アルゼンチンエビとパスタ

南アメリカ大陸アルゼンチンやチリ、そこに流れるコロラド川の下方を地域名の総称でパタゴニアという。その近海の深い海で獲れる天然のエビが俗称アルゼンチンエビ。
これを漁師がトロール船で引き揚げ瞬間冷凍されたものが世界中の市場に送られる。
エビと言えば昔は熊本ではクルマエビであったが高級品になり、最近では養殖されたブラックタイガーが一般的だ。しかしアルゼンチンエビは今でも天然。乱獲が問題になっているが天然エビがこんなに安く食べれるのは今しかないのではないだろうか。
普通のエビより深海に生息するので色も赤みが強い。味は濃厚で甘く、船上での瞬間冷凍なので自然解凍すれば生食出来る。サイズも大きく食べ応えもある。
 
昨日買ってチルドしたアルゼンチンエビを塩水の中で自然解凍し腹肢、腹節の殻と野菜でスープスストックを作った。
次男が久しく帰郷、福岡から2ストのバイクで帰って来た。冬山を降りて来たらしく寒そうなのでお昼は熱いパスタを御馳走。
パスタを湯掻く間、先ほどのスープストックにアルゼンチンエビのミソがいっぱいの頭胸部とトマトやキノコ、ネギ、大蒜、生姜を入れる。それらをスープパスタ風に盛り付けし、オリーブオイルに大蒜、自家製唐辛子酢、粉チーズで絡めた刺身エビの腹部を添えた。
うまい!

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