深夜の時間

小学6年から続く深夜の2時や3時に起きる習慣。
誰にも邪魔されない大切な時間だな。 
彼是45年か。
 
母が急遽手術で入院となったので父ではもう何がどこにあるか分からないらしく、父の寝室で探し物をする。
なんだか雑記帳が出てきた。
平成27年の記述、2015年の母の入院時の様子を詳しく書いてあった。
内容はしっかりとしていて、施術方法や作用、副作用まで、投薬すべてに詳しく理路整然とペン書きで記してある。 
まあ父は相当頭は切れていたのでこれくらいは出来るよなと思いつつ、今の老いた姿を見ると感傷的になってしまう。
結局探し物は父の部屋にはないようだ。
 
深夜の時間に調べものをして理論を裏付けしたり、一日の出来事を頭の中で整理する。
これを怠ると体系化できない。
行動も思考も思想も滅茶苦茶になるだろう。
 
冬になり農業も終わりを迎える。
以前ならプリントの季節だが、もう好みの印画紙が生産中止で手に入らない。
LITH PRINTは私のライフワークであったがそろそろ終わるのだろうか。
これまでの作品がより輝いて見える。 

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