第10章 たった一度の人生なのに、騙されてもそれを笑う不二子 515話

ステップを踏んでCLUBのホールで踊る不二子。なんて美しい。よしろうもボックスを踏む。不二子の踊りはスローだ。幾つものテンポを受け流しては躱す。どう形容しようか。優雅だ。よしろうはいつまでも不二子と踊っていた。

今日も終わり、明日が始まる午後11時59分58秒、不二子はカウンターにてテキーラを飲んだ。

よしろうが12時01分00秒、カウンターの不二子と呑む。

笑顔の絶えない良き日。

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