稲は多年草

今年からの実験で一番興味があるのがこのテーマだ。
昨年の秋の稲刈りが終わると同時に耕起をせず水を入れ冬期湛水し、春の代掻きまで水を入れていた。
気になって稲株を掘り起こすと稲の根が白かった。
つまり生きていたのだ。

稲の原種は多年草だが、品種改良された今の米もその性質を持っているらしく、冬期湛水、不耕起の田んぼでは芽を出し、実をつけ、収穫まで出来ると言う。
http://shin-daikazoku.sakura.ne.jp/hatakekensyukai/?p=1130
種籾も苗作りも田植えもいらない。

どこで実施するかが問題だが、常時水が流れ、水を引く事ができる田んぼはこの辺りでは私の田んぼが最適だ。
5反は川上にあり、独立した田んぼで水を入れても他の田んぼに水が漏れるなどの心配が全くない。
私は最終的にはそれを行うだろう。
スクミリンゴガイによる除草と稲刈りを頼めば80歳の老人になった私でも出来よう。
まあ面白い。
そう考えると老後の不安はないか。

いろんな意味で面白いテーマ。
80迄あと26回の稲作実験ができる。

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