相続
もう帰ってこないであろう父
相続が待っている
めんどい。
基本すべて放棄してもいい。
しかし弟では管理が無理だ。
土地管理の空間スケールがちいさすぎる。
わずか3反でもてんてこまい。
分散しても同じだ。
先祖が手塩にかけて育て守った土地が葛の山になるだろう。
無価値の土地への変容は容易に想像できる。
長男だけに言い伝える父からの跡継ぎへの言葉を、
長男である僕は幼き頃から教えられた。
6反を守ってきた父に、
おれもう米は3町やってるよと言った時だった。
にかっと笑っていた。がそうかという冷静さ。
新川家は地主でその何十倍も管理して来たという。
だからだろうか、僕が1000町というスケールも現実的だと考えられる。
10町以上の本来の土地、未整備である故登記上は5町の相続。
いらないけどね。
弟よ。
なんとかできるか?
山はすでに伐採し、栴檀の植え付けも始まる。
残りの山も間伐、製材すべて手配した。
森林組合に全ての契約を結び、契約書もかわす。
20年から30年は大丈夫という環境を設定した。
兄の計画では田んぼを相続し、山を新規に3町買う。
兄は新川家の資産増を考えている。
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