8割確保

ヨーロッパの気象予測ECMWFのお蔭で2週間前から台風を予測できた。 
圃場によって条件を変えながら米の花をずっと観察する。 
雨や台風の影響で受粉が出来ない事を避けたいからだ。

米の花の開花条件は光と温度。
晴天で気温30度がベスト。
水分量は必要だが、ひたひたの飽水管理で気温によって上昇するほうがいい。
 
この条件の中で一つだけ水分量を減らす必要があった。
中干を強くしていないので土が緩く、台風の風では稲が根元から倒れる。しかし花を咲かせる時期は稲も相当の水を必要とする。間断灌漑で緩やかに乾かすがなかなか土は固くならなかった。しかし、圃場環境を高温に保てたので冷たいかけ流しの田んぼの稲はまだ花が4割ほどだが、8割以上開花した。 今年は豊作の勢いであったので一先ず量を確保する。
後は風対策が不安だ。土は多少固くなったが緩いままなので防風ネットの設置を考えている。
 

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