やつだ農園(株)の進展

無農薬米栽培を基本とする法人化したやつだ農園は今後圃場拡大に向けて進む。
2021年の圃場面積は1.2町からのスタートであったが今年4反プラスされ、新しく3町の耕作放棄地を検討中。目標は150町なのでまだまだこれからだ。耕作放棄地に対する再生のアプローチも更に研究し実証しなければならない。土地が痩せているので施肥が必要だが安全で効果的な施肥方法、ヒエなど雑草が信じられない程多いのでその対策、水利関係が壊れているので補修や中山間地特有の獣害対策、特に現在広めている地区は水が少ないのでその問題を解決する必要がある。現場で栽培して分かる事は、作っていない圃場はなんらかの問題があるので作っていない事が多い。柔軟な考え方やアプローチなど相当なスキルを要求される。本来なら農事組合法人を別に作って現在作られている田んぼで契約栽培するほうが遥かに効率的だろう。その様な展開も視野に入れているが、最低限の農園専用の圃場も必要。今はその段階だ。難しい事ばかりだがそれをクリアして行く事でスキルを学びノウハウが蓄積されスタッフも育つ。2022年は農園にとって大切な年になるだろう。私も気を引き締めて行く思いだ。

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