なぜ普及しないかわからない。

少数派であろうが自家採種を基本とした無農薬 無化学肥料の生産方式が環境を救い、人を救うのは間違いない。
今でこそ回りくどい言い方だが農薬が普及する1940年代以前の普通の農業だ。
食物が安全で安心であるのは当たり前であった。

戦争と敗戦でそれどころではなかったろうが。

この空白から私はそのまま進化したいと考えている。
現代はそれから80年近く過ぎてしまった。
気温が変わり、品種も違い、生態も変わりスクミリンゴガイが居ついている。

私から見たらすべて好条件だ。
二期作を考えているので気温の上昇は利用できる。
品種は美味しさに関しては昔の品種より遥かにうまいとお年寄りたちから聞いている。
スクミリンゴガイがいると除草剤はいらない。
そう、わりと簡単に無農薬栽培が出来てしまう。

肥料はマメ科植物のレンゲ草
もう一つは実験中の冬期湛水
この二つを柱に考えていく。
昨年はレンゲ草 米ぬか などの植物性肥料のみで反9俵の収量だった。
同じ条件の近くの田んぼは慣行農法で反6俵と聞く。

経費の面でも圧倒的に有利でお金は燃料代くらいしかかからない。
多くの慣行農法の方も殆ど除草剤以外の農薬を使うことはないように見える。
すぐにでも無農薬に移行出来そうだなといつも思って見ている。

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