達観やらあり得ん 229話
ぼく様に達観なんてあり得ません。できないんや。欲が多すぎるから。まだ若造の61歳。これからぼく様の理論を実証していくのに、欲がなかったら足かせになるだけです。
弱ると分かりますよ。病気したらもっと分かります。欲がいかに生きる上で大事か。ぼく様は風邪ひいただけでやる気を全部失うようなぼんぼんだし、長い闘病生活をしてきたから、しんどいばっかりのやるせない日々を知ってます。
今、元気でいることや、美しいもの見て美しいと感じられる心は、自分の在り方で決まる。
ぼく様は悩みません。悩みの原因を探し出して解決します。でも人間だから達観なんてあり得ません。なくてもいいんです。それも思い込みに過ぎません。
だけどね。自分が生かされてるんじゃないか?なんでそう思うか。それは君にまだ意味があるからです。だから生かされてる。それを知ること。何をするかを知ること。そしてそのために動くこと。働くこと。そうじゃなかったら地球も動かないし、社会も動かない。
しんどかったからこそ、今後もしんどいかもしれません。でもぼくは諦めないでしょう。ただ体が弱ったらすぐへなちょこになるから、せめて無理をしないようにしようか。
ぼく様が生かされてる理由か。やっぱり子どもの頃から変わらない自然愛、そして環境への強い想いなのかもしれません。あとはもう知りません。そうじゃなかったら身が持ちません。
まあな。頑張ってはるのはよく分かるで。でも人徳が足りないんちゃうか?よしろうはん。もったいない。なんとかしないといけませんな。いっちょひと肌脱ぎますわ。不二子の美貌でええんやこら。もひとつおまけに…何やろか。おっぱいか?
あかん。そこやそこや。人徳台無しにしてるんわ。こら阿呆、待てー。
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