連日甲佐へ

甲佐の山手は深刻な水不足。乾き切った田んぼも見受けられる。
水利を工夫したりポンプを動かしてどうにか水を確保しているが、今週でも雨が降らないなら川から水がなくなるだろう。この地域ではかつて水争いが頻繁にあったという。他人の田んぼの水利に大きな石を投げ込んだり、田んぼの水口に草を入れて水を止めたりと日常茶飯事に今でもある。信じられない事だが水のない地域では良くあることの様だ。その様なことに対処する術はない。聞く耳もないからだ。太刀の悪い動物の仕業と思うしかない。
 
さて稲とは驚く植物だ。
干上がって乾燥した田んぼの稲は枯れるかと思えばそうでもない。
葉が丸まっても生きている。
わずかな雨でも穂をつけ実がなる。
このような状況は私の住む地では見れないので興味深く観察する。

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