第4章 イブやて 330話

「よしろうはん、最近えろっぽいで。おなごが見つめるやろ?」

「なんのことやら?」

「えろっぽい」

「色っぽい?」

「ちゃうで……えろっぽい」

よう分からん。
今日はな、クリスマスイブ。不二子と**初!**やで。

「コッコローチキンをお手製でつくるわ。ええか?」

「知らへん……」

「そやろ。旨いで」

史也が好きやから、そうするで。

「ちょこっと大蒜、少なめでつくるわ」

「濃いめでも、かましまへんで」

「まかしてや!」

「よう分かり申した」

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