幸福度
甲佐にてあと4反小麦を播種したら冬は開墾の日々。無農薬無化学肥料の圃場面積を拡大して多様な生物が住める環境を作る事、そして有明海の再生に繋がる事が写真家としての目的だ。幸い来年は甲佐のある地区がまとめて3町をお願いしたいという依頼がある。これは大仕事。耕作放棄地は開墾に近い。背丈の高い雑草が生えそれを切って燃やす。イノシシが壊した畔を治す。痩せて硬い圃場を耕してそれが元の田んぼに戻るには3年ほどかかるのだ。しかしなんだろうこの充実感と幸福度は。有難い日々である。
Agriculture considered by photographers. 写真家の考える農業 環境共生活動
Casa Blanca Biodiversity Farm Lab. カーサ ブランカ生物多様性農業ラボラトリー
Yoshiro Shinkawa 新川 芳朗