50代 141話
京都芸術大学通信の大学院生って結構50代の方も多い。女性の方が多いかな。そうやな。丁度いい時期だよなと思うわ。なぜ自分もそんな選択、選ばなかったんかな。と今は思う。60代より50代の方がその後の社会的活躍の時間は長いもの。ひとつの選択肢として65歳定年の教授も現役で出来る。65歳過ぎから狙えるポストは客員教授か、名誉教授か学部長、学長になる。
しかし今だから言えるもの。当時は考えもしなかった。教えてくれる人も居なかった。チャレンジしている身近な人もいなかった。10年前選択したのは環境を考える米作りだった。運命など、自分の選択でどんな風にでも変えれるとはこの事だ。
よしろうはん、ほんまの運命のキーワードがあるやんす。なんやの。環境、米作り、大学院やす。神様はそんな棒っ切れをあん様の前に並べたんどす。選んだのはよしろうはんのセンスやで。拾ったワードが運命やで。 そのリミックスや創造があん様の才能で仕事やで。