投稿

9月, 2018の投稿を表示しています

米の多品種混合栽培

また新しい実験項目が増えた。 1.稲において複数の品種を混合して育てると多収になる。 2.またカビに対して耐性をもつ。 などなど。 在来種と思った野稲の種だが、実際は3品種が混じっている。 このことから学ぶのは昔の人は経験から知っていて、広く普及していたのではないかと推測。 在来種の3品種混合種を植えて今年痛感したのは、いもちに弱いと言うこと。 確かに収量は単一栽培のヒタチハタモチより多い。 この3品種混合在来種を水稲化するとき一番危惧されるのはやはりいもち病だ。 ヒタチハタモチはいもちに対して強い耐性を持っている。 4品種混合を試してみる価値はある。 理由はまだ未知数だが多様性がカビを一気に広がらせないと聞く。 また交雑すれば遺伝的にそれぞれの特性を獲得するのかもしれない。

大雨のめだか

煙草を外で吸う。 私の目の前にある水槽のめだかを見ていた。 わりと低層にいる。 上層は水温が低いのか。 それとも雨がせわしいのか。 なんだろうな。 私は事実よりファンタジーを伝えたい。 なぜかそう思った。

自由な田んぼ

1反の穴ん前という呼称の田んぼがある。 私が父に初めて任された田んぼだ。 最初は父の言う通りに慣行農法をするが、2年目からは無農薬、冬期湛水をし、メダカを育て、途中で苦情があったりとかで、3年目から今に至る。 来年は多品種を同時に植える水稲糯栽培。 本来は長年陸稲で植えられていた在来種。 私の調べでは3品種が混合していた。 私はそう言うことを面白がる性格。 これまで陸稲で植えられたものが、水稲でどう育つか。 品種は交雑するのか。 などなど興味は尽きない。 この田んぼは今では私の実験田んぼである。 今後私のことだから色んな実験をするのだろう。 さて台風。 今のところ問題なし。

台風

9月30日午前5時32分19秒jst 未だ台風の風も感じないくらいに深としている 小雨が降り続く やはり宮崎回りの台風はそう影響ないのか 出来る事ならこのまま過ぎ去って行って欲しいものだ

統率と多様性

統率するためには思想性はひとつの方がやり易い。 人を支配するためには異端はこまる。 このような理論が現代では憚るばかりか戦略として成り立っている。 多様性はその逆の考え方。 支配するものはその種や類ではない。 天や地であり、可能なものは自らの意思と適正を持ったら生きられる。 現実にある全てを認め、守ろうという考え方。 比較を人間と自然界にしたが、多様性が人間界にも発展し行く時代が次に来る。

稲の特性

ジャポニカ種である稲は多年草の性質を持っている。 この事実が面白い。 今年の観察で得たものは、たとえば陸稲で病気になった稲穂を引き抜いて暫くすると何度も新しい稲穂がでるという現象。 稲は15度以上であるなら、例えば稲を刈ってもひこばえが出る様に、気温が合えばまた実をつける。 ひこばえ二期作は昔から行われてきた。 冬期湛水では春に根っこが生きている事も確認した。 まだ実験はしていないが、他の情報ではそのまますると翌年芽が出て、稲穂がつき収穫まで出来るという。 適正な気温があるまで種子を残そうとする様であるし、年を越してまた実を実らせようとする。 この様な特性をもっと調べてみたい。 人間がコントロールする農業ではない在り方を見、行うのが私の仕事の様な思いが生まれる。

いもち

にこまるは低温でのいもちに弱い。 水口は中山間地域の川の水は15度と水温が低く圃場の水口で20度と、いもちにとって最適の温度になる。 その対策を考えなければ。 水口に多発するので品種を変えるか、水温を上げる対策が必要。 私は個人的な理由で掛け流しを実施しする。 今考えてる対策は水口のエリアを別の品種にすること。 米でもいいし、雑穀でもいい。 これはひとつのアイディアでまだ未定だ。 掛け流しで中干ししない理由は水生生物の生きる環境を長くしたいが為である。 だから私は農家ではないのだが、そのようなやり方があってもいい。 私の初期の農に対する見解はどんな方法でも作物は出来ることは出来る。 これは事実だ。 農家が聞いたら呆れられるだろうが、農業や農から離れればそれも事実だ。 ここにいろんなヒントがある。 国民がすべて農に従事していた時代には色々なやり方があっただろう。 さていもち。 私は面白いと思っている。 来年は違うアイディアで克服したい。

在来種の糯

面白い品種でよく見ると大きく3系統あるようだ。 この種を在来種としていいものかはわからない。 3系統とは、ひげなし 赤ひげ 白ひげとはっきりわかりやすい外観の違いをもっている。 一本髭と名付けた現象はどちらの色のヒゲにもある。 おそらくこれはいくつかの種が混じり合っている。 昔の習慣で種をもらってはまた何かを返すという中で混じり合ったのかもしれない。 でもこれもまた有りではなかろうか。 古い品種であることは間違いなく、今後交雑して在来種として固定するかもしれない。 数年付き合ってみよう。

ナスとトマトのカルトッチョ

イタリアン食堂の新メニュー ナスはイタリア在来種との交配品種の丸茄子。 今年私が作ったもの。 昨日初めて食べたが、相変わらずシェフの料理は旨い。 でもこのナスは後一回くらいの収穫で終わるのでメニューから消えるのは早いでしょう。 カルトッチョはイタリアで紙包みの意味。 ナスとトマトソースとチーズを紙で包んで焼き、ハーブとかぼすで食す。

ファッロの芽がでる

知らぬ間に10cmほどの芽が出ていた。 予定より一ヶ月早くの早期栽培の実験。 麦の早期栽培は最初は育成がいいが、収量が少ないとの報告があった。 私は自分でやらないと信じない。 多くの情報はやった事がないのに、何かの情報を元にやらないがいいという類が多い。 早期栽培で気になるのは雑草が多いという事。 11月頃寒くなれば畑の雑草も枯れていく。 ファッロの栽培で一番のネックは籾摺りだという。 普通のゴムローラーによる圧力での籾摺りでは何度もやる必要がある。 籾がらがとても厚いのだ。 ジェットファン方式なら綺麗にできる。 買う必要があるが。 現在ファッロはレストランの生パスタとパン用に考えているのでそう多くなくてもいい。 収益としてはまだ考えられないので、普通の小麦も植える予定。

来年は二期作

台風を考えながら思っていた。 二期作にしようと。 ひこばえ二期作ならこの地でも可能だろうと踏んでいる。 5反を二期作にするなら、ひこばえ稲も反3から5俵が可能という。 5反が7.5反となる。 1反は水稲糯にするので5反でこれまでのお客様に届けなければならないからこの方法がいいだろう。 同じ水系でも圃場が変わると米の味が変わるのはよく知られたこと。 父がこの田んぼを宝の田だと言っていたのがよくわかる。

障害者との一日

障害者の仕事の指導を頼まれる。 これはこれは、 責任があるので付け焼き刃で知的障害のやる気のなさについて調べた。 今回の仕事はこれである。 自分も障害者ではあるがパターンが違う。 まずは見ることから始める。 確かにやる気のないそぶりをする。 しかしそれはメッセージに見えた。 一通りの作業を無言で見ていた。 いろいろ問題はあるが作業自体は丁寧であった。 これは簡単かもしれない。 そう思った。 まず私は褒めることから始めた。 反応がすぐに変わる。 反抗的な態度は消え、丁寧さが増した。 ゴンゴン ガタガタと音を立てた行動もなくなる。 いいことを一つ一つありのままに褒める。 その後出来ていないことを上から目線ではなく伝えた。 コミュニケーションができる様になると、仕事の動機やなぜサボるのか、どこでサボるのかなど、心を打ち明けてくれる。 仕事は丁寧に進める。 順番は独特だが問題ない。 その日1日完璧な仕事をしてくれた。 なかなかない経験であったが、私の方が得たものが大きかった。

稲刈りの理論値の修正

やはり遅れて出た穂の成熟スピードは早い。 どの様にして早くしているかというと粒が小さいのだ。 なので熟れるまでの時間が短く、同時期とまでは言えないが青米までには追いつくし、しっかりと熟するものもある。 今年は積算温度1200度の5日遅れにしたが、2日遅れくらいで丁度いい。 来年から出穂期から44から45日で刈り取ることに変更。

刈り取りの時期

コンバインのa氏と稲を見ながら刈り取りの時期を考察。 実に経験豊かな方だった。 私の知ってる全ての問いに的確に答えるし、本人も実践している。 私は中干しなしも試して見たが、中干しした方がいいという一言が印象深かった。 まさかメダカがいるからなどとは言えなかったが。 糯も陸稲も麦もお願いできますかといったらいいよの一言。 頼もしい味方ができた。

後三年

あと3年もすれば自分の農の基本ができるだろう。 農業としての生業が成立するかはこの3年で決まる。 本当は米が早い。 儲からないと言っても利益は確実にある日本人の主食という作物だ。 要は面積。 最低でも3町ないと農業としては成立しない。 しかし借りるとなると色々気苦労がある。 私はそういう事が苦手だ。 今ある1.6町で収益を上げた方がいいかなと今は考えている。 基本は3本 田んぼでの米 畑の麦 後はトマトやバジルを中心に その季節の野菜 卸は一般とレストラン、無農薬専門買取店、ネット なんだろう 作物のつくり方はユニークだが、流通を含めて月並みだな。 農業として拡大しすぎないやり方もあるにはある。 レストラン展開も考えてはいる。 一つの財産は、私の田畑は無農薬の期間が非常に長いということ。 一部はこの地に来た500年前の先祖の頃から変わらない畑もある。 畔を歩くだけでわかる。 隣の除草剤を撒く畔にはない多様な植物が生えてくるのだ。 この財産は実はもっとも大切にしている。

変化

何となくテレビを見ていた。 フランスでは17世紀に食への変化が起きたという。 生きるために食べるから、食べるために生きる。 面白い。 実に面白い。 今日本は食べるためだけに生きてはいないが、食べる事はとても大事なことには変わりない。 贅沢な美食志向もあれば健康志向もあり、食については多岐にわたる。 その起源が17世紀から始まったのか。 なんだろうな、少しこのことについて考えてみよう。 なにか閃きそうだ。

台風か。

この地で台風は避けられない。 唯一の方法は早植えと品種の選択 。 早刈りをしようとライスセンターに相談に行くが、やはり今日の刈り取り予定は一杯であった。 こうなったら心配するのはよそう。 いつもの様に見るのみ。 ゆっくり観察するとする。 家の稲が倒れるか倒れないか実は見てみたい。 中干しなしで育てた分蘖数の多い稲の風への耐性を。 それともう一つ。 雨である。 実にタイミングかいい。 落水してからも土中の水分量はある程度は必要。 それを用水路から水を入れてしまうと入れる時間、引く時間が長すぎて土が軟らかくなりすぎる。 雨が一番いい。 台風の雨は過剰だが、植物の稲としては恵みの雨かもしれない。 台風名  台風第24号 (チャーミー) 9月30日九州接近

フローズンワイン

私はいつもビアンコ 凍らせたワインをシェイクして程いい氷の粒になったらワイングラスに注ぐ。 旨いな。

森のくまさん くまさんの力

食べた感想では味がある。 でも食感がボソボソとして、炊き上がりの艶がない。 おそらくタンパク質が多いのだろう。 にこまるはタンパク質が少なく、艶がある。 あっさりしいて、うまい。 ヒノヒカリを基準にこの地での適正を考えて選んだ。 この種を育て方や肥料ではなく、更にうまくしようと考えている。

ヒト ハ バラバラ

それがいい 私などメダカに餌をやることなど、しかも毎日なんて出来はしない。 忘れてるし、やらんとこか? などと考えてしまう。 それでも生きてるから、ほう、などという始末。 精密さとザッとしてるのが、私の中にはある。 全く褒められたものではない。 近くの去年大喧嘩した友人は、愛情を持ってメダカを育ててくれる。 だからなん匹かちょうだい、と言ってもくれるし、その前に生きてる。 人はもっと多様になるべきだ。 まあ、私が心配しなくてもそうなってるようだ。 人類は生き物だから、いずれ滅ぶ。 その終末論を覆して欲しいものではある。 それを認める事が皆が幸せになるという人間しかない 思い、 に繋がる。

ちょっと待って

え、台風。 進路が九州に変わる。

人類の多様性

人類が進歩する力を少し遅らせ、ゆっくり文化を熟成させる機会をつくれないだろうか。 寓話や魔法、そのようなファンタジーが子供達に信じられるような環境ができないだろうか。 そう、たまに考えたりする。 大人の環境と子供の環境が現代では同じになっている。 子供にしか見えない世界があるのに、モニターだけ見ている。 こう書くと批判めいたニュアンスに捉えられるが、そうでもない。 事実を書いている。 批判は私が疲れる。 大きな川の流れは止める事が出来ない事位知っている。 でも流れにまかせると居つくメダカがいないように、違う流れを作らなければ種は滅ぶ。

月の波動を浴びる

太陽の波動は大きなエネルギーだが月の波動は反射光なのでまたリズムが違う。 月の波動を浴びると安らかになる。 今宵は満月 暫し月を見る。 蟋蟀の音が響き、田んぼが見え、山の合間に月が浮いて居る。 電線を五線譜に例えるなら、ラからファへとゆっくり沈むまで。

稲は多年草

今年からの実験で一番興味があるのがこのテーマだ。 昨年の秋の稲刈りが終わると同時に耕起をせず水を入れ冬期湛水し、春の代掻きまで水を入れていた。 気になって稲株を掘り起こすと稲の根が白かった。 つまり生きていたのだ。 稲の原種は多年草だが、品種改良された今の米もその性質を持っているらしく、冬期湛水、不耕起の田んぼでは芽を出し、実をつけ、収穫まで出来ると言う。 http://shin-daikazoku.sakura.ne.jp/hatakekensyukai/?p=1130 種籾も苗作りも田植えもいらない。 どこで実施するかが問題だが、常時水が流れ、水を引く事ができる田んぼはこの辺りでは私の田んぼが最適だ。 5反は川上にあり、独立した田んぼで水を入れても他の田んぼに水が漏れるなどの心配が全くない。 私は最終的にはそれを行うだろう。 スクミリンゴガイによる除草と稲刈りを頼めば80歳の老人になった私でも出来よう。 まあ面白い。 そう考えると老後の不安はないか。 いろんな意味で面白いテーマ。 80迄あと26回の稲作実験ができる。

居た居た

めだかの追跡 流れの急ではない用水路に数匹いた。 これで良し。 数匹は一夏で数千になる。 意外と生き延びるものだな、と暫し見ていた。

なるほど

雑草と同じく手を焼いたものに害虫があります。浮塵子 (うんか) 、螟虫 (めいちゅう) 、二化螟虫 (にかめいちゅう) 、横這 (よこばい) など多くの種類があり、蝗 (いなむし) と総称されてきました。毎年夏には害虫退治の行事である虫追いをしました。 近世後期には油を使用した害虫退治の方法が発明されました。田んぼに鯨油や菜種油などを注ぎ、油が一面に広がるのを待ちます。その後、長い棒や笹で稲の葉を静かに払うと、虫は油に落ちて死にます。 http://www.tanbo-kubota.co.jp/foods/tools/09.html  

群落

もち米の選別をしている時にふと思いつく。 陸稲の密植栽培はどうか? 稲にもアレロパシーはあると最近の研究で報告される。 アレロパシーは特定の植物が他の植物の発芽を抑制する化学物質を出す事による発芽抑制効果をいい。 マメ科が知られる。 今年のばら撒きは10cm平方を目標に蒔いた。 結果は雑草優勢。 しかしこぼれ種による水稲栽培を見た時に非常に雑草が少ないことが気になっていた。 こぼれ種栽培は非常に密植。 除草剤かもしれないが可能性はある。 群落で育つ稲が本来の姿ではないか。 稲の原種とされるオリザ・ルフィポゴン(学名: Oryza rufipogon)はそうである。 来年の陸稲糯ひたちはたもちの種は確保できた。 5kgと少ないが慣行栽培の様式を真似る前に試して見たい。 除草しない陸稲の群落を夢見る。

解決

マイマイガの幼虫の大移動でどこに行くか追跡した。 半円状に広がるが、落ち着く先は稲ではないらしい。 次の餌場はカラムシだった。 そういえばこの草によくいる。 たまたま切り残していたカラムシの土手があった。 そこに集中している。 殺そうと思ったが、稲刈りまであと12日。 よくある光景でさほど大量でもない。 恐らく食い尽くすだろうが様子を見ることにした。 50匹位は踏み潰したが、気分良くない。 殺生はしないに限る。 そうすると相手が寄ってこない。 50匹の幼虫君、 私の寝床に来ないでくれ。

マイマイガの幼虫 大移動

近くに桜の木がある。 マイマイガの幼虫がいる。 気味の悪い毛虫。 こともあろうに私の田んぼへ大移動して稲の茎につかまっている。 この毛虫、稲の葉も食べるらしい。 私は毛虫は大の苦手。 これを駆除する必要があると私が判断したとき、どうすればいいのだろう。。

目標は5町だが

米だけで生活するなら5町は欲しい。 それでやっと年収500万から800万のラインに収まる。 しかし人を雇うならその倍は欲しくなる。 阿蘇で20町やっている会社があるがそれ位は会社単位では必要だろう。 現実的には大津や木山から益城にかけての田んぼを借りなければそのような面積はこの西原村にはない。 無農薬で単価を上げようと考えた時期があったがそれはやめた。 主食としての米を作りたい。 プレミアムとか興味がない。 来年は6反から1町にしたい。 候補の4反はあるにはあるが荒れ方がすごい。 いっそのこと白川水系の大津、菊陽あたりを見てみたい。 広い田んぼが計り知れなく効率がいい。 品種の適性をきっちり選べば熊本の平地でもうまい米が出来ない筈はない。 熊本県産のコシヒカリを取り寄せ食べている。 どれも驚くほどのうまさはない。 気候の変動は日本では高温化に向かっている。 品種の適性が一番理にかなう。 しかし在来種の糯で来年は苦心したい。 今年見ていて高温や干ばつに弱いと見た。 来年は水稲にして温度を下げ水を補給させる。 在来種の野稲とはいえ稲の原種はもともと水辺の植物または水を好む植物。 乾燥した畑で植えだしたのは人間の都合のように思える。 田んぼを作り出した縄文、弥生の人々は素晴らしい発明だが、よくその植物を観察していたのだろう。 話をもどす。 基本的には田んぼの作付け面積は可能な限り拡大したい。 無農薬 無化学肥料 無動物性肥料で水質と環境にいい耕作をしたい。 無論ひとりでは無理だがそのような仲間か組織を考えている。 だめならひとりでやれるだけやればいい。

矢車菊

その種子を植える。 思い出かな。

こりゃ 大丈夫ばいた

84歳の農夫が私の田んぼの畦を歩いていた。 地震で引っ越しされた男性だ。 私が声をかけた。 色々と話す。 なるほどねー、と74年前というこの辺りの情景を話してくれた。 このおじいちゃん結構好きだな。 稲に関して疑問に思うことをいくつか聞いた。 的確な答え。 まあ大丈夫。 窒素が多すぎたかな。 という。 無施肥でも窒素が多ければ窒素過多。 そうそう、そうだそうだ。 さすがだな。 年の功はすごい シャーシャーと話す。 さもありなむ。

臆病

私はかなりの臆病だ。 次男もそう。 でも次男に言ってやったことがある。 臆病だから見える世界がある。 というか臆病でないと見えない。 不安は無知からくる。 それがわかれば知ればいい事。 臆病だからこそ用意周到になる。 色々考えシュミレーションしたらいい。 と、いつか言ったな。

bianco

ワインといえば白 皆んなは赤というが私は白 写真にまつわる理由があってネット上ではとても言えない。 たらたら走る軽自動車がいた。 たら、たら、った。? 止まった。 何このおっさんと思い追い越すと、、寝てる。 なんか飲んでる、酒やないか。

わかりにくい

稲刈りのタイミング 出穂期がバラバラなのでいつにするかを理論値で考える 積算温度や出穂期からの日数、品種の特性 通常だと今年は晴天が続いたので積算温度1200度 42日でいい 出穂の日差はおおよそ1週間 にこまるの刈り遅れによる変質が6日後から リミットは計算上は48日 その時青米は41日 39日以下は青米が20%以上になる なので出穂期から48日で刈り取ると大まか全てがセーフ 次に観測値 稲の穂は出穂期が違っても遅れた穂は先に出た穂に合わせるように熟れていくようにみえる つまり遅れて出た稲穂は熟れるのが早い 次に経験値 昨年は天候の具合で出穂期から50日で刈り取る 大きな問題はなかったが、後半ウンカ被害に見舞われる 落水からの日数が長くなると稲体が弱り害虫被害が出やすい 理論値 観測値 経験値から50日より短く、40日がにこまるの積算温度で最短 安全値は47日前後あたりに思える 後は稲穂の黄化具合を見るしかないな 仮だが10月5日稲刈りに設定 コンバインが欲しいものだ

さもありなん

稲刈りをマツのみ。 心境的には次の作物に興味が移行している。 麦だ。 これまで麦といえばライ麦と燕麦の経歴がある。 至って簡単で蒔くだけで育つ。 ファッロはエンマー小麦とスペルト小麦の種子が混ざってる場合があります。 との表記 イタリア人らしいがそうなるだろうと個人的には了承。 産地化について仲間と話してきた。 万次郎かぼちゃより魅力的なものを作りたかった。 ファッロの種を無料であげた。 話し合いしたいねと言葉のタネを蒔いた。 実現しますように。

ビオトープ

田んぼではなく本当のビオトープが必要。 さて、何処にするか。 幸い地震以降作らないで放棄してある田んぼはあるにはある。 本人が了承してくれるか、 ほぼ期待できないであろう。 そうか、 数十年後私の田んぼをビオトープにすればいい。 その頃はもう田んぼを作る力もないだろう。 でも本来のこのエリアの生態系を子供達に見せる事はできるな。

元も子もない

大雨が降る 水かさが増す 河川の構造が護岸工事で単なる用水路となっているため、一気に水が流れてしまう。 浅瀬や淵、岩、葦、蛇行する川、土や岩の用水路など生物たちが避難する場所が昔はあったが、今はこの村にさえない。 めだかは何処に行ったのか、生きてるのか ただ濁流が轟々と唸りをあげる

ファッロの種が来る

7千年とか9千年前から変わらないスペルト小麦の一種で中粒の麦。 Farro ファッロはイタリアでの呼称。 ドイツではDinkel ディンケル、スイスではSpelz スペルツ FRANCHI社種子 100g 1000円と高い。 在庫が400gあったので全て購入する。 種場で作付けして大量の種を収穫する予定。 一部を粉にして生パスタやパン粉としてシェフに試してもらう。 原種や在来種には単なる農産物として以上の興味がある。 おそらく普及していない理由として日本の気候に合わないのかもしれないが、試す価値は十分にあるだろう。

一本髭

在来種の糯の成り立ちが面白い。 先端の穂先が実をつけたまま一本だけスーッと伸びる。 長さは5センチくらい。 ユニークな稲だな。 見たことがない。 在来種の呼称を考えていたが、形容を優先して 一本髭 にした。

なんかつかれる

訓戒めいたことを書くと疲れる。 訓戒じゃないけどねー やめた。 今日精神科に行った。 先生は頼りにならないのでいつも薬剤師と話をする。 なかなかユニークな薬剤師で気があう。 アスペルガーを薬剤師の立場から聞いていた。 アスペルガーには薬はない。 ただ落ち着かせるためのものを処方したりはされますね。 とか、 聞けば自分の子供も障害を持っていたり、自分もそうだという。 お互い、わははと笑う。 あーあ 黙っとこうと思っても黙っとけない。

若いこと

全てが魅力だ いいんだよ 我が道で こころから思う事は必ず達成する それでいいから 進め 失敗するだけ楽しむ事 その先は、君にしか見えない世界が待っている

なんでも楽しいのだが

いつでも人の観察をする。 癖だ。 でも私は他人に対して、それが悪いと言ったことは余りない。 そこには興味がない。 ただ聞いている。 人がキツイという言葉をよく耳にする。 朝からチオビタ飲んだという。 よくわからないが自分環境の設定が私とは違う、な、。と思う。 たぶん 人間は 環境や境遇や運命?や状況や、、 何だろうな それは自分自身で設定しているだけだと思う。 花が咲いていた。 米の花が、 深水の稲の種は太く大きく大家族で育ち 畔の零れ種は細く一本の実をつけた。 元は同じ種だ。 私は種なのか、それを蒔いた人なのか、それとも観察者なのか。 人は種じゃないけど高度な思考ができるから何にでもなれる。 そう思うと楽しくなります。

可能な作付け

 条件  無農薬 無化学肥料 無動物性肥料  露地栽培  
 4月   陸稲もち    ひたちはたもち              茄子               フィレンツェ 5月   水稲もち    在来種       水稲うるち   にこまる       かぼちゃ       万次郎かぼちゃ(保留)       バジル        スイートバジル                                      黒バジル             トマト            サンマルツァーノ                コストルート・フィオレンティーノ        紫蘇               在来種赤紫蘇             ...

所感

そうだな よく動いてる毎日 年内か来年までには収入の基礎を固めようと動いてるが なにぶんそれだけで動く性分でない 環境なんかに興味が行くのはもう性格だから仕方ない 写真の方もちらほら頭の中で浮かんできている とはいえ収穫はこれからだからさらに忙しくなる 平和といえば平和であり 幸福なんだろうと思う たまに障害を発しているが、大きく狂うこともない あんな時間もうごめんだ まあ必ずやってくるが でもあの時間を知ってるから今動いてるとも言える それくらい苦しいものだった 私は生物や植物に興味をもっていたほうがいい 他人に興味を持つことはやめたがいい 稲作文化圏と麦作文化圏では民族の文化 歴史が大きく違うという 稲作文化圏は忙しくて戦さをやる暇がなく、調和が大切なので平和的であり 麦作文化圏は基本的に撒いたら収穫まで手が入らず個人主義になり好戦的だと 連鎖性があるのだろう そうだな、 所感 私は今精神的には冷静のようで、ものの見方はまだ公平ではないのかもしれない。 主観性と客観性を垣間見るのが写真家の仕事なら、 一度白紙にするか、 違う 立つ位置 角度 切り取り から見る必要がある気がする。

まだ青い

稲刈り予定日まであと二週間と少し。 稲穂はまだ青い。 出穂期からの日数も積算時間もその辺りになるが、まだまだのような気がする。 昨年は天候の関係で出穂期から50日目で稲刈りであった。 約10日以上過ぎて収穫したが青米が多めであった。 やはり稲体が決めた分蘖数なので最初と最後の出穂日が違い、熟れるまでの時間差があるのは仕方ないことだ。 この辺りはベテラン農家は嫌う所だろう。 私のやり方はこれが嫌な人には普及しないと考えられる。 しかし結果は美味い。 青米が混ざらないと米は美味くないということを農家は知っている。 おそらく遅刈りは美味しくない事を言ってるのだろうが、実際青米が多少ある位で稲刈りした方が美味しいのだ。 この青さならやはり今年も出穂期から50日ではないだろうか。 そうすると10月10日前後となる。 経験の浅い私は観察と情報でクリアしていくしかない。

film

何千カットも撮れるデジカメより、36枚しか撮れない35mmや12枚しか撮れないブロニーや2枚しか撮れない4x5の方が生理的にはいい。 私は64GBを1日で撮れるまで撮る癖がある。 終わりがなく疲れるし、使うカットはフィルムと変わらない。 あと12カットで撮らなければならない緊張感がいい。 さてフィルムも富士フィルムはモノクロ関連を生産中止する。 東欧やイギリスのいいフィルムがあるので困りはしないが悲しいものだ。 特にアクロスは相反則不軌が少なく長時間露光の多い私には重宝したものだ。 いずれ早いうちに全てに近くなくなるのだろう。 人類の大きな損失とも言える。

もちの稲刈り終了

家族3人で古代式稲刈りで臨む。 2時間ぐらいで終わってしまった。 結果は笑える量で、来年の種籾4kgと1回分の餅つき位は確保。 まあいいや。 陸稲のもちの味が如何程なのかわかるだろう。 在来種のもちはまだ青々とした穂だ。 交雑させる前にそれだけで食べて見たい。 この種を水稲で育てる方が面白いかもしれないな。 なんだろうな。 私は稲や麦などの穀物に対して非常に興味があるようだ。

無農薬について

若い農家の人は今現在慣行農法をしていても興味があるらしい。 市場には無農薬でなくては売れない、売らないというマーケットがすでに出来上がっている今、無農薬であることはひとつの農法として確立し広まりつつある。 過半数を締め、それが当たり前だという環境になることが目的だ。 しかし全く相手にしない農家は高齢者の農家の人々だ。 聞けば変える気は無いという。 ある意味仕方ないが、どうしたら興味をもたせられるのか見ていた。 冬期湛水に興味はなくても環境保全事業から補助金が出たり、収量が増えるとなると、話は違うようだ。 水源近くの滝部落、小野部落では環境保全型農業直接支払交付金などを活用している。 私は全く申請もしてないが、私としてはどちらでもいいので、環境に良き方向に進めばそれでいい。 高齢者の方が殆どである今、高齢者が動くことがもっとも大切だと考える。 農薬の実態をつぶさに観察できる環境にあるので結果を報告するが、 やはり圧倒的に多いのは除草剤だ。 田んぼの中はもちろんだが、最近は畔の除草剤散布が年間数回行われている。 殺虫剤の使用は殆どなく、殺菌剤がこの谷の圃場面積の内、3割位で実施されている。 年1回位の散布が多い。 なので農薬は殆どが除草剤と考えていい。 この谷には下流域半分はスクミリンゴガイが居ついているので、本来は田んぼの中の除草剤は必要ない。 しかしこれも皆半信半疑だ。 私が実証していても試す気はないらしい。 どうしてだろうかとは私は思わない。 それはそういうことだと受け止める。 長年やってきた経験は農家一人一人の自信でもあるのだろう。 そう安安とは変えるまい。 畔切りについては労力の問題だから跡取りが継ぐかどうかだ。 跡取りである我々が経済的に結果を出せば魅力の一つになるだろう。 最近では一つ飛びして孫の代が継ぐ例もこの村で見るようになった。 あと法人や行政など組織的なことは、私は苦手なので他に任せるとする。 無農薬が当たり前の社会をこの村で実現させるためには色んなハードルがあるが、そう高くも無いと思う。 作物が農薬がないと出来ないなら大きなハードルだが、地理的条件が合えば意外と簡単に出来てしまう。 無農薬 無化学肥料 無動物性肥料でどこまで出来るか実証実験していくのみだ。

秋の作付け

小規模では大根類を植えてはいるが、少し考え方を変えようかと思っている。 秋収穫のトマトやバジルを試してみたい。 ビニールハウス以外の方法で。 畑は冬場は11月から麦を植えるのでそこまで収穫できたらいい。

鷹の爪クラス激辛麻婆茄子

耐えれるのは鷹の爪まで。 ハバネロ ジョロキアなんて無理。 辛味は痛覚であり味覚ではない。 私には鷹の爪が限界。 でもうまいわ。

スペルト小麦

イタリアではファッロと呼ばれる。 イタリアン食堂のパスタ用小麦を調べていた。 基本的に生パスタなのでデュラム小麦よりパン用の小麦が合う。 いろんな品種を考えていたが、古代種のファッロで行こうと決める。 この種が現地でもやはり人気らしい。 古代から交配すらしてないというがどのようなものか。 早速注文だがとても高いので500g注文して種作りから始める。

田んぼを何故続けるか

近所の村人たちに なんで田んぼばすっとね。 と聞くと 先祖から受け継いだもんだけん、せにゃんたい。 と大概の人は答える。 私は意見が違うが、散々語っているので省略する。 長年そんな思想はきついだろうなと思っていた。 しかし私みたいな子孫が出来るのは珍しい部類。 世の中には言われたことをする方が楽な人の方が多勢を占める。 先祖から受け継いだとはいいキイワードだ。 だから、しなければならない。 昭和生まれの日本人には訴える言葉。 自分のことを考えると、受け継ぐことを息子たちに私は期待しない。 法人化するしかないだろうと考えるがそれもどうか。 先祖から受け継いだものだから、しなければならない。 という伝承は我が家では消えた。 と仮定して。 先を考えよう。

もちの収穫

今日から3日間で陸稲品種、ひたちはたもちの収穫 3反近くあったのが種の蒔き方をばら蒔きにしたため雑草に負けてしまい1反となる。 これではコンバインを頼むのもどうしたものかの荒れ具合だ。 おそらく収量は60kgあるかないか。 まあ私は客観的だからそのような状況でも品種を観察していた。 相当優れた品種のようで雑草の中でも病気になった稲穂がない。 身の丈以上の雑草の中でも実をつけたのでそれを収穫しよう。 やり方は古代の稲刈り方式。 前回のブログで こさぐ 方が稲穂を刈り取るよりいいのではないかと書いたが、間違いであった。 稲穂だけを切って行った方が遥かに効率はいい。 とは言え、こんなことやってる現代人がいるだろうか。 まあ日曜日には家族を引き連れよう。 1時間くらいなら結構楽しい。 この種は来年は水稲栽培する予定。

徹底してアリさん

以前はキリギリス的な生き方をしていると、当時常々思っていた。 人間だからキリギリスのようにアリの餌にならずにアリになればいい。 まあ冗談だが、今の私はかなりのアリさんだ。 それも悪くない。 割となんでも出来るようだ。

次のステップ

2017/06/26 写真から環境再生へのアプローチ http://shinkawaphotographiclaboratory.blogspot.com/2017/06/blog-post.html をブログにて発表して以降、目的は成果を出しつつ拡大して多様化してきた。 田んぼの面積は私有地では6反しかないのでこれ以上拡大できない。 借りることは簡単だが機を見なければいけないような気がする。 残りは畑1町の私有地をいかに作付けをしながら環境にいい仕事ができるかだ。 電気伝導率から見ると畑作は水田の2倍の肥料が必要という。 私は雑草との共生栽培や自然農法は賛同はするが関心はない。 しかし当然無農薬 無化学肥料 無動物性肥料を考えて実施して行くのは田んぼと同じだ。 無施肥が何年できるのか人参で試したことがある。 約2年は無施肥でできたが3年目からは形も乱れ大きくは育たず、食感も筋張って味も美味しくなかった。 勘違いが多いが作物の品種は自然のものではなく、人間が品種改良したものだということ。 来年へ向けた土作りだが、色々調べ考えたのが、炭素資材の投入に籾殻をいれ、窒素分はレンゲで行く。 畑では普通はやらないやり方だ。 しかし田んぼと同じやり方で行い、結果で何が足りないかを知った方が、なんでもやって原因が分からないようになるより次のステップを踏める。 忙しくなるが、私有地の1.6町を私の考えで環境に負荷のない設定ができたら、更に拡大していきたいので、これからここ数年の実験は大事だ。

サンマルツァーノ

来年の夏の畑の主力品種に考えているので、観察が絶えない。 1度目の収穫期を終え暑い盛りは花がならず、9月に行ってから花が一斉に咲き出す。 また収穫ができるようだ。 イタリアントマトの品種は色々あるようだが、今回植えたスタンダードなこの品種は料理人にもお客にも受けがいい。 味で比較して美味いのは中玉トマトやミニトマトだが、クセのない味で果肉のゼリー質が少ないので料理が水っぽくならない。 植え方は植物の特性を知るために、匍匐栽培で摘心、芽かきなしの放任にした。 このやり方はベストか分からないが、台風でも心配なく、雑草も抑制でき、収量も基準が分からないが納得できる量であった。 まあ、草の形態がわかったので後は技術を入れるか入れないかの選択の問題。 路地で栽培できるトマトとしてこの品種は優れていた。 来年挑戦したいのが独特の形のイタリアントマト コストルート・フィオレンティーノ 「Costoluto Fiorentino」 是非。 やる気満々。

移動は成功

昨年と違い、2日サイクル間断灌水を2サイクル実施でほぼ全てのメダカを用水路へと移動できた。 まだ100近い数がいるがそのうち出て行くだろう。 スクミリンゴガイは早いものは田んぼの土が柔らかいのを利用して潜り始めた。 きっとそういう個体しか冬は越せないだろう。 死んだ貝はカルシウム肥料になると考えている。 多くの水生生物は死にたえる。 卵を残したものもあれば、飛翔して去って行くもの。 残ったのはカエル類とスクミリンゴガイやカワニナ、アカハライモリなどである。 水槽へ避難させたメダカは今回は冬期湛水を始めると同時に田んぼに放す。 おそらく冬場、渡り鳥の群れの餌になるかもしれないが様子を見る。 避難場所も設置して見たい。 冬期湛水はいよいよ5反実施する予定だ。 大きなビオトープの田んぼになるのが昔からの夢だった。

水馬

違う類から他の類を見ても、美男美女は区別がつかない。 アメンボを見ていて、田んぼの水がなくなるにつれ子孫を残すための活動が盛んになってきた。 割とハレムな様相だ。 でも好き嫌いがあるのだろう。 私には体型格好全て見ても変わらないのだが、そのような状況でもメスの拒否やオスの逃避の行動を見れる。 交尾の時のダンスと以前書いたが、あの時はたまたまくっついたが、多くは拒否であった。

煙草

460円の緑のセブンスターが10月から500円 3年計画で値上げし3年後は600円 そうきたか。 来年から自分用のタバコを植え付ける。 完全無農薬のバージニア種でも植えようか。 その他 バーレー種 オリエント種 在来種 p.s.タバコは植えてもいいが製造してはならないだと。

草刈り

土手の草刈り さて何キロ痩せる。 1kg痩せるのに7200kcal ベスト体重まであと−5kg 草刈り1時間で478kcal 75日間毎日1時間の草刈りか。 1日切った位、 体重計に乗った自分がバカだった。

集団移動

メダカの田んぼから用水路への移動を観察しているが、網ですくうのは最後の手段として効率がいいいのは自ら水路へ向かわせること。 水がなくなると、少しでも水の多い水口へ移動したが、水をためると、70m先の水が出る方へ移動し、用水路へと落ちて行く。 何か学習したのだろうか、それともここは危険だと察知したのだろうか。 まだまだ個体は数多くいる。 2日サイクルの間断灌水をしながら様子を見よう。

断酒

病院のセブンイレブンで飲み物を買ってレジに並ぶ。 鏡に写ってる人を見た。 俺か? なので 断酒します。

頭痛い

農薬関連を調べて行くとまあ、いろいろある。 気になるのが生物農薬。 菌や天敵などを使って攻撃 防除するという。 例えばテントウムシはアブラムシを捕食するが、ナミテントウの飛翔能力の低い種を交配して、飛ばないナミテントウを開発し販売している。 遺伝子操作や雑種の投入で一番怖いのは、植物なら花粉、動物ならその種の繁殖とその後の交雑だ。 もう現実に起きていることなのだが。 取り返しのつかない遺伝子汚染が始まる。

ちいさなアカハライモリ

水を抜いている田んぼの水溜りを見るとまだまだメダカがいる。 網ですくっては用水路へと逃がす。 黒いメダカがいた。 あれ? なんかちがう。 アカハライモリの幼体じゃないか。 嬉しいな。 草切りした時に1匹だけ確認していたが、ある日川上から流れてきて水口の金網に引っかかり動けないでいる個体を見つけ、田んぼに放した。 それからしばらくして苗の捕植をしていた時に、水中にツガイのイモリを見つけた。 うまく育ってくれ。

12年前

私が42歳の頃、日記に書いていた。 私がやりたいことをするには父と農業をし、写真研究所を最初に作った方が早かったかもしれない。 今はそのようになっている。 その通りだとつくづく思う。

めだか

田んぼの水を抜いている。 でも雨が2日続く。 昼過ぎになり雨がやんだので田んぼを見回りに行く。 少し流している水口の溜まりには案の定、めだかやアメンボと多くの生き物がいた。 アメンボは飛べるだろう。 貝類は土に潜ればいい。 めだかはこのままでは田んぼの肥やしになってしまう。 網ですくって用水路に流した。 20匹位は持って帰って水槽に入れ観察。 来年用のメダカたち。 2cm位あるので結構大きく育ったな。

「農」とは”エネルギー生産”をコントロールする仕事

http://www.maff.go.jp/kanto/nouson/sekkei/kagaku/nani/08.html 粋なことを関東農政局はいうな。 私は農業のイメージを変え取り組みの在り方を変えて見たい。 そんなこと言っても誰も知らん顔だろう。 まずは自分から。

生物学的窒素固定

5反の田んぼは2.3反の田んぼから2.7反の田んぼへ全ての水が流れる。 2.3反の田んぼはレンゲを植えた。 2.7反の田んぼは冬期湛水のみである。 今年は収量が多いと思われる。 その要因をずっと考えていたが、私は水の中の窒素、リンやカリウム、他のミネラルが流入したものではないかと考えていた。 が、その作用は入る量と出る量があまり変わらないとの研究報告があった。 窒素固定菌について調べると、窒素固定菌の活性化があると空気中からの窒素を得ることができるとある。 無施肥でも多収が可能なのはこの力が大きいらしい。 おそらくどちらも複合的に作用してるのだろうが、今年は上の田んぼにレンゲを撒いている。 窒素固定菌の1つが根粒菌で、マメ科のレンゲにはそれがつく。 その菌がふたつの田んぼの窒素固定量を増やしたのかもしれない。 まあ。 いろいろ興味はつきない。

さて何からしようか

農にも関係する写真の話。 プランはもう決めている。 でもする前に書くと実現したことがないという妙なジンクスをつくってしまった。 正確にはやったが面白くないので発表していないのだが。 来週から曇りの天気が続く。 サイアノタイプやソルトプリントには最適の紫外線量だろう。

落水の準備

10月1日稲刈り予定なので2週間前に落水しないと田面が固まらない。 昨年は一気に落水したので稲たちが生理障害を起こし弱ったところにウンカが発生した。 幸い大事には至らなかったが、今回は面積が6倍になるので慎重に。 考え方としては、 中干しをしない私の稲の根は水根ばかりであるから、畑根を少しでも発生させ、乾燥に対応できるようにする。 予定、 今日より(稲刈り23日前)2日サイクル間断灌漑を行う。 しかし水生生物の用水路への移動を考え来週までは掛け流しはそのまま行う。 幸い田んぼの水口は高低差が低い側にあるので細長い川のように流れる。 そのエリア以外の乾燥にはさして影響ないとする。 本格的な落水は9月20日 その後は様子を見て通水。 最後の一週間は完全落水。

目的

日本が環境の大局を見据えた最先端を考え実行できる国であること。 それに尽きるかな。

曼珠沙華

ヤンバルに行くともう彼岸花が咲いていた。 そうかと思い田んぼの畦を草切りに行くと、早いものは顔を出している。 そんな季節か。 草切りしたあと彼岸花は顔を出す。 そう思い込んでいたが、村人達は雑草の中に花があるより草切りした綺麗な畦に生えたが美しいと思いやった事。 美しき光景。 子供の頃は曼珠沙華と言っていた記憶がある。 人が移植しないと田んぼの畦には彼岸花は咲かない。 明日は祖母の命日、カミさんが仏壇の花に欲しいというのでヤンバルまで向かう。

ハグロトンボの交尾

綺麗なハートマークを形作る。 一度見て欲しい。 雄が雌の頭部後ろを尻尾で固定し、雌が雄の腹部に尻尾を回しくっつけて交尾する。 その時ハートマークができるけど時間は短いようだ。

稲作が楽しい

やはり米を作るのが一番楽しい。 なぜかといえばやはり水辺の植物を植え、そこに水生生物の環境が見られるからだろう。 農作物という見方を米に関しては私は余りしない。 子供の頃からの遊び場であり、その頃から水生生物に興味をもって育った。 そのままでいられる。 これから先も変わらないだろう。 無農薬、無化学肥料、無動物性有機肥料、深水掛け流し、中干しなしのやり方で3年目を迎えた。 利点と欠点も理解できつつある。 しかし利点が圧倒的に多いので、いもち対策をなんとかできれば多収にはこの方法が有利である。 品種を変えずとも反あたりの収量は増える。 今後考えられる遺伝子操作の多収品種使用の抑制になりはしないか。

まあいいや

白穂が目立つ糯 来年用の在来種の種場。 在来種は弱い品種だと痛感する。 こういう時はいつもの考え方の転換だ。 まずはほっとく。 様子を見て原因を排除し、生き残りを採取する。 残ったやつが強かろうと判断。 品種改良の仕方をぼちぼち勉強している。 交配だから開花が同時期が望ましい。 今ある2種は同じ時期の開花であった。 でもなんだろうな。 この気だるい空気感。 まあいいや。

比律賓

フィリピン なにげに親近感を感じる。 近くの畑で仕事しているとフィリピン女性が働いている。 お辞儀をするので私もする。 バイト先でも毎日挨拶を交わす。 昼間の仕事は仕送りで、夜の仕事で生活してるという。 まったく勤勉だ。 そう思うと彼女たちに敬服の思いが湧いてくる。 物理的に裕福なのは将来を描く今の私ではなく今のフィリピンの女性達であろう。

ササニシキ

狙ってる品種。 あっさりしてるというが食べたことないし。 今はもっちり感のコシヒカリ系ばかりだから気になる。 ただな。 ここは温帯というか亜熱帯。 無理だな。

オリジナルの交配

そうなるんだよな。 いずれ。 私はオリジナルしかしない性格。 なので来年は在来種ともうひとつ発見した在来種とヒタチハタモチを交配させオリジナルの品種を作る。

縄文時代の稲刈り

よくあるイラストでは稲穂を切っている。 昔から疑問のあるイラストだった。 それで餅米が収穫なのでやって見る。 そうなんだよな。 切るよりこさぐが効率がいい。 収穫と脱穀が同時にできる。 こさぐ 方言 削り取るの意。 この場合は手で削り取る。

文字

写真家が文字を書くことなどわけない。 2000万画素クラスなら64GBを1日で撮る。 およそ9千カット。 私は連写はしないから、いいなと思った数だけシャッターを切る。 文章は難しいが。 文字ならいくらでも羅列出来る。 もう少し飲もうか。

良き風

稲穂が揺れる 止む 下葉がささめく 止葉が騒めく

移動体通信

第一次産業に属していると、そういうものは余り要ら無い。 最近は温度管理や畑の情報を携帯に送るシステムもあるが、私は興味がない。 それより、やめて半年になるが、非常に楽であることに今更気づく。 写真は理詰めで分解して再構築していくと、最後に必要なことは直感や閃きである。とたどり着く。 ナビや携帯を切って、匂いや気配など動物的な直感のみで車を走らせると、こんな風景があったのかと驚くような光景に遭遇することが多々ある。 感動している精神状態なのでいい作品が生まれる。 私がよくやる方法だ。

大阪直撃か

チェービー(燕) 友達が心配だな。

日照子

ヒデリコ カヤツリグサ科の一年草 美しくて見入ってしまうといった草の名前 皆の意見はそうでもないが、いいのいいの私は美を見出した。 女性名で可愛い名だ。 来年は恐らく沢山の子宝に恵まれ、彼女に悩まされることだろう。

蒼鷺の飛行速度

アオサギは静止してると見た目、鶴かと思うほど美しい姿をしているが、苗は踏みつけるし、田鯉は全て食べ、成長した稲も踏み倒す。 だから私はこの鳥をイジメている。 やり方はノーコメント 他の田んぼや川にいても私の姿を見ると逃げていく。 たまたまバイクで川沿いの道を走ると同時期にサギが飛び立った。 結構早い。 何キロ出すのか追いかけた。 時速50キロで追いつき、奴はUターンした。 なかなかの速さだ。 田んぼで追っかけても勝つはずない。

もうやめる

万次郎かぼちゃの話 3年間この野菜に付き合ってきたが、やはりF1品種なのがどうも付き合いきれない。 多くの肥料が必要であるのも気に入らない。 一株で何百もなる化け物みたいな品種だ。 美味しくないのも気に入らない。 その他いろいろ。 恋愛と同じで理屈ではないな。 来年はこの野菜から撤退。

銀蜻蜓

ギンヤンマ 田んぼの横の川をすーっと通りすぎた。 尻尾が光る薄いコバルトブルーで大きな目も胴体もエメラルドグリーンのトンボ。 いつか見た記憶はあるが、こんなに近くで見たのは初めてだった。 生体数が減ってるのかと調べるが、Least Concernとあり低危険種にカテゴライズされていた。 いるところにはいるのだろう。 しかしこの辺りではあまり見かけない。 田んぼの植生も変わってきた。 ホタルイなどが畔に見られる。 あとどう調べてもわからない綺麗な草もある。 除草剤を入れていた頃には見られなかった種だ。 半分生かすのは危険だなと思いつつも意外な美しさに見入ってしまう。

マサラチャイ

卯の刻 今朝は昨日の雨でよく冷える。 温かいものを飲みたい。 いつものマサラチャイをつくる。 私の定番はシナモン クローブ スターアニスン ローリエ  特にスターアニスンの香りがすきだ。 今日は牛乳は薄めに砂糖は少し多めに、茶葉はもらったHEDIARD

みぞれ鍋

すこし早いかな。 でも今日は涼しいから鍋にする。 カミさんは今日は残業で遅いから私が作る。 鮭があったから何しようかと次男に聞くが、何を思ったかおばあちゃん達の好きなものでいいという。 ははん、 じゃ、と思い今日の献立にした。 豆腐がないので母に豆腐を買ってきてと頼む。 ネギ、しめじ、もやし、まあなんでもあるな。 でも大根がないな、 まあいいか。 キャベツをみじん切りにしてしまう。

ちいさなむら

私はここを愛している。 人は相変わらずめんどくさいが。 でも小さいかな? 別にと私は思う。 人が決めた境界線をくぐると同じ風景があって町があって、海があって、大陸になり、砂漠を超えると欧州があってまた海があってアメリカや太平洋を超えると私の今いる地点へ来る。

とある師匠

20メートルの杉の巨木を除草剤だけで枯木にした人がいる。 その枯木は今でも立っている。 それだけを聞けば、なんとも、と言いかねるが。 私のよく知る人だ。 彼は何を考え、それに挑んだのだろうか。 彼の田んぼは稲刈りが済むと藁を売りに出す。 その代わりに堆肥をいれる。 どうかな。と私は数年思っていたが、水田のメタン排出量削減にはそのやり方が奨励されていることを最近になって知る。 トラクターに乗ってる時もワンカップ片手の彼はそんなことを知るはずもない。 私と変わらないくらい変わりものという評判だ。 しかし話してみると彼には理論というより洞察力と信念がある。 世論をものともしない米への忠実な姿勢に私は共感している。 御歳80歳現役 おそらく大局が見えているのだろう。

作祭り

この辺りでは9月1日に米の作祭りをする。 といってもやってる方は80歳近くの高齢の方だけだ。 やり方は簡素なもので、長い女竹を田の水口につきさし、短い女竹の口を斜めにカットしつきさし、お神酒を注ぎ祈るというもの。 私もひとつ真似てみよう。