目標は5町だが

米だけで生活するなら5町は欲しい。
それでやっと年収500万から800万のラインに収まる。
しかし人を雇うならその倍は欲しくなる。
阿蘇で20町やっている会社があるがそれ位は会社単位では必要だろう。
現実的には大津や木山から益城にかけての田んぼを借りなければそのような面積はこの西原村にはない。
無農薬で単価を上げようと考えた時期があったがそれはやめた。
主食としての米を作りたい。
プレミアムとか興味がない。

来年は6反から1町にしたい。
候補の4反はあるにはあるが荒れ方がすごい。
いっそのこと白川水系の大津、菊陽あたりを見てみたい。
広い田んぼが計り知れなく効率がいい。
品種の適性をきっちり選べば熊本の平地でもうまい米が出来ない筈はない。

熊本県産のコシヒカリを取り寄せ食べている。
どれも驚くほどのうまさはない。
気候の変動は日本では高温化に向かっている。
品種の適性が一番理にかなう。

しかし在来種の糯で来年は苦心したい。
今年見ていて高温や干ばつに弱いと見た。
来年は水稲にして温度を下げ水を補給させる。
在来種の野稲とはいえ稲の原種はもともと水辺の植物または水を好む植物。
乾燥した畑で植えだしたのは人間の都合のように思える。
田んぼを作り出した縄文、弥生の人々は素晴らしい発明だが、よくその植物を観察していたのだろう。

話をもどす。
基本的には田んぼの作付け面積は可能な限り拡大したい。
無農薬 無化学肥料 無動物性肥料で水質と環境にいい耕作をしたい。
無論ひとりでは無理だがそのような仲間か組織を考えている。
だめならひとりでやれるだけやればいい。

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