50歳の時

わたしは50歳で農業に取り組んだ。
当時、周りは農家になったと勝手に思い込んでいたが、今では多くの人から環境に取り組んでいると知られている。
初年度から環境再生を具現化するぞと決め、始めた面積はわずか1反。10年後はその60倍になっている。掲げる目標は1000倍だ。しかしそれでも環境再生と言うには余りにも面積が小さい。
 
自分に出来る事はその程度だが、自分が納得して生きるには十分だろう、、か。
僅かな面積でどれだけの生物が生きれると思う?
1㎡の水溜まりでも多くの生き物が生態系を作れる。 
それって人の地球規模感覚と同じだよ! 生続けられるんだから。

60歳になった。
次の目標は環境写真を、わたしの美学、審美眼、構成、視点でまとめ世に提示することだ。
或る意味、広報活動をしなければ、そして賛同者や同じ取り組みをする生産者がいなければ、夢は100町で終わる。
皆が動けばもっと面積は広がる。
田んぼでひとり汗水たらしても誰も見ていない。
なんらサジェスションのない世界。
労働は褒めるがこれで満足しても自己満足と変わらないと常に自分へ問う。 

さて、掲げる夢の目標へは、一歩一歩と進むしかない。
留まらずに常に最短距離を探すしか今後は時間がなさそうだ。 
早朝のマミコーロードを軽トラぶん回して、コーナーを最速で行く方法を試しながら考えている。ウルトラマンしゅわっち!
 

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