群落

もち米の選別をしている時にふと思いつく。
陸稲の密植栽培はどうか?
稲にもアレロパシーはあると最近の研究で報告される。
アレロパシーは特定の植物が他の植物の発芽を抑制する化学物質を出す事による発芽抑制効果をいい。
マメ科が知られる。
今年のばら撒きは10cm平方を目標に蒔いた。
結果は雑草優勢。
しかしこぼれ種による水稲栽培を見た時に非常に雑草が少ないことが気になっていた。
こぼれ種栽培は非常に密植。
除草剤かもしれないが可能性はある。
群落で育つ稲が本来の姿ではないか。
稲の原種とされるオリザ・ルフィポゴン(学名: Oryza rufipogon)はそうである。
来年の陸稲糯ひたちはたもちの種は確保できた。
5kgと少ないが慣行栽培の様式を真似る前に試して見たい。
除草しない陸稲の群落を夢見る。

このブログの人気の投稿

フレスコ紙の酸化実験 サイアノタイプ支持体を考える。

絵画の基本 支持体を学ぼう

Zero Ground/Ariake Sea から

弥生時代の田んぼの遺跡に関する考察

農業からの一時開放そして今後