東の空にオリオン座 死後の世界
幼き頃は北斗七星ばかりを夜空に探していた。意外と見つからない。いつからだろうか、今はいつもオリオン座を見つける。今日も冬の夜空に輝くオリオン座が見えた。周りに四つの星と中心部に三ツ星がありいつでも見つけやすい。和名を鼓星(つづみぼし)という。和楽器の太鼓、鼓によく似ている。オリオン座の一等星である左上の明るい星をペテルギウスと言うが、暗くなってきていると言う。超新星の爆発が近いとも言われている。それは遥か先ではあるがその星は地球から見えなくなる。今だけ見えているんだな。人間の歴史などより遥か昔から輝き、遥か先では消えていく。そうなんだ。今しかないんだな。人一人の命など短いものだ。それは悲しむものではなく、静かに受け入れるものだろう。自論だが、生命や意識に質量かエネルギーがあるならそれは死んでも何かに変化するので消滅はしないはずだ。星は爆発してもまた星になる。