意外と知らない草刈りの仕方

よく根っこまで切る草刈りを見ます。
土まで切っているのさえあります。
それを奇麗とみる風潮さえあります。
すべて間違いです。

草刈りは低い背丈のグランドカバーの草を残して切ります。
イネ科の雑草は大きく育ちますが、生長点は下のほうにあります。
平たい葉の生長点は上のほうです。
切るイメージとしてはイネ科雑草の生長点を切るとその下に生えてるグランドカバーの草は切らずに済み、その後回復するイネ科雑草の前にグランドカバーの草の繁殖が進みます。
これを繰り返すとそのうちグランドカバーの草が優勢となりイネ科雑草や背丈の高い草が少なくなります。
無視して裸の大地のように草刈り機で削るように切ったら、イネ科雑草のような固い草ばかりが生えてきます。
イネ科の草は雨が降るとすぐに伸びますので何度も草刈りが必要になります。

グランドカバーの草が常にあることで、地温を下げ、土壌流出がなくなり、土壌phも安定します。
またグランドカバーの草は美しい花を咲かせます。
この草は大きくなることはないので最終的には草刈りも回数が減り楽になります。

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