最後の田んぼ

残る一枚の田んぼを仕上げる。
今年管理する田んぼは丁度3haとなる。6年前の30倍となった。これ以上の面積になると現在の機械では小さすぎるなと実感する。今後を見据えると近い将来数十haとなるのでトラクターは100馬力クラスで田植え機も8条植え以上があったがいい。大型農業の設備が必要だ。特に無農薬の大型圃場はトラクターの能力が人々の理解と同じように大きく左右する。

さて最後の田んぼは新規開拓で何十年も田んぼではなかった耕作放棄地の田だ。
農園管理ではなく今年は私たちが管理しようと考えている。耕作放棄地の田んぼは収穫量が見込めないことが多いからだが、しかし今年のテーマは収穫量にしているのでそれに対応したい。この田んぼでどこまで量を増やせるかの実験田になる。施肥をすればいいのだろうが、そう簡単でもなさそうだ。イレギュラーで作ることになったので有機物の施肥をする時間がない。土中の有機物分解には最低でも2週間は必要だ。なのでまずは無施肥で苗を植え、根が活着してからの土壌面上の施肥となる。有機物施肥は米ぬかとペレットの菜種油粕を使うだろう。稲の栄養成長に有機物の分解が間に合えばいいが、。
しかし長い時間がかかるな。田植えまでの準備期間に2か月余りかかるとは。
 

 

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