レモングラスの越冬と盆栽など

冬に備えていろいろと準備の仕事。

レモングラスはすべて刈り込んで土とモミやワラなどで覆い越冬に備える。
フェンネルなどは寒くても育つのでそのまま。
里芋は良い種を数個必要な分だけ揃え、畑の土手に横穴を掘りワラで覆い、土で蓋をする。
梅の木の剪定は今頃から。
3年目の木は主軸の枝を切って横に生える枝を3本ほど残し、脚立にのぼって千切らなくても良いように低く育てる。


余談と実験
松の苗を育てていたが、赤松と黒松を父の盆栽用にあげた。
本来なら4月ごろだが、暖かいので気温的には問題ないだろう。
父はさっそく地植えをして来春に備えていたが、私も赤松をもう一本引き抜き、早速盆栽にした。
私は長年、父のサツキの盆栽を見てきたので心得はある。
梅の盆栽はこれまで何度も作り、長期の入院中時に盆栽名人の医者にも手解きを受けた。
ただどうも自然の風景を真似るような世界観が気に入らない。
私の考えで一品作りたくなった。

環境を作ったら何も触らないという思想が写真から生まれ農業にも応用している。
それを試したい。

設定は
環境とは鉢である。
次に土。
鉢の環境は浅根で生かす事なので、主根を断つ。
以上だけの条件を設定して、水や肥料以外、人間の意志の介入を絶つ。
剪定や誘因で針金などで形を作るのではなく、赤松自身がその環境の中でどう育つのかを見てみたい。
先の長い楽しみが出来た。


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