第7章 丸い寒天に黒胡麻 四〇五話
こたつから出たくない。
水飲みたくても負けてまう。
田んぼに行ってかえるの卵を観察しようか。
それなら出れる。
「なんやろ」
へー
「それはきっと、おすきなんや」
立ちあがって防寒着のだうんを羽織る不二子
へー
「いきましょか」
あー。なんともええおなごや。。
「ちょとまって、風呂入ろ、このアディダスジャージ脱いで捨てたる」
へー
「そうどすなぁ。捨てときます。
そやけどかえって湯冷めしますえ、
帰ってから一緒に入りましょ。本当の温泉に」
はー
「そらええ(笑) 会社のただ湯に行きたいわ」
へー
「そうしましょ、混浴ないでぇ?ええか」
「そやった(笑)
不二子と話すのが一番ええで(笑)ありがたい」
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