なるほど

雑草と同じく手を焼いたものに害虫があります。浮塵子 (うんか) 、螟虫 (めいちゅう) 、二化螟虫 (にかめいちゅう) 、横這 (よこばい) など多くの種類があり、蝗 (いなむし) と総称されてきました。毎年夏には害虫退治の行事である虫追いをしました。
近世後期には油を使用した害虫退治の方法が発明されました。田んぼに鯨油や菜種油などを注ぎ、油が一面に広がるのを待ちます。その後、長い棒や笹で稲の葉を静かに払うと、虫は油に落ちて死にます。

このブログの人気の投稿

農業からの一時開放そして今後

絵画の基本 支持体を学ぼう

Zero Ground/Ariake Sea から

フレスコ紙の酸化実験 サイアノタイプ支持体を考える。

弥生時代の田んぼの遺跡に関する考察