米の多品種混合栽培
また新しい実験項目が増えた。 1.稲において複数の品種を混合して育てると多収になる。 2.またカビに対して耐性をもつ。 などなど。 在来種と思った野稲の種だが、実際は3品種が混じっている。 このことから学ぶのは昔の人は経験から知っていて、広く普及していたのではないかと推測。 在来種の3品種混合種を植えて今年痛感したのは、いもちに弱いと言うこと。 確かに収量は単一栽培のヒタチハタモチより多い。 この3品種混合在来種を水稲化するとき一番危惧されるのはやはりいもち病だ。 ヒタチハタモチはいもちに対して強い耐性を持っている。 4品種混合を試してみる価値はある。 理由はまだ未知数だが多様性がカビを一気に広がらせないと聞く。 また交雑すれば遺伝的にそれぞれの特性を獲得するのかもしれない。