代掻き終わる

私有地の田んぼは畔塗と代掻きを終えた。
田植え用の代掻きでもあるが通年水を溜めて置くことで多様性や無施肥栽培を可能にする。
田んぼはただ水を溜めておけばいい。
なんとも簡単な方法だ。
今年は春に水を抜いてひと月乾燥させ代掻きに至ったが、今年からは収穫が終わり次第田起こしし、水を溜め代掻きを年内に来春を迎える方が両生類の多様性や環境に負荷がかからない様だ。
飛来してくる鳥類による捕食でオタマジャクシが全滅する事はどう受け止めていいか思案中だが、基本的には自然の事で致し方ない。
トラップや保護策を考えるより冬季湛水の田んぼを増やして面積を広める方法が最適だろう。
住民はなぜ水を溜めているのか理解していない様だが、肥料を買う必要がないと伝えれば広まるかもしれない。
そろそろ益を伝えて理を得る時期に来たようだ。
理を伝えても人は動かない。

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