無農薬無施肥

現代の通念で言うなら、無農薬無施肥を実現しているのは米と麦。
無農薬はそのまま農薬を使わない。
無施肥の言い方は個人的にそれは的確な表現ではないと考える。
施肥をせずとも地力のある環境設定をしなけれ育つはずがないと考えるべきだ。
米は冬期湛水の水と環境。
麦は前作や雑草などの堆積が重要。 
それらは人為的な施肥として捉えた方が無理がない。

野菜などに関しては土壌の電気電動率の関係で米の2倍の肥料分が必要。
施肥をしないなら古い品種や在来種などの自家採種した種を使わない限り現代の交配種では不可能だろう。 
無施肥と言いつつ枯葉や緑肥、ぼかしなどの安全な施肥をしているのが現実。
無施肥とは誤解を招きやすいので使わない方がいい。
 
 

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