91歳の知恵を聞く

近くに住むお婆ちゃんと圃場で何気に話していた。
味噌の作り方や漬物など。
生きていれば101歳の静江婆ちゃんの味が美味しかった。など。
面白い keyword を聞き出す。
くず米の使い方だった。
利用法はくず米を自宅で精米して、麹と混ぜ米袋に入れて湯たんぽで温めたら、米麹ができ、それを味噌や甘酒、醤油に使ったという。
なるほど。
捨てていた青米やくず米の利用価値がこんなところにあった。
捨てるものはない。
その知恵に頷く。

大正や昭和初期の年代から聞く話は、当時あたりまえでも今では宝のように為になる。
地名や作物の品種、作り方もまた然り。
今年は表が緑で裏が紫の紫蘇、南原からもらった赤芋、筍芋を頂く。
大事に育て継承したい。

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