雷雨で雨宿り

甲佐の田植えは後半雷雨で予定の半分になった。
相方と2人で雨宿りに甲佐圃場近くの親戚k氏宅でお話をしていた。よもや話から農薬や肥料代がとても高いという話になり、私たちの無農薬はどうしてるのかと尋ねられたのでお話しした。
結局無農薬はお金もかからないし、手間もそう変わらずしかも高く売れるという事に気づかれた。とても肯定的な感じで受け止められたので良かった。彼らが実行されなくても理解してくれる事も大切な事だ。自然農に没頭するあまり他人と距離を置くような事や互いに確執さえ生まれかねないことを私は取材で多々見てきた。それはお互いに悲しい事だ。多少の方法論は違うが同じ事をやっているだけなのだ。農薬を使うからと言って安全ではない米を作ろうとしている農家はいない。美味しい米を作っていると皆自負している。そうでなければ相場の安い米を作るはずがない。年老いても米を作る高齢の方をみると例え除草剤を撒いていても私は感謝する。多くの人の為に主食の食料を生産してくれているのだ。若い人がそういう事をしている姿を見ると無知だなと思うが。
雷雨の雨宿りも楽しい1日となった。

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