表紙 Oskar Barnack
Oskar Barnack オスカー・バルナックが考え作ったカメラをバルナック型ライカという。
今見ると、なんとも奇妙で独特なデザインだ。 しかしこれが35㎜カメラの始まりであった。
1913年に始まり、このカメラは1951年から57年に作られたIfという機種で、ファインダーも距離計もない。当時は研究用であり、主に接写に使われた。しかしアクセサリーシューは2つ装備され、ファインダーと距離計を付けるように出来ている。つまり普通の撮影も出来る。
カメラ店の女性の店員さんが探してくれた。
最初はこれで何を撮ったらいいのかと思っていたが、今では相当愛用している。
このカメラで撮る撮影の時間がいい。ゆっくりと吟味してシャッターを切る。
36枚撮りのフィルムが一眼レフだとあっという間に無くなるが、バルナックライカでは一向に進まない。
これがいいんだな。
説明しようもないけど、撮影時の時間がゆっくりしているんだ。
私のカメラ
LEICA If
Nr.815246
1956年4月3日出荷
出荷年 Model ナンバー(発)ナンバー(終) 台数
4/3/56 If 815001 816000 1000