火を見る

薪ストーブの暖炉なら最高だが、石油ストーブの火でもいい。
火を見ると吸い込まれて行き、瞑想すらしてしまう。
冬は寒いが火が身近になり私には心地いい。
朝に仏壇へろうそくを灯し線香に火をつける。
ガスコンロの火で味噌汁をつくる。
タバコにライターの火でしばし一服。
石油ストーブに着火し暖をとる。
五右衛門風呂を沸かしていた45年前と比べ火は身近には見なくなる。
籾殻のくん炭の匂い、青草を燃す匂い。
大豆を煮るかまどの匂い。
全てが懐かしい。
火を積極的に利用した人間が今の世を造った。
しかし人は火を見る生活が無くなろうとしている。
火を再認識したいと考える。
なんでも規制を加える現代に私はアンチテーゼを唱え、次のアウフヘーベンを目指す。

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