10年前

そのころ試験的にハーブと人参を作っていた。
無施肥の人参が美味しくローズマリーで包んでレンストランに持って行った。
そう数は多くはなかったがその頃このような生活もいいなと漠然と思っていた。
生産したものがレストランでメニューになり調理されたものをお客さんが食べ美味しいという。
その夢は現在3件のレストランで実現出来ている。
たまにレストランへ食事をしに行くと、お客さんの会話からこの野菜美味しいとか聞くと本当に嬉しく思う。
料理も美しく綺麗であることも。
採算ベースに合うかというと実はそうでもないが、そう言う事は自分の中で無視している。
なんだろう。
嬉しいと言う気持ちが私のやりがいになるからだろう。
料理とおいしそうな顔や声を聞くと、ただ一人で圃場で仕事をしていても全く疲れなど感じない。
有難い事だ。



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