小麦を調べていくと

古代系ではスペルト小麦やカムット小麦 混合種子ではファッロなど
品種改良の現代のルーツというと1935年の日本の農林10号からの派生種が世界的に広まっているようだ。
なので古代種以外、背の低い小麦は農林10号以降のようなので世界から取り寄せても果たしてそう変わるのか疑問を感じてきた。

ヨーロッパの一般的なグラーノを取り寄せた。
パン用だ。
日本では南部小麦を取り寄せる。
在来種的な扱いだが昭和の品種で農林10号よりも後だ。
形がスペルトのようにノゲが少ないのが気に入った。
他にスペルト小麦単一品種畑をつくりたいのでその種子とカムット麦種子を取り寄せる。
 
さて
麦の試験的作付けが複数になる。
 
1、大麦もちのダイシモチ+菊池の品種不明もち麦の混植 
2、ファッロ 
3、ニシノカオリ小麦 +euグラーノ+南部小麦の混植
4、スペルト小麦
5、カムット小麦
 
将来小さなパスタメーカーを作ろうと考えている。
ファッロだけで十分だがデュラム小麦の元祖であるカムット小麦にも注目したい。
 
基本的に作物の作付けはカボチャ以外自分が食べたいから作るというのが基本。
そろそろ声を大にして言うべきか迷っているが、現代の農家が言う口癖、自分で作った出荷用作物は農薬を大量に使ってるから自分用には食べれない。という事に本当にそれでいいのか?
と言いたくなっている。
市場を支える賢明な消費者はもうそのようなものは求めていない。
しかしかといって無農薬だから高いという図式の作物の矛盾も抱いている。 
世界トップと言っていい程、農薬を使う国 日本。
それを皆が知らないという事実。
私は今後も無農薬で生産し適正価格で販売していく事を日々研究するまでだ。
そうだな。
言う必要はないか。
それぞれ個人の価値観、思想、生産方式に立ち入るより、消費者が選ぶのでそれでいいだろう。



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