農業の見直し

米麦南瓜の品目にて農業を展開してきたが、収益性の低いものや環境負荷のある品目を削除していく必要がある。
米は収益もあり作業性もいい。
環境重視で行ってきたが結果もよく、結論を言うなら米だけでいい。

問題は畑だ。
かぼちゃは無施肥無農薬では未だいい結果を出していない。
収益も経費と手間がかかりすぎる割には少ない。
神田小菊南瓜と万次郎カボチャは無農薬を達成できるが、動物性堆肥を必要とするので、除草剤を使わない私の圃場では外来種雑草が圃場を占拠するほど勢いになる。
この品目は変更する必要がある。
今年は小面積にて再度実験レベルとする。
 
麦は天候の問題と出荷先の確保が出来ていない。
秋まきの麦は梅雨時期に収穫だが、これは無農薬条件でこの土地ではカビが必ず生えると言っていい。
この問題を解決するために夏まき冬収穫の実験をしている。
現在順調で、1月終わりか2月頭には収穫できる様だ。
天候も安定していて乾燥しているのでこの方法を主流に変更するだろう。
出荷先の確保も大事だが、何の品種を栽培するかで大きく変わる。
多くの実験をしてきたが、ファッロと多品種混合小麦を一時中断して、パスタ用に古代小麦のコラサン小麦とパン用に南部小麦、その他もち麦を栽培する。
本格的にはコラサン小麦の栽培面積を増やして、乾麺パスタ生産に持ち込みたい。
原材料として売る麦は生産者から見ると米よりも安く魅力は薄い。
 
 

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