第5章 ぎょる話 354話

2:14 

世の中、雑念だらけ。
地球は、ひと様の雑念動物園やで。
どうして、こうもあるのか。

もっと上の世界も、
ちょい上も、
天上も天井も天下も、あるというのに。

ミサイルの精度を上げて、
よろこんどる。

ねぇ?
それ、なんの道具でしゅか?

 

久しく、不二子はんとよしろうはんの話でも聞くか。

「明日はお仕事どすか?」

「そうなんよ。人手が足りんらしくてな、すまんのう。
 京都行きはキャンセルや」

「へー。キャンセル手続き、先ほどしましたえ。
 手数料も、ええ言わはった」

「そうか。ありがとうな。
 でも一月中には行くで。
 冬の京都の寒さは、感じてみたい」

「これから京都行きは多なるで。
 不二子も、お供してな」

「へー。喜んで(笑)」

「京都のお菓子は、おいしいどす」

「ははーん。それが目当てやな(笑)」

「へー。そうどす。ばれたか(笑)」

作者の僕。
――おいおい、相変わらず仲ええのぅ。
ちぇっ。ほんまに。
書いてて、阿保らしゅうなるわ。

「不二子はん?
 なんか空耳か?
 聞こえへんかった?」

「へー。
 聞いたような声どした」

2:19

――――――――――
※「ぎょる」
長野の方言で「さばく・(生物を)解体する」の意。
熊本でも用例があり、以前は魚屋で
「さかなを、ぎょっといて」
などと使われていた。

 

 

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