アカハライモリ

来年からまた新しく借りる田んぼ1反の準備を始める。
まずは草刈りから。
目的は圃場の形や植生、水口の確認や井出の確認などを草刈りしながら知ること。

嬉しい出会いがあった。
今年まで12年間使われた方の水桶に大きなお腹のアカハライモリのメス1匹と、雄3匹が住んでいた。
このままでは生き残れないのでそのまま冬季湛水田に移動させ放つ。
子孫が出来、ここがまた田んぼになったら返してあげよう。

ここを使われた方と、環境再生や子供達の環境教育などについて語りあったり、私がヘマして車を脱輪させJAFを呼んだりと色々あったが、二人とも私が何故こういう事をしているのかを話すと気心が知れ笑顔で理解してくれた。
それでも一番嬉しかったのはアカハライモリとの出会いだろうか。
水生生物にとても興味のある自分には嬉しい事であった。

10代の頃の記憶にある多くの生物と人間が共存出来ていた田んぼの再現は少しずつだが、確実に広まっている。

生物多様性の環境、そして教育。
私にはそこまでの能力はないが、お手伝いできれば幸いだと思えるようになってきた。


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