塩かぼちゃ
この夏、塩かぼちゃを考案し現在栽培している。
春蒔きかぼちゃで得たことは、親蔓一本仕立ての小さいかぼちゃが美味しいと言うことだった。
その差は歴然としていて、栗かぼちゃはより栗の様になる。
また、腐りにくくなり保存性が向上する。
夏蒔き塩かぼちゃでは、農薬は一切使わず施肥は緑肥を基肥として追肥は化成肥料で管理する。
〈化成肥料を使う理由は現段階では有機肥料である動物性肥料を使うよりも安全であるからの理由で判断。
但し、化成肥料を土に混ぜる事はせず、追肥としてのみ使い土表に撒くだけとする。〉
塩を5反に20kg程、苗の外側1m程にスジ状に撒く。
余り苗の近くに撒くと苗が枯れる事もある。
また塩を撒くタイミングも大切な様だ。
〈このブログでヒントを得た方は小面積で実験して判断してください。〉
かぼちゃはストレスを感じて小さく育つ。
いわゆる塩トマトと同じ原理だ。
布田鶴という圃場にて2000株の実験実証栽培しているがJAの職員と相談しながら塩かぼちゃとして商品化する方向で取り組んでいる。