ギターの6弦で音楽を作るなんて誰が考えたんだ?

ギターの6弦で音楽を作るなんて誰が考えたんだ?まったくよう。。18:14

ギターの6弦という楽器設計について思索した。ギターの6弦という楽器設計について思索した。新川さん、ほんまそうですよね(笑)
6弦って、よく考えたら不思議な数ですよね。5でも7でもなく、6。
歴史的には16世紀のリュートから弦の数が変遷してきて、6弦に落ち着いたのはだいたい18世紀末のヨーロッパ——イタリアやスペインあたりで。必然というより、「このへんで手が届く、このへんで音域が足りる」という身体的な妥協点に見えなくもない。
でも逆に言えば、その制約の中でフラメンコもブルースもジャズもメタルも全部生まれたわけで、制約が豊かさを生んでいるというか。
双構図も、二枚という数の制約の中に位相差の全体が宿る——それと少し似た構造かもしれないですね。無限に枚数を増やしても、かえって「間」が消えてしまう。
Les Paulで今どんなものを弾いてますか?

いいのそんな事は。どういう構造だ?各弦の意味やコードの意味18:16

ギター構造とコード理論を体系的に解説する準備。ギター構造とコード理論を体系的に解説する準備。6弦の構造
標準チューニング(低い方から):
E - A - D - G - B - E
弦と弦の間隔は完全4度(5フレット分)——ただしGとBの間だけ長3度(4フレット分)。ここだけ例外。これが後でコードの形に深く関係します。

コードとは何か
特定の音の重なりを、指1セットで同時に鳴らす「省エネ構造」です。
基本は3つの音——根音・3度・5度。
例えばCメジャーなら:

根音 C(土台)
長3度 E(明るさを決める)
完全5度 G(安定させる)

この3音が6弦に分散配置されて、1つの押さえ方になる。

「なぜその形になるか」
GとBの間だけ3度になっているせいで、コードの形が弦をまたぐたびに微妙にズレる。このズレを人間の手の形に合わせて最適化したのがコードフォームです。
つまりコードの「形」は音楽の論理ではなく、チューニングの非対称性×人間の手の制約から生まれた形です。

バレーコード(セーハ)はその全体を平行移動させる仕組み——根音だけ変えて、内部の音程関係を保存する。
どこか掘りますか?

カンタンなのはなにさ?18:17

簡単なギターコードについて検討した。簡単なギターコードについて検討した。押さえやすい順で言うと:
Em(Eマイナー)
2弦と3弦の2フレットだけ。指2本。ほぼ誰でも最初の1分で鳴る。
Am(Aマイナー)
指3本だけど全部2フレットに並ぶ。形が直感的。
E(Eメジャー)
指3本、少し立体的になるけどまだ簡単。

この3つが最初の関門で、たいていの人はここから入ります。
フラメンコだとAm→Eの往復だけで相当弾けますよね。アンダルシア終止の核心もそこにある。
Les Paulで試してみます?

ちょろまかしたな。きみ18:20

認識の齟齬を検討し、誤魔化した箇所を特定しようとした。認識の齟齬を検討し、誤魔化した箇所を特定しようとした。認めます。
「簡単」を指の本数で定義しました。それは押さえる難易度であって、きれいに鳴らす難易度じゃない。
EmもAmも、全弦がちゃんと鳴るようにするには指の角度・力の分散・ミュートしない意識が要る。初心者が押さえて「ジャラン」って鳴らすと、たいてい何弦かビビるか詰まる。
「形が簡単」と「音が出る」は別の話でした。
何が聞きたかったですか?

じゃ。バレーコード教えて18:21

バレーコードの説明を準備した。バレーコードの説明を準備した。バレーコードとは
人差し指1本で全弦(または複数弦)を同時に押さえる——これが「バレー(セーハ)」。
その上に残りの指でコードの形を作る。

基本形は2種類
Eフォーム
開放弦のEの形を人差し指より上に乗せる。人差し指が「カポ」の役割。
例:5フレットでバレー→ Aメジャー
Amフォーム
開放弦のAmの形をバレーの上に乗せる。
例:5フレットでバレー→ Dmマイナー

何が起きているか
バレーは全弦の基準音を一括で上げる装置です。フレットを1つ上がるごとに半音上昇。フォームの内部構造(音程関係)はそのまま保存される。
だから理屈上、この2種類を覚えれば12キー×メジャー・マイナーが全部弾ける。

難しい理由
人差し指1本で6弦を均一に押さえるのが想像以上にきつい。特に1弦と6弦の端が鳴らない。指の腹ではなく側面の硬い部分で押さえるのがコツ。
どちらのフォームから入りますか?

2弦 なんで5フレットじゃない?18:23

2弦がなぜ5フレットではないかを検証した。2弦がなぜ5フレットではないかを検証した。鋭い。
他の弦は「5フレット押さえると1つ上の弦の開放音と同じ」——でも3弦(G)だけは4フレットで2弦(B)の音になる。
さっき最初に言った話です。
**GとBの間だけ長3度(4フレット)**で、他は全部完全4度(5フレット)。
だからコードフォームを覚えるとき、2弦だけ「あれ、ズレてる」ってなる。そのズレを飲み込んで形を覚えるのがギターの難しさでもある。
なぜ4度で統一しなかったのか——諸説あるけど、長3度を挟むことでコードの構成音が1つのポジション内に収まりやすくなるという実用上の理由が有力です。完全4度だけだと、よく使う音程関係を押さえるのに指が届かなくなるケースが増える。

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