく終わり、両親も重症化せず治癒することを祈るのみだ。

私日記2

感染者が増える。母が発熱と咳、市販の抗原検査キットでも陽性反応。 県の窓口に連絡し明日は病院へ検査に行く事となった。 私は無事だが、どうなるか? いやどうにかする。 まずはリスクを減らす。 私の家の状況で高齢者の宿泊療養施設はないかと県に尋ねるがないとの事。 家族内の看病は基本的に家の中で家族が対応しなければならないという。 上記は大きな社会問題だがここでは省略。 幸い両親は重症化傾向の症状は見られない。   現状は私一人で両親を看病することになるので感染リスクを減らさなければ誰が看病するのか?この問いの解決が優先事項だと考えている。   私の住居は母屋から10m程離れたところにあることが大きなメリット。 問題はここには火や水道がないので料理をつくれない。トイレもない。洗濯もできない。それらは母屋に行く必要がある。両親の検温や血中酸素濃度測定や状態を判断する事も必要だし、清掃もするから必ず母屋での滞在時間が発生する。  それで考えたがより滞在時間を少なくするしかない。 料理も全てが手作りである必要もない。たかだか7日間だ。弁当もありだ。 洗濯についても考え直す必要がある。   痴呆症の父が散歩などをしたいと言い自粛ストレスがあるようだがどのようにすればいいかと県と保健所に確認すると県の職員はあやふやで言葉を濁したが、濃厚接触者は自粛期間中でも症状がなければ感染対策をして買い物等は可能になっている。また感染者も24時間症状がなければ散歩も買い物も最小限の時間で行う事が可能と阿蘇の保健所にて確認した。 https://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/attachment/196787.pdf     今日を起点に7日間母屋を宿泊療養施設と捉え対応した方が早いと判断。    

私日記

家庭内感染を防ぐためにどうするか。 個人的な方法論なのでエビデンスはございませんが、ウイルスは自己複製が出来ないので生物ではないからどう捉えるかが疑問ですよね。 私は粒子と考えます。 粒子は質量があるので下へ落ちます。また質量はあるが軽いので空中を舞います。また粒子なので物に付着します。ではどこに多く粒子が集まるのか? 当然家で言うなら床ですね。これは試験データでも明らかになっています。 床はアルコール消毒ではワックス層や塗料を変色させるので1000ppmの次亜塩素酸ナトリウムでの拭き掃除がいいです。 1000ppmで十分な不活化 ( 死滅ではなく破壊 ) が出来ます。1000ppmは0.1%です。 ハイターやブリーチなどの家庭用次亜塩素酸ナトリウムは6%の次亜塩素酸ナトリウムが入っています。それを原液として使用し、1リットルに17ミリリットルの次亜塩素酸ナトリウムを入れると1000ppmです。 先ずはその溶液で毎日拭き掃除です。柄のついたものが床から離れるので安全でしょう。 私は最初は1000ppmよりも少しだけ濃い濃度で全ての床を拭き掃除します。理由は不活化するまでの時間が短縮するからです。また小まめにモップを洗う事が大切です。汚れたモップや水気のないモップは粒子を捉えずかえって空中に粒子を拡散するはずです。 トイレだけでなく床全面を拭くことが粒子の量を減らすことが出来ます。  掃除機なんかもっての外です。使いません。フィルターの目よりウイルスの粒子は小さいので空気中に床の粒子を放出するでしょう。 次は触れる箇所を全て拭きます。これは金属類も結構使われてるので70%程のエタノール溶液が適しています。   洗濯は除菌剤を入れても菌ではないので効果があるとは言えませんが使います。感染者は免疫力も低下するので除菌も大切です。尚且つ酸素系漂白剤を使用します。普段は使いませんが感染自粛中には使用したがいいでしょう。( ただ酸素系漂白剤では不活化の効果は期待できないとあります。) 感染者の使用したタオルや服は別に洗う事が大事でしょうが、洗濯機は大概一つなのでバケツにつけ置きになりますね。風呂の水を洗濯に使う事はしません。 お風呂も各々毎回入れ替えるか、シャワーだけにします。 当然食事も各々時間をずらすか別々の部屋で食事します。 日中は家に居るより庭があれば...

ミニトマトソース作り

イメージ
この後もっともっと煮込んで柔らかめの味噌の硬さに煮込んだら最後は炒めて焼きます。 ソースというかペースト状にします。 トマトの酸味はクエン酸なので175度で急速に分解しますから〈175度以下の低温でも加熱時間の長さで多少は酸味はとれます〉最後にオリーブ油と塩を入れ焦げ付く手前で焼いて行くと酸味が消え濃厚なトマト味と甘みが引き立つんですね。 これを加えてフレッシュなトマトとミックスして軽く煮込んだら深い味のソースになりますよ。

内証時間

父がコロナに感染する。濃厚接触者となったので私も24日まで自粛とする。世界中を飛び回ったコロナは我が家にさえ来たんだな。家族間感染率は30%というが知る限りもっと高い数字ではないだろうか。 まあ丁度いい。慌ただしかった日々だ。内証する時間が出来たので現在やこれから先の事をゆっくり考え今後のストーリーを描こう。 写真の現像をしたり小屋の暖炉で焚火をしながら過ごしてみたい。

LOVE PSYCHEDELICO - Last Smile (Official Video)

イメージ
  今でも鳴り響くこの曲。あれから22年が経ったのか。 Hill of Carnationの作品に熱中していた。 次回作を作る頃の様な空気感を最近感じる。 理論ばかりが私の作品ではない。

最終プラン

私の農業による環境再生プロジェクトは終盤に来た。 生物多様性を核に農業にて農薬化成肥料(または全ての肥料)不使用圃場を作り出し、山から海までの自然環境を再生し改善する。その為には広大な圃場面積が必要になる。現在いる熊本で言えば有明海に流れる川の用水を使う全ての農地を改善すれば有明海の海は本来の姿に近づくと言える。それは一個人では広過ぎるが、今も同じような思いで取り組む同志たちを私は取材で知っている。   さて、甲佐町でのやつだ農園は軌道に乗り始めた。私の方法論で他の地でも農薬化成肥料不使用で慣行農法とさほど変わらない成果を上げた。甲佐の産業文化祭では、やつだ農園のお米が最優秀賞も受賞した。スタッフも無農薬を理解し一所懸命取り組んでくれている。今後やつだ農園は大きく成長するだろう。   次に私はプロジェクトの最終候補地を考えている。もちろん最初からのプランであった有明海に一番近い圃場での田んぼの実現だ。山の西原村、平地の甲佐町、次は海沿いだ。 同じ緑川水系で考えるなら天明町あたりだろうか。ゆっくり見定めて動きたい。   私の農業においての環境再生プロジェクトは構想から7年目を迎え最終段階に来た。これでモデルエリアを完成させれば他と連携し圃場面積を更に拡大する。写真表現では出来ない直接的な環境再生が可能になった。これが写真家の考える農業プロジェクト。 多くの人の賛同と理解、皆のリアルな協力と行動を求む。

冬の手仕事

冬にはいろいろな仕事がある。 干し柿つくりや味噌、醤油つくり。納豆や漬物。 大正生まれの私の祖母は年中何かしら働いていた。 今頃ならあんこを作るために小豆を選別したり、味噌用の麹をつくったりと。 話しかけるとにこにこ笑って作業をしていた。私も真似をして多くのことを教わった。 そんな情景を最近は見かける事が少なくなった。 今の老人は何をするわけでもなく、暇をもてあそぶだけの様だ。 昭和の初めに生まれた父母の姿を見ているが、やり方さえ知らない。   さて、少し早いが今日は塩麹やどぶろく用の麹をつくろうか。 春に切った木を割って薪を準備し、前日に米を24時間水に漬ける。 かまどを用意して火を焚き、1時間ほど蒸して45℃まで冷まし種麹をかけてまぶす。新しい米袋に入れてこたつで保温して時々ほぐす。2、3日程で出来る。 冬には家族のためのいろんな手仕事がある。 豊かで素敵な時間だ。

幸福度

甲佐にてあと4反小麦を播種したら冬は開墾の日々。無農薬無化学肥料の圃場面積を拡大して多様な生物が住める環境を作る事、そして有明海の再生に繋がる事が写真家としての目的だ。幸い来年は甲佐のある地区がまとめて3町をお願いしたいという依頼がある。これは大仕事。耕作放棄地は開墾に近い。背丈の高い雑草が生えそれを切って燃やす。イノシシが壊した畔を治す。痩せて硬い圃場を耕してそれが元の田んぼに戻るには3年ほどかかるのだ。しかしなんだろうこの充実感と幸福度は。有難い日々である。

皆既月食と種

イメージ
1580年7月26日安土桃山時代に皆既月食と惑星食が同時に見られたという。それから442年の時を経て皆既月食と天王星食が見れた。なんとも浪漫な時を過ごせた。 私は明日が満月とあり播種時期には最適であったので昨夜に大麦を浸種した。きっとよく育つだろう。この日に生命を吹き返した種を今後も大事に更新しながら育てて行こう。 思い出に残る良いタイミングであった。

冬時間へ

自然に対応しながら生きていける。 日の出が遅く寒い冬は暖かくなってから仕事をしたい。 相変わらず早くから起きてはいるが、家でゆっくり過ごして圃場へ向かう。 そんな冬時間へ体がシフトしていく。 かといって夏は朝5時前からで、冬は8時とサラリーマン並みになっただけだが。 しかし拘束されない心の豊かさは違うかな。

田んぼの二毛作にトライ

冬季乾田の田んぼに大麦を播種して二毛作体系を確立したい。 大麦は小麦よりも育成期間が短いので田んぼでの二毛作に向いている。しかしこの地は気温が低いので難しい故今は誰も行っていない。しかし冬季に裸土のままでは乾燥と風による浸食などで表土流出が起こる。また生態系や炭素吸収などの環境面でも良くはない。  肥料を使わないやり方でどこまで出来るかを実証実験する必要があるので今期から数年をかけて行う。品種は大麦である二条大麦のビューファイバー。

農家の仕事はもっと評価されていい。

正直写真の仕事の収益率とは比較にならない程農業の仕事は低い。 今の量の仕事をしていれば写真では地方でも1000万を超える年収だが僅か5分の1程しかないのは何故だろうと感じる。農業では儲からないと言う仕組みは如何なものだろうか。もちろん補助金を積極的に活用したり圃場面積を更に広げれば1000万以上の収入にはなるのが農業でもあるが、機械購入費用や経費、人件費がかさみ圃場を広げても利益率は低いという農家の意見をよく聞く。 私は一人の作業で1haの面積でいかにして収益を高めようかと試行している。 卸や農協に出さず、買い手に直接販売が最も高値になるので顧客を増やしたり直販店との契約を進めている。また麦は加工食品を開発したり価格の高い嗜好品扱いの商品も手掛けたい。 補助金に関しては農薬化成肥料不使用に支障がないなら積極的に導入したいが、田んぼに冬水を張ること以外は農協が絡んでいるので農協の方針に従わない無農薬商品などは買い取らないなどの制約があるという。 米に関して今の品質を保って何ヘクタールを一人で管理できるかも今後の仕事だ。 今年3haを管理して出来る事がわかったが、せいぜい頑張っても5haではないだろうか。 基本的に食糧や食品なので高くする事は出来ないし、私は無農薬だからと極端に高く売る事もしない。 まだまだ課題は多い。 しかし、安全な食糧を生産したり環境保全まで手掛ける農家ならもっとアート以上に評価されてもいいのではないかと写真家として自問する日々。

大麦を作付け

大麦の一種である二条大麦の種を注文した。 麦ごはんが美味しそうだ。 11月半ばの播種なのでまだ間に合う。 品種は食物繊維であるβ-カロテンの多いビューファイバーにする。  来年は麦みそも作ってみようか。

大地を耕す

甲佐にて田起こしからヘアリーベッチの種を蒔いて来季に備える。麦の播種も始まる。そして新しいエリアの耕作放棄地を田んぼ化へと開墾作業。まだまだ忙しい。 環境保全も楽ではない。でもこれは私が始めた大事な仕事だと自分に言い聞かせる。 6年前に10aの圃場であったが、来季は500aが農薬と化成肥料不使用エリアへと変わる。その内CASA BLANCA圃場200aでは肥料さえ使わない事が可能だと実証出来始めている。 多くの生物たちの姿も見られるようになって来た。 しかし大型機械や化石燃料を使わない不耕起圃場の実現は未だ出来ていない。CASA BLANCA圃場でこれから取り組む大きなテーマである。  

冬期湛水始まる

イメージ
  この田んぼでの生物多様性の始まりはここから。  昨年は秋に田起こしして代掻きしたので野鳥にとって格好の採餌場になってしまい、2月に産卵したアカガエルのオタマジャクシは春までに全滅した。 稲株や藁を残す事によって生物には無数の隠れ場が出来、野鳥は群れで泳いで捕食できなくなる。 多くの小さな生物達の生存数が増えることを期待する。

甘さが口に残る

美味しいと言われる米を食べてみた。なるほど甘い。しかしずっと甘さが口に残る。 私の米はしっかりと米の味があって甘さは後からじんわり来てすっと消える。 甘さは唾液で分解されて出来た麦芽糖で米のアミロペクチンとアミロースの比率で決まる。しかし最近の甘い米は分解前から甘い気がする。  また肥料で育てた作物は甘くなる傾向が強い。私が甘い米を好きでないのは甘さが残る口当たりの悪さと、胃もたれするような体に馴染まない違和感を感じるからだ。

やつだ農園数値目標達成

4600kg(328kg/10a)の米の生産をしたやつだ農園。2年目にして目標数値をクリア出来た。これで病院入院患者さんが食べる一年分の米を生産出来たことになる。反あたり6俵弱とまだまだ今後の伸びしろはある。耕作放棄地の田んぼが元に戻るようになるには数年かかるが、無農薬有機栽培米のプロジェクトは年々圃場面積を拡大して行く。  生物多様性を手段であり目的とする農薬肥料不使用のCASA BLANCA圃場では2640kg(冬期湛水田360kg/10a  無施肥冬季乾田235kg/10a)を生産。

こども食堂にお米を寄贈

僅か2俵だが今年は子ども食堂を運営するNPO法人にしはらたんぽぽハウスさんに寄贈できた。 現在はコロナなどの関係で食堂ではなくこども弁当などを作っているという。 米が足りないのでとても欲しいという声を友人から聞いた。 来年は返そうと思っていた市民農園の田んぼで彼らの為に専用の田を作ってみたい。  米を手にした彼らの喜ぶ顔をみた時、私自身が大きなやりがいを頂いた気がした。

夜叉五倍子

ヤシャブシ ( カバノキ科ハンノキ属 日本固有種 ) お歯黒に使われオハグロの木とも呼ばれた。実は染料として使える。 この木の葉っぱを昔は田んぼの肥料として使ったとの記述があった。 根っこには根粒菌が共生し土を豊かにする。葉の養分やタンニン鉄などが稲作にいいという。 これも施肥の一つだろうが田んぼの周りに植えて自然と葉が落ちるように設計したい。 何故か今年の森林組合の苗木注文にあったので25本予約購入した。

無農薬の次は肥料不使用

既に農薬 肥料不使用は米に関しては達成できており、冬期湛水の田んぼでは収穫量も6俵前後で推移している。 肥料不使用は今後の農業のあり方を左右する重大事項だ。 なぜなら現行農業は大型機械や燃料消費量、農薬や化成肥料製造時のエネルギー量を総計すれは、圃場での生産物エネルギーよりも多いのではないかと言われている点だ。 つまり地球規模で考えるなら現行農業はエネルギー生産ではなくエネルギー消費をしているという事。   課題は複雑で無施肥による収量低下や有機肥料過多による環境汚染、外来種雑草、薬品残留などがある。   私の取り組みは問題の要因をシンプルにして、農薬 肥料不使用でいかに収穫量を確保または向上させるかの生産方を今後展開していきたい。

稲刈りも明日まで

連日の稲刈りも明日で終わる。 確かに田植えをして4か月で収穫するのだが、長いなという印象が強い。それだけ充実した時間ではあるが。そしてこの仕事はこの先何十年も続くのだ。まあそれもいい。 頭と腕が日焼けで熱い。ひりひりとした痛み。 もう真っ黒な皮膚だがそれでもまだ焼けるのかとさえ思ってしまう。 そうだな。 農薬も肥料も使わず7俵程の収穫量があった。 生物たちも増えてきた。 トノサマガエルがよく居る田んぼ。アカハライモリも個体数が増えてきた。いろんな生物が増えてきた。 でもね。なんか物足りない。 私が知っている昭和の田んぼはもっと生命力に溢れていたんだ。 違うんだよな。 何がそうさせていたのだろうか? まだまだ先は長い。

120本のブンケツ

昨年の稲株から育った多年草稲は大きな株が多く。最大120本を超えるブンケツであった。 こんなに大きな稲株は見たことがない。これまで最高は80本であったが記録を超えた。ブンケツ期間が長いと稲はこのように育つのかと見ていた。写真を撮るのを忘れていたな。でも目でしっかり焼き付けている。そういう記憶の方が後々まで残る。

稲刈りが続く

小さな田んぼは麦用のコンバインで稲を刈る。格安で買ったコンバインだがなかなか仕事をしてくれる。明日は6反程の稲刈り。刈り取り専門の相方A氏に頼む。 私はライスセンターまで何度も往復する事になるだろう。嬉しい忙しさだ。今年は台風こそあったが概ね天候には恵まれ豊作の勢い。 残る3日で終わる予定。 そう言えば今日夕暮れに笑ったな。私としては珍しい。

5日間の休日

次の稲刈りまで時間が出来る。

人はそんなに強くない

でも弱さを知った人間は相当強い。 私は自分の弱さを知る為の長い長い時間があった。それは現在も続いているが知れば知るほどかつて経験した事には動じなくなり尚且つ対処出来るようになっている。 倒れようが一時的に諦めようが何度でも起き上がる事が大事ですよ。 キツイ時さえ何処かに心の余裕が生まれます。  

ニカメイガの大量発生

甲佐の圃場では稲刈り時に大量のニカメイガを確認。 私が見て確認した所では一平方メートルに数百匹ほどがいた。 これは何らかの対策をしないと来年は被害が大きいだろう。 こんなに大量な数を見たことがないが、かつては稲作で大きな被害を全国で襲ったという。 現代は箱苗時の農薬散布で防除しているが私たちは無農薬であるが故に見落とせない。 圃場の生態系がアンバランスではないのか?という視点でも捉える必要がある。     「ニカメイガとは2化性のメイガ、1年に成虫が2回発生する事から名付けられた小型の蛾で、幼虫は茎の中で成長し稲穂が枯れて実らない。この時期の幼虫は稲の茎で越冬して来春3月にふ化し5月に成虫となって苗にまた産卵を行う。駆除は稲わらを焼いたり土を漉き込む対策が必要。」    

欲 車中にて

歳をとると欲がなくなるという。それは恐らく個人の話だ。 私はそうなりたくないといつも思う。 創業者はそうである。年齢は関係ない。 今行動している仕事を今後どうにかして永続的に価値あるものにしたい。 なぜなら大いに価値があるからだ。 私一代で終わらせられない。

焦ったい

焦ったいってそう思うけど。それはただ静観ではなく真剣で冷静な行動。 物事はそう簡単ではないな。

タコ トマト モッツァレアのカルツォーネ

カルツォーネとはピザ生地で包み焼いたもの。   自家製南部小麦を発酵させて生地を作る。  薄く伸ばして、茹でタコ、トマト、モッツァレラチーズ、大蒜、胡椒、塩、自家製ペッパーオイルを乗せ包む。 オーブン200度前後で20分。

同じ場所に留まると見えなくなる

アスリート達は肉体の限界を迎えた時に脳の意識を変える事でまた己の限界を突破していく。 身体的な限界よりも意識などの脳を変えていく事が大切だという。 私たちはアスリートの様に身体に多大な負荷をかける必要は日常生活ではそうはない。 しかし脳を鍛えて新しい意識を得て生活や仕事に応用できるならそれは素晴らしい日々だろう。 特に最近私はその必要性を考える。   写真で新しいものの見え方を得たい時には比較スケールを変えたりする。 例えば日本の風景を撮るために海外の風景を撮っている写真家は多い。 世界を知ることで日本の風景の特異性に気づくという。 その方法論はよく知っている。 私は少々今の人生に飽き飽きしている。 今より更に大きなスケールや全く違った世界観のスケールが必要だ。

小麦播種

南部小麦とカムット小麦の播種を昨日行う。 昨年の実験では通常10月終わりから11月にかけて行う播種よりも9月後半に播種したものがよく育ち、梅雨前に収穫できて品質が良かったからだ。  九州では小麦は育たないというがそれは田での二毛作が原因で稲刈りが終わってからの播種となり、早くて10月半ばから11月にかけてとなっているからではないだろうか。 気温的にはその頃が適正だが、収穫期は梅雨にあたるので栽培法としては適正ではないと考えている。 さて2年目となる9月播種の小麦は来年もまたよく実るだろうか。  

迎合主義の台頭

自らの考えがなく他人と合わせて行動する。 その様な行動を最近では集団行動での協調性だと勘違いする人が増えてきた。 問題は基本的な考えがないので間違った方向に走る事が多い。 これは ポピュリズム などの政治思想だけの世界ではなく、一般人の生活の中にこそ深く浸透している。特に田舎の観念様式はまさにその考えだ。 さてこれを稲作に置き換えると田植えの早植がそうだ 。 農家に考えはなくあの人がもう苗の準備をしているから私もするという反応が連鎖して今では多くの農家が以前より一月以上早く田植えをしている。 温暖化で本来なら遅くするべきだがその様な事は考えていない。 結果どうなるかと言うと品質が悪い2等米が増える。 挙句には品種がもう古いからヒノヒカリは良くないという思考に走るようだ。   先人の知恵から生まれた「青稲褒めるばかり」という言葉さえ風化した。  しかし現代でこの言葉を皆に伝えても聞く耳はないだろう。 品質の提供や利益を得る事よりも他人と合わせて生きる方が差しさわりが無いのだろうか。 気候に適正でないため指定回数以上の農薬を多用する結果になり経費がかさみ労働が増え安全性の疑われる品質の米を生産する事になる。 迎合主義とはそのような結果しか生まない。

美味しすぎるしば漬け

京都大原出身の女性から教わったしば漬けは2ヶ月目を迎え最高に美味しくなりました。 一月目よりも酸っぱさが増した。新漬けでは一番美味しい頃でしょうね。 ネットでは1週間とか2週間とかで食べてる様だけど、いえいえ2ヶ月目からですよ。 この美味しさをそのまま保つには冷凍です。 乳酸菌は冷凍しても死なず、また梅雨の季節に解凍して食べると食欲が増すとの事。  今日は豚コマで唐揚げ作ったけど、締めはしば漬けと熊本特産こるまめがなんとも旨い。

青稲褒めるばかり

昔の人は言った。 早植えして苗が育ち夏にはどこよりも青い稲が勢いよく繁っている。しかし収穫期には出来の悪い米ばかり。 青稲褒めるばかり。 そんな事してもなにんならんたい。 稲を見ている時に近くの老人から教わった。

米と麦

栽培品目を2種とする。   米の無農薬、無施肥栽培の基本は確立した。あとは独自の多品種混合栽培の為の種の選定に取り組む。 法人化した農園は圃場拡大や人の育成が今後の仕事。 作業効率の為の圃場環境作り、大手の卸先などが課題。   麦の無農薬、無施肥栽培もおおよそ基本はできた。播種月の決定が課題。パスタやうどん麺などの製品化で収益を確保する。

かぼちゃの顔は見たくない

かぼちゃはね食べるのも好きじゃないのが災いするのか、うまく出来ませんね、私には。 かぼちゃ栽培から撤退!

収穫の秋

今日から来月半ばまでかぼちゃや米の収穫が始まる。 田んぼは台風後の手直しが終わり水を入れる事ができた。さほど被害は大きくない様だ。 皆んなとの収穫祭が喜べるよう頑張ろうか。  

ECMWF 9/19日月曜12時 定時予測記録

イメージ
 9/15    9/16 9/17 9/18 9/19   18日の深夜に風速35mを超えて過ぎ去った台風はこの地区でも稲が倒伏した。

日曜日の台風

イメージ
相変わらず気象庁は予測さえ出していないが日曜日に九州に影響のある台風が来る。 また田んぼの土が緩んでいるので金曜日まで乾かす。 中干しは風対策には必須だな。来年はトノサマガエルの成体への変態に影響がないどこかで徹底的にする事が大事だ。   トノサマガエル生活サイクル  https://www.cgr.mlit.go.jp/ootagawa/Bio/amphi/index420.htm  

かぼちゃは赤字

かぼちゃの収入は赤字に近い。収支より同じ時間をかけるなら稲作の面積を増やしたほうがいいと結論。来年は米と麦の加工品へシフト。

連日甲佐へ

甲佐の山手は深刻な水不足。乾き切った田んぼも見受けられる。 水利を工夫したりポンプを動かしてどうにか水を確保しているが、今週でも雨が降らないなら川から水がなくなるだろう。この地域ではかつて水争いが頻繁にあったという。他人の田んぼの水利に大きな石を投げ込んだり、田んぼの水口に草を入れて水を止めたりと日常茶飯事に今でもある。信じられない事だが水のない地域では良くあることの様だ。その様なことに対処する術はない。聞く耳もないからだ。太刀の悪い動物の仕業と思うしかない。   さて稲とは驚く植物だ。 干上がって乾燥した田んぼの稲は枯れるかと思えばそうでもない。 葉が丸まっても生きている。 わずかな雨でも穂をつけ実がなる。 このような状況は私の住む地では見れないので興味深く観察する。

無農薬のかぼちゃ収穫始め

夏播きかぼちゃで無農薬栽培が可能となった。 放任栽培にして様子を見ていた。うどんこ病も多少発生したが元気なのでそのままにしていたが良いサイズのかぼちゃが出来たので収穫を始める。放任栽培だと収穫時期がばらばらになるのが問題点だがまずは成功。 やはり植物を芽かきや摘芯などして傷つけるのは病気に対しての抵抗性を弱めるようだ。   植物性有機肥料と化成肥料を使用。 理由は動物性肥料を使うと外来種の雑草がものすごく発生する。圃場には何年も前に入れた牛糞堆肥に混じった外来種雑草が未だ発生する。動物性肥料は使えず適正な量の半分以下を化成肥料にして追肥として表土表面に撒く様にしている。この方法なら土に混ぜるやり方より土中環境への変化を和らいでくれないかと期待している。

数字を追う

無農薬緑肥栽培が実現できた昨年から今年甲佐の稲作は収穫量の数を目標にしてきた。 昨年はヒエが繁殖し反平均4俵という結果であった。しかし耕作放棄地からの初年度としては良い結果である。 今年は昨年成績の良かった、つやきらりを全圃場に植えて反7俵を目標数にしている。昨年より1週間の遅植えが災いしたのか分けつ数が足りないが雑草も抑制でき病気もなく育成は順調だ。  私の圃場はにこまる8俵 旭5俵にしている。近い数字は出せそうだ。

60本以上の出穂

少し大きな稲の株を数えると64本程のブンケツを確認。なかなかの出来だ。平均すると45本ほどだろうか。台風が穏やかなら今年は豊作だな。 気候変動にもそれなりに対応しながら管理できるようになって来た。 基本が大事。それも原理を一から知る事が大切だ。何故なら応用が出来る。

HAUSER & Caroline Campbell - Czardas

イメージ

8割確保

ヨーロッパの気象予測ECMWFのお蔭で2週間前から台風を予測できた。  圃場によって条件を変えながら米の花をずっと観察する。  雨や台風の影響で受粉が出来ない事を避けたいからだ。 米の花の開花条件は光と温度。 晴天で気温30度がベスト。 水分量は必要だが、ひたひたの飽水管理で気温によって上昇するほうがいい。   この条件の中で一つだけ水分量を減らす必要があった。 中干を強くしていないので土が緩く、台風の風では稲が根元から倒れる。しかし花を咲かせる時期は稲も相当の水を必要とする。間断灌漑で緩やかに乾かすがなかなか土は固くならなかった。しかし、圃場環境を高温に保てたので冷たいかけ流しの田んぼの稲はまだ花が4割ほどだが、8割以上開花した。 今年は豊作の勢いであったので一先ず量を確保する。 後は風対策が不安だ。土は多少固くなったが緩いままなので防風ネットの設置を考えている。  

気象庁の予測は役に立たない。

イメージ
    これを予測と言うのだろうか。 当たる確率に視点を置きすぎで尚且つ余りにも広範囲すぎる。なんのリスクに怯えてるのかとしか思えない。 本来の在り方は前もって台風の進路をある程度断定して国民にアクティブな安全行動を早期から促すべきだ。  災害になってから100年に一度の災害や経験したことのない災害や命を優先した行動をと報道するのはいかがだろうか。本末転倒とはこの事だ。 これはスパコンの性能ではなく、気象予測に取り組む人間の思考やスタンス、心構えのレベルだ。情けない。 予測は決して当たる事が命題ではない。真摯な意味で人命や財産保護を優先した広報や予測が必要だ。 天候に左右される農業には全く使えない予測だ。

予測精度記録 ECMWF

イメージ
日時刻/5日23時予測の定時記録 8/29   8/30  8/31    9/1     9/2   9/3   9/4 9/5   ECMWFは正確な予測をする事を証明 日本の気象庁は8月29日時点では台風は発達しないと予報を出していた。 その時点で海水温は30度を超えていた。理解できない予報を出す。   表示画面はわかりやすいWindyのECMWF予測を使用   9/5 23:00 jst.  

次の台風はちょっと怖いな

イメージ
9/6日 予測画像  引用  https://www.windy.com/?2022090518,33.934,132.990,6,i:pressure 日本の予測では発達しないと報道されたが、ヨーロッパ気象予測では台湾付近で停滞してその後勢力を増し北上するという。 どちらが当たるかより、最悪に備えて田んぼの水を抜き、少し表土を乾かして土を固め、のち満水にして対応したい。

Saudi Arabia’s controversial mega-city project: The Line

イメージ

HAUSER & Ksenija Sidorova - Libertango

イメージ

Stefano Di Filippo & Dasha Chesnokova (ITA) - UK Open 2020 - Professiona...

イメージ

Riccardo Cocchi - Yulia Zagoruychenko | Disney 2015 | Showdance Jive

イメージ

Salvatore Sinardi - Viktoria Kharchenko, ITA | Assen 2017 - WDC AL LAT -...

イメージ

直感で判断

余りに理詰めも楽しくないな。答えは分かるけど。 若いころの様に直感で判断して生きようかな。 楽しかったし。  

野菜の味は収穫タイミング

とんでもない方法でなければ。例えば痩せた土に無施肥の自然農法など、またはその逆とか。 でなければ野菜の味を左右するのは収穫時期をどうするかで決まる。 適期があるが分からなければ早い時期の収穫をお勧めします。 そうですね。ナスならタネができる少し前とかが美味しいですよ。

Addison Rae - Obsessed (Official Music Video)

イメージ

無限味噌なすアレンジ

無限味噌なすのレシピ  https://www.kurashiru.com/recipe_cards/99629c13-5842-4768-bec1-cd3d05f8e4a4   美味しいと話題だそうです。 さてとメインのおかずにしたいので味噌+ひき肉+大蒜を追加しよう。

9月初旬台風の可能性

日本の天気予報はどれも当てにならない。どうしたものか。以前は良かったのに。 予測精度の高いヨーロッパの予報では4日頃沖縄に台風が近づく。その影響で雨が多い日になる。 米の花が咲くこの時期には来て欲しくないものだ。 花がこの数日で開花し受粉が済むよう田んぼの水を落水して地温を上げるしか方法はないな。

泡辣椒 パオラージャオ

しば漬けが一月を迎え試食。もう立派な乳酸発酵しば漬けだ。美味しい。 気を良くした私は次はパオラージャオに初トライ。 四川料理に欠かせないもので唐辛子の乳酸発酵漬物。マーボー茄子には是非入れたいもの。 作り方は簡単で瓶に韓国唐辛子を入れて塩水で浸からせて乳酸発酵を待つだけ。 塩水の塩水濃度は10%以下。 畑の韓国唐辛子が綺麗な赤になってきた。 楽しみだ。

Doing Addison Rae's Makeup!

イメージ

出穂期

出穂期を迎える。 天候次第だが、曇りや雨が多い場合今年は積算温度では1000°C刈り取りを1400°Cにしようと考えている。また天候が良くても刈り取り時期を遅らせることによって青米や未熟粒を少なくしたい。8月に雨がよく降るという気候変動は3年続いたのでこれからもそうなるのだろう。 慣行的な収穫時期決定では測れない様になってきた。籾黄化率の判断が一番いいが、積算温度で大まかな時期決定の目安も大切だ。

万次郎作戦

美味しいカボチャを作るなら肥料は最小限にして育ちが悪いくらいがいい。 一株で1000個も出来る万次郎だけど、30個も無いほどが一番美味しい。 1kg400円で売ってるけど美味しかったら高くはないですよ。 ええ、本当に美味しいですから。  体にすっとなじみます。

塩っぱい夏

2022年は塩っぱい夏やったわ。 甘くも酸っぱくもあらへん。  

思考停止

とある難問に関して考えても答えが出ない。答えを出せばトラブルになるので思考停止した。または保留にして今の時間を楽しむ方がいい。 何も変わらないか。。

老けたかな

思考に気力が伴わなくなって来た。 そうすると行動までに至らなくなる。 これが老化の始まりではないだろうか。 老化は体力や容姿より気力の低下が一番やっかいだ。 多くの人はそれを歳をとったからで片付けるようだ。 いえいえ。私はそうなりたくない。 でもこれってどうすればいいのだろうか? もっと偉大な夢を抱くしかないかな。 ちょっと分析してみよう。 面白い記事 https://style.nikkei.com/article/DGXMZO90410870R10C15A8000000/

若さ

次男が豪雨予想の中小倉へ原付で大学へ向かった。 私は朝寝坊していてトラックで送る予定だったが、もう行ったらしい。 若いな。 私も以前長崎に原付で行った記憶を後になって思い出した。 久留米あたりで連絡があり、別に雨は多少降っただけだよと連絡。昼過ぎには小倉へ着いた。 若い若い。

波動

確かにその人に会うと運気が好転したり良いことが起こったり、ポジティブになれたりする人がいる。 なんだろうね。楽しいから深く調べないようにしてる。 逆に会うと事故りそうになったり?調子悪くなったりする方もいる。 なるべく避けるが、。

How to make a table.WOODWORKING

イメージ

立秋を過ぎて

今年の立秋は8月7日であった。夏の盛りに感じる秋の気配。早朝や夕方にはもうそんな気配を感じさえする。 今日は涼しくて静かな夜だ。  ただそれだけの事なんだが、美しい言葉。繊細な日本人の感性。 頭上に輝く下弦の月を見ながら外を歩くと、たおやかで優美な時間を少しだけ過ごせた。

怪談

田んぼに行くと声が聞こえる。とてもよく聞こえる。なぜなんだろう。周りに人は誰もいない。私は慣れっ子になってなんとも思わないけど。本当にがやがやがやがや聞こえてくる。

行動が伴わない成果はない

正しく。 逆説的だが、脱成長という言葉を耳にした。 地球は有限でありいつまでも拡大生産する事やその様な思考性ではない社会への変革。 ある意味恐ろしい思考であるがそうならざるを得ない事態かもしれない。 地球上での人類繁殖の曲がり角に達した時代になった。 歴史上生物学的には繁殖を超えると絶滅へ向かったが、人類はどう乗り越えるのか。    

いろいろあるが

人間はセンシティブで難しい。 植物もセンシティブではあるが何も言わない。 、、、。   どちらがいいかという問いよりもどう乗り越えようか。    

夏の夜の三毛猫

深夜0時に目が覚める。この頃はこんな具合に早く目覚める。近くを散歩。三毛が現れる。行儀正しい中々の美人さんだ。冷たいアスファルトに寝っ転がって涼しげな様子。イリコをあげると寄って来るが一定の距離を保つ。三毛の子猫もやってきた。親子だろうか。雨が降る。三毛はイリコを拾って去った。私も部屋に引き返すとしよう。ぞわぞわ、ざわざわ、ざーざー。

牡丹エビのビスクソースパスタ

程よい牡丹エビが魚屋にあった。北海道産。 次男の友人が宿泊すると言うのでパスタをごちそう。   フレッシュな生のエビを身だけ取り出して塩、酢、大蒜、バジル、亜麻仁油を絡めて冷蔵庫。 軽く湯がいたオクラも縦半分にスライスして冷蔵庫。 フィレンツェナスを薄くスライスして酢水に漬け灰汁を抜く。   牡丹エビの頭や殻をニンニクと塩、スパイス、オリーブオイルでソテー、後カップ1杯の水で湯がく。 これをフードプロセッサーで砕いてきめ細かい網で粗越し。 チーズとナス、生クリームの代用で牛乳を入れて鍋で保温すればビスクソースの出来上がり。   パスタを茹でて、 ビスクソースをかけ、冷やした牡丹エビの身とオクラをトッピングで出来上がり。 その他、遅れてきた友人にカレーライス、餃子、唐揚げ、焼きナスなどなど男飯。    

出穂

7年目の自家採取稲が一部出穂。稲の背丈が短いのでこれはきっと早稲のイセヒカリが出穂したのだろう。この稲はにこまるが多くを占めるがイセヒカリやヒノヒカリ、旭の系統が多少だが混ざっている。多品種群の稲になるのが私の目的。時間をかけて適応や淘汰されこの地に適正な品種にいつの日かなるだろう。

ゾウの時間 ネズミの時間

イメージ
実はまだ読みきってないけど愛読書のひとつ。 巻頭の心拍数一定の法則?には。体重が重くなるにつれ、およそその4分の1乗に比例して時間が長くなる。、、、哺乳類が一生の間に打つ心拍数が20億回と計算できる。心拍数を時計として考えるならば数年しか生きないネズミも100年近く生きるゾウも同じ長さだけ生きて死ぬ事になる。という仮説の元に展開していく。 時間の観念を変える楽しい本だ。  

情報源を変える

ハイブリッド戦争の戦略のお蔭か、何も知らない日本人は情報に左右され過ぎている。 特に中国やアメリカの戦法に多くは気づいていない。 中国戦略の強いものに逆らうなとか、長いものには巻かれろ的な発想や会話を日常で聞く機会が多くなった。日米同盟にしろ同じ様なものである。アメリカの後ろ盾があるから安心だというのは虚構にすぎないともうお判りだろうがその裏には軍事化に都合がいい。 その様な扇動や洗脳がハイブリッド戦争の戦略だ。   幾つか情報源を変えると多少は多角的になって面白い。 googleだけでなく中国版検索エンジン 百度や中国版you tube 好看视频で中国寄りの考えを知る。 アメリカ版 Q&A Quoraで多国籍な意見を聞く。 日本のニュースではなく海外各国のニュースを見て公平な視点を持つ。 現在の情報より活字の本を読み歴史の動向など時間の長さを身につけて判断する。

夏時間

夏は夜が涼しい。寝るのはもったいない。なので0時から起きることにした。 ネットを見て過ごすのはつまんないので写真やバイクのメンテに時間を使う。 昼間に田んぼや畑を見るのもなんとなく鬱陶しくなってきたこの頃なので気分が変わっていいかな。 でももっと楽しそうな時間の使い方は、ダビンチの様に時間の観念のない過ごし方もいい。 数時間おきに15分ほど眠るという彼はやはり生産性の高い生き方をしてたんだな。 私なら出来るかも。  

時流

今は時流に乗らないように心掛けている。 気楽でいい。 でも世間が見えない様には成りたくないかな? うーん。、 それも関係ないか。

自由

此の歳になると再び自由を渇望する。 その自由とは単に独りである事だ。 社会性から離れた孤独の独ではなく社会性を保つ独身の独といった方が解りやすいだろうか。 私はそんな自由を手に入れたい。  もういいんじゃないだろうか。

蟻の決断

世の中きな臭くて大変だがそれって操作でしょ。 さてそんな情報に無関係な日々を送る私だが、とある蟻の集団をずっと観察していた。  その蟻は庭の金魚水槽の下に巣を作っていた。蟻としては水槽が上にあるので温度変化の少ない快適な場所であったのかもしれない。しかし私が水槽の水を入れ替えるたんびに蟻にとっては洪水となり幼虫たちを外へ運び出す必要があったらしく数百の蟻たちが右往左往していた。 早く場所を変えればいいのにと私は思っていたが、蟻の気持ちは無視して毎日水の入れ替えをする。いったい何時になったら蟻はこの場所を離れる決断をするのだろうか? そして数か月がたち、夏になった。 或る日水槽の水を入れ替えるが蟻の右往左往する姿が見えなくなっていた。 蟻は移転を決断したのだった。   さて、勿論操作したのは私だが時世と無関係にはなれない事ぐらい知っている。 でも人間は蟻の様な決断を出来ないだろう。 苦難があってもそこに留まるのはいかに。

渇水

田んぼの水が足りない。 異常な程雨が降らなかった今年の梅雨。 田んぼの水利を考え直す必要がある。 祖先の知恵なんだろう。私の田んぼには今は使われていないが田んぼの上を流れる山の井出から水を引き込む事が出来る様だ。 それを復活させればいいのだが。  この辺りには手掘りのトンネルで違う水系から水を引き込んだりと色々な工夫がされている。 以前は景観としての棚田を見ていたが、思えば可能な限りの労力や知恵を使って山一面を棚田にして来た先人の姿に頭が下がる。 棚田の石垣にしろ機械ではなく手で積み上げたんだ。 壮大な生産力。

行動の高速化

それには思考をシンプルにする必要がある。思考を高度に高速にする事ではない。   求める事や必要なものは何かをじっくり見定めたら知るために学ぶ。 私は原点は何かを求めてそこから始める。 無鉄砲な行動は若いころには必要だがある程度の年齢になれば道筋を作る必要がある。 しかし行動を絶えず繰り返し行う事で思考もシンプルになり行動も速くなっていく。 その連続の蓄積は何も行動を起こさないで頭の中で考えるだけの人や切り返しの対応ばかりに長けている人の遥か先まで見えてしまう。 現代の人間は考えるより行動して生産する事やその為の持久力がもっと大切だと私は思うな。 個人の思考能力やパフォーマンスを見せつけるような事は結局何も成し遂げていない事に気づくだろう。   達観した人が話した事で印象的だった言葉がある。 人は頭の良さは余り関係ない。そういう人は沢山いる。でも本当は頭の丈夫さが一番大切なんですよ。