私日記3

さて明日で私も妻も自粛期間が終わる。
二人とも無症状で今日まで過ごせたが、母は今日の検査で陽性が確定。しかし両親に重症化の様子はない。いたって元気だ。また治療薬もあるから心強い。ありがたい事だ。 これまでの経過を見るとやはり感染は密な環境と接触時間の長さが感染率と比例しているようだ。
 
明日からもこれまでと同じ様に毎日家を清掃し、両親に食事を届ける数日かな。まあ料理や掃除は苦にならないからなんて事はない。キッチンを仮設で私の小屋に移動したのでとても安全になった。
聞き分けのない両親の行動が一番心配だ。なぜだろう。失礼だろうがあの年代はまったく感染の原因を理解せずいつもの生活スタイルを保とうとする。仲がいいのだろうが二人はいつも一緒に食事をして常に行動を共にする。ダメだと言っても全く聞く耳がない。そのまま私達も共に生活していたら感染は防げなかっただろう。母屋を宿泊療養施設に見立てて逆に私達を隔離したのは家庭内感染を防ぐには正解だったのかもしれないが、私の強い意志が病で苦しむ両親には寂しい思いをさせた事だろう。
しかし私は過去に大学病院や空港にてコロナやその他の感染症の特別清掃経験がありその対応方を講習と実践で学んでいる。感染対策の一番の大切さは正しい知識と判断、一刻も早いスピードと最大の警戒で対処する事が必要であることを。
ともかく、このまま何事もなく終わり、両親も重症化せず治癒することを祈るのみだ。

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