Necessary weeds

必要な雑草

畑において田んぼの水と同じ重要度は雑草であると着目。
雑草を有効に活用する方法が水を圃場に入れたという画期的な農業革命であった田んぼの水田化や冬期湛水などと同じ役割をするだろう。
水田の生物多様化環境は水で在り、畑は雑草がその環境を作る。 
雑草には多くの生物が住む。
外敵である害虫ばかりでは無く、天敵の生物も住む。
その事は作物を害虫被害から守る働きもあるようだ。
圃場の水分維持のマルチング効果もある。
有害な硝酸体窒素の吸収で養分の流出が減る。
漉き込めば肥料にもなる。
連作障害の軽減に繋がらないか。
雑草が生えると土の構造が団粒構造になる。
当然酸素が行き来しやすくなるので地下の微生物や小動物が住みやすい環境になる。 
雑草は植物なので二酸化炭素を吸収し、酸素を放出する。
除草剤を使って裸の地表を露わにするより地球環境の酸素量維持や温暖化低減に貢献できるはずだ。
農地面積が国土面積の50パーセント超える国が海外では多い。
 
などなど。
 
このような着目点で研究を始めたい。


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